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小沢系、行き場失い先鋭化、「造反60〜70人」2012.6.19 01:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120619/plc12061901030000-n1.htm
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に対し、民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力は了承に徹底抗戦した。だが、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」は造反に踏み切らない公算が大きい。中間派が総崩れになれば、小沢系は容赦なく除籍処分を下される可能性がある。行き場を失う恐れのある小沢系は一気に先鋭化した。
「あなたに一任していない!」
18日夜、都内のホテルで行われた政策調査会合同会議。約300人が出席する中、後方にいた小沢系幹部、東祥三元内閣府副大臣はマイクを受け取ると、ひな壇にいる前原誠司政調会長に近づき一喝した。
「これでは自民党への全面降伏だ」「両院議員総会で多数決で採決しろ」…。
噴き出す3党合意への異論。前原氏は「一任をお願いしたい」と繰り返したが、その声は「幹事長を出せ。おまえが出る幕じゃない」などの怒号にかき消されていった。開始から約3時間後、輿石東幹事長は前原氏と連絡をとり「一呼吸おいたほうがいい」と述べ、18日中の了承を見送るよう指示した。
この日は紛糾したとはいえ、批判の声を上げた多くは小沢系。そこにはこのままでは孤立しかねないとの焦りがうかがえる。当初、小沢氏は中間派を巻き込み反対勢力の拡大を狙った。しかし、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた最低保障年金創設などは撤回を免れ、経済成長率「名目3%、実質2%」の努力目標も削除されなかった。厚労族やデフレ脱却を求める議員などの中間派は造反の「大義」を見失った。旧民社党系の田中慶秋副代表、鹿野道彦前農林水産相を支持する中山義活元経済産業政務官ら中間派グループ幹部は18日、「3党合意は重い」との認識で一致した。中山氏は「一定の方向に行かざるを得ない」と賛成を示唆した。
小沢系から徐々に距離を置く中間派。小沢系は態度を一層硬化させた。
「欠席なんて論外だ!」
小沢氏率いる「新しい政策研究会」の幹部会では採決に反対する方針を確認した。都内のホテルに拠点まで設け、18日夜の合同会議後も幹部らは集結し、結束を誓い合った。
それでも小沢系が造反で足並みをそろえられるかは疑わしい。除籍処分を下されたところで「小沢新党」の展望が見えないからだ。
「造反は60〜70人いる。民主党は過半数割れだ。処分できるのか」
小沢系からは野党が不信任案を提出することを前提に「脅し」にも似た発言が漏れるが、これも処分を免れたいとの思いの裏返しにほかならない。党分裂を避けたい鳩山由紀夫元首相は自らのパーティーで処分に否定的な考えを示した。「政策への判断は賛否があってしかるべきだ。既得権との戦いだ。旗を振って行動しなければならない。その旗には『友愛』と書かれています…」
合意反対、採決先送りなど党内からの圧力が強まるなか、野田佳彦首相の「後見役」の藤井裕久党税制調査会長は都内で開かれたシンポジウムで、外遊中の首相の考えを代弁するかのようにこう言い切った。「消費税がいかに日本の社会保障にとって大事か。『おまえはけしからん』となったら選挙に負ければいい。それだけのことだ」
孤立の恐れ…造反後の展望描けぬ小沢グループ(2012年6月19日09時03分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T00189.htm?from=main2
(いすけ屋)
いつまでたっても「産経」と「読売」は小沢バッシングの手を緩めない。まるで小沢グループが何か悪いことをやっているようなイメージ報道だ。引退したはずの財務省出の古狸、藤井裕久が「消費税がいかに日本の社会保障にとって大事か。」と言い切ったとして、記事を閉めているが、ここが落とし穴である。
消費税増税に反対する小沢グループは、知らない人がこの記事を読めば、日本の社会保障を何も考えてないようなグループで、ただ、野田政権駄々をこねているように見えるかもしれない。しかし現実は消費税増税を主張したのは小沢さんであり、17年も前の事だ。いまは、単に反対しているのではなく、そのまえにやることがある、それに景気がもっとよくなってからだ、という理由で、反対しているのだ。
メディアはこのことを言わずに、いつも「消費税に反対する小沢グループ」という表現を使っている。これも情報操作テクニックにひとつである。小沢嫌いはますます小沢嫌いになり、いかにも政権の足をひっぱっているように見える。
ところが冷静に考えてもらいたい。2009年8月総選挙、2010年7月参院選、の二度の国政選挙で消費増税の是非が問われたが、いずれの国政選挙でも、主権者国民は消費増税を明確に否定したのだ。自民党は2009年8月総選挙で消費税を公約としたが、大敗し政権を譲った。菅さんは財務省に洗脳されて、2010年7月参院選で民意を質すと言明し、これも大敗して参議院でネジレ国会となったことは、ご存知のとおりだ。
逆に、2009年8月総選挙では民主党は自民党に対峙して、消費税は上げないというのが公約だった。菅さんは平気でこれを破り、見事に敗れたわけで、民意は増税に反対なのだ。しかもアンケートなどでは、「いずれは仕方がないが、この不景気での実施は反対」というのが70%と、はっきりしている。
小沢グループが主張する「その前にやることがある」というのは、野党時代からの民主党の主張そのものだ。そんなに長くないので、まず野田・岡田の三大演説動画を必ず見てもらいたい。
野田佳彦氏2009年7月14日演説 1:53(天下りの根絶!(麻生内閣不信任の野田佳彦演説) http://www.youtube.com/watch?v=-3wVwe8a_8c&feature=player_embedded
野田佳彦氏2009年8月15日演説 3:06(野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行)http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo
岡田克也氏2009年8月11日演説 2:22 (岡田幹事長「私達の魂がこもったマニフェスト」)http://nicoviewer.net/sm13731857
野田政権は「シロアリ退治」をやったか?マニフェストは命がけで実行したか?魂がこもったマニフェストを実行できないから取り下げる?国民をバカにしちゃいかんよ。マニフェストで政権とったんだろ?消費税をあげるっつうて政権とったんじゃないだろ?この嘘つきめ!
小沢グループは「約束を守ろうよ」と言ってるだけであり、むしろ国民の意見を代表しているのだ。われ等の味方となって代弁してくれている。それを悪し様に「行き場失い先鋭化」なんて言い方はないだろう!
メディアは本来、「社会の木鐸」と呼ばれるべき存在である。その木鐸が「羽織ゴロ」になってしまった。インテリ・ヤクザである。特に小沢さんには、産経と読売はよほどの怨念があるようだ。特に産経は、大手で一番まっとうな新聞なのだから、小沢問題で汚点を残しては、先輩諸氏に申し訳がたたないよ。読売はどうでもよいが・・・。
http://isukeya.iza.ne.jp/blog/entry/2727758/
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