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民自公3党合意“消費増税法案”採決を前に 25日は機密費絨毯爆撃か
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2012年06月26日 世相を斬る あいば達也
*今日のコラムは予約投稿なので、緊急事態が起きた場合への対応出来ない事を冒頭に申し上げておく。
さて、消費増税法案の行方だが、未曾有なことでも起きない限り、衆議院は通過する。ここ数日の拙コラムでも語っているが、民主党内から、反対票がどの程度出るか、その内何人が小沢一郎と共同歩調をとり離党まで決意しているか、と云う問題に焦点は絞られている。衆議院採決後、当日にも判明する問題かと思ったが、どうも事は簡単ではないようだ。
厄介なことは、衆議院における採決は「起立採決」になることが通常であり、「記名採決」を行うには、出席議員の1/5からの申し立てが必要になる。出席者と云う以上、その場で申し入れを行うのだが、今回小沢一郎側の議員が、その申し入れをするかしないかも、見どころの一つだ。「起立採決」の場合、「起立多数!よって本法案は・・・」となり、今回は大半が起立する為、中腰のヤツでも、立ちかけているヤツでも区別がつかない可能性がある。中継はあるが、全体像を映し出すだろうから、判別は困難である。
このような採決方法を採っておけば、賛成、反対議員の特定も曖昧になものになり、「党議拘束」と云う言葉の意味合いもかなり違っている。つまり、党議拘束は掛けるけど、その処分は厳しいものではない事を示唆している。精々、民主党代表選終了までの3ヶ月程度の期間とする、と云う事だろう。反対議員の多くが、反野田だろうから野田の再選にも有利と云う事だ。最後は、25日絨毯爆撃さながらの官房機密費のバラマキが起きるのかもしれない。また、それを待っている議員もいるのだろう。
こう考えてゆくと、政権を握り、党執行部を握る党代表の権力と云うものは相当なものだと良く判る。チョットやソットの決意では代表に逆らう事の難しさが理解できる。逆に、そのような党内における重大はハンデを乗り越えてでも、逆らうという事は、並大抵の決心ではない事を窺わせる。このような点を筆者などは軽く考えていた部分があり、僅かに反省するのだが、小沢一郎に「離党届」を預けた議員たちの心情に、深く敬意をあらためて抱くものだ。故に、原口一博のような二枚舌・日和見裏切り野郎も生まれてくる。
≪ 「小沢氏、ドス突きつけぶっ壊すよう…」原口氏
社会保障と税の一体改革関連法案を巡り、民主党の小沢一郎元代表を中心に離党の動きが強まっていることについて、党佐賀県連会長の原口一博議員(衆院佐 賀1区)は24日、「同調しないし、同調しないように働きかけている」などと述べ、離党の動きをけん制した。法案への賛否については「党議拘束には従う」 と述べた。
郵政関連団体の会合が開かれた唐津市内の会場で、記者団の取材に答えた。
原口議員は、小沢元代表の行動について「ドスを突きつけ、『ぶっ壊す』みたいな行動だ。小沢氏には『今は党を割るべきタイミングではない』と(直前に)伝えていたので驚いている」などと述べた。自身の今後の対応については「同調はしない」と明言した。
また、関連法案については「3党合意は重たい。ただ、国民との契約(マニフェスト)も重たいので、どこで折り合いを付けるかで、みんなが悩んでいる」とする一方、自身の賛否については「党議拘束をかけるなら従う」と語った。≫(読売新聞)
それから、鳩山由紀夫の対応だが、彼としては精一杯の対応だろうと筆者は認識している。少なくとも反対は明言しているのだから、それで良い。いやしくも民主党の創業者だからね、小沢一郎のように踏ん切りをつけるというわけにはいかないだろう。また、鳩山が議場で反対(不起立)だった場合、民主党執行部の「党議拘束」の処分内容は、当初の考え以上に軽微なものになる歯止めの役割も果たすことになる。異なる視点からみると、過半数割れ防衛の高等戦術かもしれないので、100%支持するものでもない。
時間が少ないので、先にコラムで指摘した「あいば達也が嫌悪を覚える民主党・衆議院議員のリスト 個人的感情の趣くままに」のリスト修正が出来たので、最後につけ加えておく。
◇ 筆者が嫌悪を覚える民主党・衆議院議員のリスト(6月25日修正版)
■ 安住淳、荒井聰、池田元久、五十嵐文彦、稲富修二、生方幸夫、枝野幸男、岡田克也、逢坂誠二、奥村展三、大畠章宏、菅直人、鹿野道彦、海江田万里、川端達夫、空本誠喜、加藤公一、神山洋介、神風英男、玄葉光一郎、小宮山洋子、小林興起、古賀一成、斎藤勁、桜井充、笹木竜三、末松義規、仙谷由人、田中慶秋、高井美穂、辻元清美、筒井信隆、寺田学、手塚仁雄、中塚一宏、中山義活、長妻昭、長島昭久、中野寛成、長浜博行、西村智奈美、野田佳彦、原口一博、平野博文、平岡秀夫、藤村修、藤井裕久、古川元久、福山哲郎、福田衣里子、細川律夫、細野豪志、前原誠司、牧野聖修、松原仁、三村和也、山井和則、横光克彦、渡部恒三、渡辺周、柚木道義。以上 *藤井裕久、渡部恒三の両議員は次回の衆議院選には出馬しないといわれている。
◇ 上記嫌悪政治家の中でも、特記すべきは以下の議員たち(6月25日修正版)
■安住淳、岡田克也、大畠章宏、菅直人、鹿野道彦、小宮山洋子、小林興起、仙谷由人、寺田学、中塚一宏、中山義活、長島昭久、野田佳彦、原口一博、藤村修、藤井裕久、前原誠司、牧野聖修、渡部恒三、渡辺周。
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