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鳩山氏(左)のグループにも造反が拡大。菅直人前首相は沈黙している
“野田vs小沢”血の週末戦争!造反70人の脅威と露骨切り崩し
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120623/plt1206231454003-n1.htm
2012.06.23 夕刊フジ
社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決を26日に控え、民主党内に採決で造反する勢力が拡大している。小沢一郎元代表は反対・離党も辞さない議員45人を固め、鳩山由紀夫元首相のグループでも反対の動きが表面化した。小沢氏側近は22日、「反対で54人以上、棄権も含めると70人以上になる」と断言した。対する官邸サイドは右往左往している。
小沢氏は22日昼、都内のホテルで側近議員とうな重をほおばり、「昔は2人前食べたんだよなぁ」と笑顔を見せた。完全に戦闘モードに入り、機嫌もいいという。
小沢氏としては、野田佳彦首相を少数与党に追い込み、不信任案可決も可能となる54人以上の離党者を確保したい考えだ。すでに離党届を45人分確保したが、首相周辺が「採決で反対したら除名」と強硬論を唱えているため、党内で反対の議員を増やす必要がある。
そんななか、鳩山グループの松野●(=頼のおおがいが刀の下に貝)久、初鹿明博両衆院議員がグループ幹部に反対の意向を伝えた。川内博史衆院議員も23日朝、民放テレビの番組で増税反対論を展開し、「採決させないことが基本だが、採決があれば出席する」と反対をにじませた。鳩山氏は態度を明確にしていないが、同グループには20人程度の議員がいるだけに、執行部側は痛手だ。社会保障を重視する中間派にも反対の機運は広がっており、「造反70人」に迫る勢いだ。
一方の官邸では22日、民主党関係者から野田首相に1枚の極秘ペーパーが届いた。採決の票読みで、反対は54人を数人上回っていた。首相周辺は「造反は30−40人」とたかをくくっていただけに、衝撃が走った。同日昼、首相と向き合った輿石東幹事長は「官邸も緊張感を持ってほしい」と苦言を呈した。
官邸サイドは「20人程度は説得可能」とみて、週末にかけて切り崩しに本腰を入れる。野田首相自ら電話を入れたり、閣僚経験者が「棄権だけなら政務官のポストに就ける」、「比例単独議員には小沢系が抜けた後の選挙区を与える」と露骨な切り崩しを行っている。
また、増税賛成を明言したはずの中間派は日和見を始めた。22日午後、官邸を訪れた鹿野道彦前農相は、自らのグループで法案取り下げを求める声があると伝えた。
「党は割らない」と公言する輿石氏が画策する“激甘処分論”が政府や党執行部で拡大している。斎藤勁官房副長官は22日夜のBSフジ番組で「政権交代後、法案に従わず除名というのはなかったと思う」と述べた。
民主党関係者は「採決や除名処分をできなければ、民主党の評判はますます下がる。強硬に出れば行き詰まるかもしれない。野田首相は苦しい」と述べた。
週明けの25日、野田首相は臨時の民主党代議士会に出席して結束を呼びかける予定だが、巻き返せるか。
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