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http://news.livedoor.com/article/detail/6688325/
事実上の離党宣言をした小沢グループは50人強をまとめている。中間派の棄権、欠席を含めると「造反は70人規模になりかねない」と執行部は警戒している。
当初は「せいぜい、造反は40人弱」と見込んで、「どうぞ、反対すればいい。それで出ていってもらった方がスッキリする」なんて強気だった野田官邸筋は内心、大慌てだろう。造反が54人を超えて、彼らが出て行けば、野田・民主党政権は少数与党に転落する。果たして、それを号砲に政界再編が起こるのか。実は政界再編が大きく動き出すには条件がある。政界再編をウオッチし続けてきた政治解説者の篠原文也氏はこう言う。
「これまでも党分裂はいくらでもあります。それが政界再編になるのは与党が分裂するときです。今回はまさしく、そのパターン。民主党が割れることで、自民党にも政界再編の激震が訪れると思います」
ただし、選挙前にすぐに地殻変動かというと、そうではない。
「自民党内は消費増税賛成派が多いから、増税法案で割れることは考えにくい。中川秀直元官房長官ら上げ潮派の議員集団は反対姿勢を強めていますが、広がりに欠けている。でも、政界再編には2幕も3幕もあるんですよ。選挙前は民主党の小沢グループの離党だけかもしれない。しかし、その後、大連立のような話になり、原発再稼働だ、TPPだと話が進んでいけば、自民党内にも慎重派は大勢いる。選挙前の分裂もあり得るし、選挙後はもっと大きな動きになる。というのも、どの政党も単独では過半数を得られないのは決定的だからです。“どこと組むのか、何を大義にするのか”で、大きな離合集散が起こるはずです」
3幕物の政界再編劇は、増税採決の日に幕が開くということだ。
(日刊ゲンダイ2012年6月21日掲載)
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