http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/778.html
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■ 暴露された小沢の実像
週刊文春による夫人の手紙公開で、小沢の政治家としての信頼度は地に落ちました。
公開された手紙では、小沢が不倫を繰り返したこと、愛人、隠し子のこと、それらがバレて夫人を罵倒したことが記載されており、挙句の果てには金目当てで夫人と結婚したと夫人に捨てゼリフを吐いたことまで書かれています。
これらは政治家小沢の人格を知るうえで非常に重要ですが、何と言ってもトドメは、これまた手紙に書かれている、小沢が放射能にビビって、国民には知らせない「内内の放射能情報」を聞いて東京から逃げ逃げ出したという件です。
政治家として、人として酷すぎます。
■ 手紙が本物であることは、日刊ゲンダイまでもが認めた
小沢事務所はこの件で取材を受けて回答しましたが、手紙が偽物とは表明せず。
小沢夫人も手紙は偽物とは言っていない。
それどころか夫人は、手紙について「こんな騒ぎになるとは思わなかった」と語っており、これは手紙が本物であることを認めたようなものです。
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/628.html
そしてついには、小沢の擁護記事だらけの日刊ゲンダイでさえ、この手紙は本物だと認めたのです。
『さすがの“剛腕”もタジタジだろう。民主党の小沢一郎元代表の妻・和子さんが、支援者にあてた手紙で、夫をケチョンケチョンに批判していたことが分かった。』
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/447.html
手紙が本物であることは確定したと言えるでしょう。
■ 鳩山元首相や田中真紀子からさえ見放された小沢
手紙の公開によって小沢という政治屋の本性が見えたからなのでしょう。
それまで小沢よりだった政治家たちも小沢から逃げ始めています。
鳩山元首相はテレビのインタビューに答えて、
「新党にすぐに同調するということではない」 と小沢から距離を置く発言をしています。
http://mainichi.jp/select/news/20120622k0000m010113000c.html
小沢の盟友だった田中真紀子でさえもがテレビのインタビューで、
「小沢先生は前回の菅内閣の不信任案の時も周りを煽るだけ煽っておいてご自分は欠席なさいましたから。今回もあんまり信じられません」 と、小沢という政治家が信頼できないことを表明。
手紙の公開によって、小沢という政治屋の正体が見えたからなのでしょう。
■ 完全に読みを間違えた小沢一郎
小沢は完全に読み間違えました。
小沢は、自民はおろか公明党までもが法案に合意するとは考えていなかったのです。
側近議員にも3党合意などできるわけがないとウソ吹いていました。
小沢の作戦は、3党合意は不調に終わり、法案採決は先延ばしになる。
政治生命を賭けると宣言した野田総理を責任追及で辞職に追いつめ、それができなくても9月の代表選で屍同然の野田に勝利する。
このような策だったと考えられます。
結果は3党合意で法案可決へ。
小沢は野田を過小評価し、完全に読み間違えたのです。
今になって小沢は「野田君は菅直人前首相に比べるとかなりのものだな…」などと側近にこぼしており、これからも小沢のこの読み間違いは伺えます。
追い詰められたのは野田ではなく、読み間違えた小沢のほうだったのです。
■ 離党するしかなくなった小沢に残されたのは、政治的な「死」だけ
読み間違えて離党せざるを得なくなった小沢。
この期に及んで小沢は、新党結成は仲間と相談して決めると説明する有様です。
こんな党には見切りをつける! 新党を結成する!というカリスマ性のある堂々とした発言は出ていません。
小沢の仲間には新人議員が多いのですが、このような素人に毛の生えたような仲間に気を使って頼るしかできない状態に追い詰められたわけです。
先ほど説明した通り、鳩山も合流せず、かつて盟友だった田中真紀子にも信用できないと言われ、仲間の多くは選挙基盤の定まっていない新人議員たち。
小沢新党が待ち受けているのは、正に地獄でしょう。
小沢は天下を取りませんでしたが、小沢のこの姿は壇ノ浦で新規巻き返しを図ろうとして滅亡した平家を思い起こさせます。
小沢新党が壇ノ浦というわけです。
小沢新党には民主党と違って、日教組、連合などの労働組合系といった基礎票はまったくありません。
それもあって、実質的な小沢党だったった自由党は選挙で万年ジリ貧でした。
今回はさらに、党員の多くが選挙基盤のない新人議員。
小沢新党が平家のように壊滅してく姿が目にみえるようです。
その日は近いと言えるでしょう。
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