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(回答先: 増税法案反対を表明=離党は否定―鳩山元首相(時事通信) 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2012 年 6 月 24 日 20:34:11)
回答先記事の鳩山さん:>「期待してくれた人たちに顔向けできない行動はしたくない。」
また太田和美衆院議員(福島2区):>「仮に採決になれば反対票を投じたい」、「信念を貫くために離党も辞さない覚悟でいきたい。新党は苦労するが、若い議員が志を捨てるのは日本の政治に良くない。決断が必要であれば、自分自身の思いに正直に行動していきたい。」(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120624-OYT1T00345.htm)
自ら離党するか、自らはしないのか(除名されようとも)、は大きな違いではない。ここにはどちらも、政治家としての覚悟、責任感が見えます。
◇
それに比べて次の文章には、どのような「覚悟」があるのでしょうか。(もともと政治「学者」の政治的発言ですから、別に覚悟はいらないのですが。)
何が言いたいのか、とりあえず>「消費税引き上げは財政健全化の緊急措置として認め」ておいて、あと、どうしようというのか、じつに分かりにくい。現民主党執行部(一派)の筋の通らなさがそのままあらわれています。
私には、「まず財政健全化=官公労組・大手労組労働者の既得権益確保しておいて、さてその後に(可能なら)一般国民(およびついでに貧困層)の「生活第一」・も・目指す(かも知れない)」、と読んではじめて意味が分かります。(それが現民主党執行部一派〔の一部〕の本音か?)
↓
『さよなら小沢一郎』・山口二郎「本音のコラム」 (東京新聞 2012年6月24日朝刊 11版25面)
消費税率引き上げ法案をめぐって、小沢一郎元民主党代表は反対の姿勢を明確にし、離党、新党結成の腹を固めたと報じられている。
「国民の生活が第一」という旗印を共につくり、政権交代のために戦ってきた者としては、いたたまれない思いである。しかし、小沢という政治家の役割はこれで終わりだと思う。
政治の世界の最終的な判断基準は、だれが大きな敵かを見極めることである。私自身、原発再稼動、理念なき増税を遮二無二進める野田首相にははらわたが煮え返る思いである。
しかし、野田首相は最大の敵ではない。政権交代を起こした民主党にとっては、依然として自民党が最大の敵である。この間、自民党は生活保護の引き締めを要求し、富裕層に対する増税に反対しと、民主党が目指す政策をことごとくつぶしてきた。
今、民主党を割って一番喜ぶのは自民党である。消費税引き上げは財政健全化の緊急措置として認めざるを得ないと私は考える。しかし、これから目指すべき社会保障のビジョンについては、自民党と一致することなどあり得ない。民主党内の政策論議で、少しでも生活第一を実現するよう頑張ることが政治家としての筋道である。
それができないなら、小沢には別れを告げるしかない。
(引用は全文)
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