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窮地に立たされた小沢一郎の唯一、最強の反転攻勢
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「天木直人氏の視点ー(2012/06/18)」 :本音言いまっせー!
きのう(17日)に私が参加した池袋近辺での抗議デモはささやかなデモ
であったが、それでも提唱者が予定していた80名を大きく上回る200余
のデモとなった。
私がツィッターでささやいたから急に増えたと聞かされてツィッターの
宣伝効果にあらためて驚かされた。
私が考えているインターネット政党を、これからはツィッター政党と呼称
したほうがいいのではないかと思ったりしている。
これはまあ冗談のたぐいだがこれから書くことは深刻で重いテーマである。
それは週刊文春に暴露された小沢夫人の手紙なるものが小沢新党に与える
影響である。
デモ集会に集まった人たちの多くは、小田実のいう、「前後を歩く者も、
左右を歩く者も見知らぬ者たちが、ただ一つの目的に向かって声を上げる」
というデモだった。
しかし、その多くが小沢一郎に期待をよせる人たちだった。
デモ解散後、10名あまりが残って近くの喫茶店で雑談をした。
話題は当然あの手紙が与える小沢一郎への影響である。
あの手紙の暴露に負けずに小沢一郎には頑張ってもらいたいという声
ばかりであったが、その影響の大きさについて意見が分かれた。
あんな手紙なんか相手にするなという意見がある一方で、やはりダメージ
は大きいという意見も多かった。
実はこの二つは同じ事を言っているのだ。
ダメージは大きいが、それに負けずに頑張ってほしい、それしかない、
という事だ。
実際のところダメージは大きい。
しかも致命的なダメージのおそれすらあると私は思っている。
あの手紙の真偽のほどは別にして(私は、あれは本物の手紙だという情報
を得ている)、このタイミングで出されたことは明らかに小沢潰しだ。
権力側の強さと怖さをあらためて見せつけられる思いだ。
だからこそ小沢一郎はここで踏ん張らなくてはいけない。
きょう発売の週刊現代6月30日号に特集記事があり、そこで立花隆を
はじめとした反小沢評論家が一斉にこれで小沢は終わったと書いている。
しかし私が驚いたのはきょう18日の毎日新聞の「風知草」における
山田孝男記者の「手紙の波紋」という論評である。
この手紙については、それがプライバシーに関わるものであるからか、
いまのところ週刊誌どまりになっているが、はじめて大手新聞が政局
がらみで書いた。
この山田孝男という記者は小沢批判の急先鋒の記者であったが、
福島原発事故以降は小沢批判を封印し、反原発の立場から野田政権の
原発政策を批判してきた記者だ。
その山田氏が再び小沢一郎を批判したのである。
しかもその批判を、放射能におそれて逃げたという所に集中している。
これでは政治家失格だと言っている。
彼の原発批判と小沢批判が見事にドッキングしたのだ。
これはきつい。
女性関係はプライバシーで済ませられるかもしれないが放射線問題は
政治問題だ。
いずれにしても、この手紙の影響はこれからますます小沢一郎を苦しめ
るだろう。
もはや代表選はおろか、新党立ち上げの気勢さえそがれる。
だからこそ小沢一郎ははやく何らかの行動をとらなければいけない。
さもなければ今度こそ小沢一郎は不名誉のまま終わってしまう。
しかし私が伝え聞くところでは、小沢陣営に名案はない。
このままでは国民の魂をゆさぶる小沢復権にはつながらない。
小沢一郎に起死回生の反転攻勢があるとすれば、それは小沢一郎が
もっとも嫌っている、捨て身で国民の先頭に立った革命運動を起こすことだ。
消費税増税反対、脱原発、沖縄住民の米軍基地からの解放の三つを掲げ、
民主・自民・公明の大連立に対する対立軸になることだ。
これしかない。
そして私にはその具体的戦略がある。
それを一刻もはやく小沢一郎に進言しようと思う。
小沢側近らとの連絡がここにきて難しくなってきた。
いかに小沢陣営が苦境に立たされているかだ。
嫌われてもいいから押しかけようと思っている。
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