http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/121.html
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最初に私のコメントを記載します。
[コメント]
>民主党内で「反消費増税」の旗を掲げ、大型連休後、野田内閣打倒に舵を切った小沢氏の見立てが間違っていたということである。
>すなわち、自らの再選がかかる谷垣自民党がこれほど譲歩するはずがない、公明党は市川氏がいる限り、協調路線に転じることはない、と。見誤ったのだ。
その通り。
小沢の見通しが甘かった、先見性がなかったということでしょう。
今や小沢には、政治的センスがないのです。
>新進党を解体して“小沢私党”といわれた自由党を結成したときでさえ、衆参院議員は総勢54人を擁した。
だが今回、小沢氏と行動をともにする衆院議員の過半は比例代表選出である。
これもその通り。
民主党の名前だけで比例で勝った議員が過半。
それも小沢新党に参加するのは報道によれば45名ほどであり、自由党結党時よりも圧倒的に少ない。
比例で勝った議員が大半で、労働組合などの基礎票もない小沢新党。
党の主:小沢は、刑事裁判の被告人。
しかも小沢は、夫人の手紙で放射能にビビって国民を見捨てて逃げ出したと批判されている。
こんな有様では、次の選挙では小沢新党が玉砕するのは目に見えています。
この記事にもあるとおり、小沢の計算違いから小沢の無間地獄が始まったのです。
[記事本文]
「勝負あった」とは、まさにこのことである。「このこと」とは、6月15日の民主、自民、公明3党が消費増税関連法案を修正し、今国会で成立させることで合意したことだ。
修正協議が難航している最中の前日夜、野田佳彦首相が自民党の谷垣禎一総裁と1時間に及ぶ電話会談で基本合意に達したことが潮目を変えたとの見方で永田町関係者は一致している。
それは事実である。それと同時に、それまで同法案を否決して衆院解散に追い込むとしていた公明党が一転して、協調路線に方針転換したことが3党合意を決定付けた。
同党の常任幹部会は、山口那津男代表、井上義久幹事長、石井啓一政調会長、漆原良夫国対委員長、斉藤鉄夫幹事長代行など執行部の他、太田昭宏全国代表者会議議長(元代表)、市川雄一顧問(元書記長)ら有力OBもメンバーである。
市川雄一、懐かしい名前だ。1993年非自民連立政権の細川護煕内閣下、陰のプロデューサーであった小沢一郎新生党代表幹事(民主党元代表)とともに「一・一コンビ」と称され権勢を誇ったのが、公明党書記長の市川氏である。
その市川氏はこの間の常任幹部会で、野田内閣は今国会中に総辞職に追い込まれ、早期の衆院解散・総選挙必至であり、修正協議に乗るべきではないとの持論を展開、執行部が目指した協調路線に強く反対し続けたのだ。
要は、かつての盟友である小沢氏を側面支援したということである。
困惑した山口執行部は、支持母体・創価学会の実質的なリーダー、谷川佳樹事務総長に相談、最終的に「3党合意」を選択した。それが、やはり14日だったというのだ。
換言すると、民主党内で「反消費増税」の旗を掲げ、大型連休後、野田内閣打倒に舵を切った小沢氏の見立てが間違っていたということである。
すなわち、自らの再選がかかる谷垣自民党がこれほど譲歩するはずがない、公明党は市川氏がいる限り、協調路線に転じることはない、と。見誤ったのだ。
造反する小沢氏に残された選択肢は、離党(除名)・新党結成である。新進党を解体して“小沢私党”といわれた自由党を結成したときでさえ、衆参院議員は総勢54人を擁した。
だが今回、小沢氏と行動をともにする衆院議員の過半は比例代表選出である。
「反消費増税」がブランド力を持つとは思えない。氏の先行きに光明は見えない。(ジャーナリスト・歳川隆雄)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120626/plt1206260731005-n1.htm
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