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小沢一郎氏には最善のタイミングで新党立ち上げて欲しい
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2012年06月26日 天木直人のブログ :メールマガジン2012年6月26日第491号
「明日は極めて重要な日になる」
これは昨日(25日)に小沢一郎氏が議員会館の自らの事務所で小沢支持
の議員たちを前に述べた言葉であるという。
いい言葉だ。
いうまでもなく野田首相が消費税増税法案採決を強行する日にどう対応
すべきか、それが今後の政局に与える影響の大きさを指して述べた言葉だ。
私はかなり前の段階から、小沢一郎氏が新党に踏み切る腹を固めている
ことを側近議員の一人から聞いて知っていた。
その時、同時に聞いたのは、そのタイミングはベストの時期を選ぶと
いう事であった。
私は新党結成の覚悟を知って歓迎した。
今後いかなる状況になろうとも野田首相が消費税増税をあきらめて退陣
しない限り、新党を結成して国民の前に野田暴政への対立軸を示してもら
いたいと思ったからだ。
その後小沢氏の決意が政局の駆け引きの中でぶれるのではないかと懸念
することもあったが、どうやら新党は固まったようだ。
私は新党に参加する議員が何人になろうとも新党を歓迎する。
その新党が国民的な支持を得て広がっていくためのあらゆる協力を惜し
まないつもりだ。
残された唯一、最大の問題はそのタイミングだ。
私は早いほうがいいと考えていた。
だから、反対票を投じる前の新党結成もありうる、という報道を聞いて
も、それもいいかと考えていた。
反対票を投じた直後に反対票を投じた議員を糾合して新党宣言をする
ことは当然だ、と考えていた。
しかしいま私はそのタイミングについて考え方を変えた。
メディアは一斉に「造反」と書いて小沢新党を悪者扱いにしている。
とんでもない偏向報道だ。
マニフェストを破り、民主党支持者のみならず国民の大半の意思を
無視して消費税増税を強行する野田首相こそ裏切りなのだ。
民主党を名乗る資格はない。
野田執行部こそ民主党を出て自民党に合流すべきなのだ。
正義は小沢一郎側にある。
だとすれば小沢氏のとるべき行動は、処分を受けて追い出されるまでは、
我らこそ真性の民主党だといって党に残ればいいのだ。
党に残って野田首相の誤りを言い続け、翻意を促すのである。
それでも野田氏が翻意をせず、除名処分を下して追放した時はじめて、
やむを得ないといって新党に踏み切るのだ。
客観情勢は野田首相にとってどんどんと悪くなっていくことは間違いない。
もはや原発再稼動や沖縄問題、経済問題など、あらゆる政策でその誤りが
表面化し、行き詰まっていくだろう。
政治生命をかけた消費税増税法案一つをとってみても、たとえ強行採決
しても、その後にどんどんと国民の反発は強まっていくだろう。
野田首相を支持して来たメディアや財界に対する国民の批判は強まって
いくだろう。
そんな野田民主党政権と談合した自民党、公明党への反発は強まるだろう。
世論に右顧左眄する民主党の中間派は次第に野田執行部から距離を置く
ようになるだろう。
解散・総選挙を引き伸ばせば延ばすほど国民生活は困窮し、野田民主党
の支持率は下がり、政権が持たなくなるだろう。
新党を急ぐ必要はない。
追い出されればその時は新党をつくらざるを得ないという意思表示を
明確にしながら、野田首相にその間違いを撤回することを求め続ける。
実はこれこそが小沢氏が一貫して行なってきたことだ。
私はその小沢氏の考えに辿りついた。
果たして、小沢氏はここ数日にどのような行動にでるのか。
それがどのようなものであっても、私の新党支持はもちろん変わること
はないのだけれど。
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