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完全に戦闘モードに入りました [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/6/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ついに決意表明
今国会で最大のヤマ場、「社会保障と税の一体改革」関連法案が、来週26日に衆院で採決されることになりました。民主・自民・公明3党の圧倒的な数の力で、法案の成立は確実です。13・5兆円もの大増税が、国民不在のままアッサリ決まってしまった。
この間、増税法案に反対している民主党の小沢元代表の家庭問題や、小沢ガールズと呼ばれる議員のスキャンダルが週刊誌上を賑わせたりもしました。あまりに絶妙なタイミングで、一連の報道にはキナ臭いものを感じずにいられません。官邸の権力は侮れない。政敵を潰すため、どんな罠を仕掛けてくるかわかりません。
大阪では小沢氏の元秘書が泥酔して逮捕される事件もありました。さすがに、これは国策捜査とは思いませんが、通常はトラ箱に1泊して帰される程度の話です。小沢潰しの一環と考えられなくもない。
官邸や旧勢力は大マスコミを巻き込み、増税、原発再稼働、TPP参加といった国を二分する問題が「決められない政治からの脱却」を合言葉に次々と進められようとしている。ひとり小沢氏だけが悪役にされ、時代のスケープゴートにされている気がしてなりません。「決められる政治」といっても、国民は決して談合や独裁政治を求めているわけではないのに、都合のいい言葉で、真実が覆い隠されている。
そんな中、ついに小沢氏が決意を表明しました。きのう(21日)、民主党の輿石幹事長と会って、採決で反対票を投じることを伝えたのです。その後のグループ会合では、こう話していました。
「政治生活をしていると、自分自身で決断せざるを得ない大きな問題が必ずある。これから何度も、そういうことが訪れると思う。その時は、国民の気持ちがどこにあるか、自分は何のために政治家になっているのかを思い起こし、決断していただきたい」
完全にスイッチが入った感じです。「国民の生活が第一」の政治を実現するため、戦闘モードに入ったのだと感じました。
そんな小沢氏の姿を見て、思い出したことがあります。かつて私が秘書をしていた時、ある支援者から「小沢先生は現代の日蓮上人だ」と言われたことです。
日蓮の言葉に「真言亡国、律国賊、念仏無間、禅天魔」というものがあります。いわゆる「四箇格言」と呼ばれるものですが、現代でいえば「野田亡国、谷垣国賊……」といったところでしょうか。
すべての政党が「反小沢」になっているような状況で、信念を貫き通すのは並大抵のことではありません。でも、小沢氏はどんなに弾圧を受けても、決してひるまず、今日まで影響力を持ち続けてきた。大したものです。来週の採決で、日本の政治史にまたひとつ「事件」が刻まれることでしょう。
◇いしかわ・ともひろ 1973年生まれ。早稲田大学卒業後、小沢一郎氏の秘書を経て2007年から衆議院議員。陸山会事件で起訴され、民主党を離党。「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)は5万部のベストセラーに。最新刊「雑巾がけ―小沢一郎という試練」(新潮新書)が発売中。メルマガも好評配信中。
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