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鳩山氏が党を割るなと言っているが、国民はもう民主党内のゴタゴタは見たくはない
作成日時 : 2012/06/17 22:51 :(かっちの言い分)
鳩山元首相は、党分裂の可能性が出る度にしゃしゃり出てきて、要らないことをする。今度もまた、以下のように述べている。
「このまま首相が強引に推し進めると党が分裂する危険性は極めて高い。会期延長を大幅にして、党の中で理解を得られる努力をしてほしい」と語り、採決先送りを改めて求めたという。
正直言って、例え採決を遅らせても、結局総選挙になる。今回、公明党が嫌々ながら3党合意を認めたのは、自民党辺りから年内の解散総選挙の何らかの言質を得られたからであろう。なぜなら、公明党は来年の衆参同時選挙は絶対に避けたいからだ。学会信者が選挙活動に駆り出される。我が家にも今まで全く疎遠の親戚がやってきて、何のことかと思ったら当選挙区の公明党候補に投票してほしいと言ったいうことがあった。親戚縁者、知人を頼って民族大移動が行われる。その活動力が自民党にとっても共存共栄をもたらす。
鳩山氏は、「民主党をつくった張本人として、分裂の危機の状況から何とか(回避の)努力をしていきたい」と述べたというが、前回の菅元首相の不信任案で鳩山氏が要らない動きをしていなければ、原発再稼働も無かったし、消費税増税、TPP参加という話も無かったかもしれないし、震災被害復興も、もっと進んでいたかもしれなかった。自分が民主党を作った張本人と偉そうに言っているが、結果論として今の民主党の体たらくである。
小沢氏グループがいくら「生活第一」を訴え、政権発足時の主張をしても、片や野田執行部を支えている議員グループが消費税増税を主張し、原発再開、TPP推進を叫んでいては、もう一つの党とは言えない。今、小沢氏グループが、自分達が正しいと執行部に反旗を翻しているが、もし小沢氏が首相であったとしたら、消費税増税、原発推進、TPP推進を主張するオリジナル民主党グループをどうするのか?
鳩山氏がいくら何と言おうと、水と油の政党である。
もう野田執行部やそれを支える議員は見たくはない。また民主党内のゴタゴタも見たくはない。つくづくいやになった。
今の野田執行部が第二自民党派閥となって、小沢氏グループとは前回総選挙時の民主党と自民党ぐらいの違いとなっている。
小沢氏は誰よりも民主党を愛していると言っているが、今の野田執行部を支えている議員を内蔵している限り、未来永劫、党内闘争を繰り返すことは、先見性のある小沢氏ならわかるだろう。
逆に今の野田執行部を支えている議員がいる事自体が、総選挙において足を引っ張られて、当選する議員も共倒れになることはわかりきっている。
選挙の神様にそれがわからないはずはない。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201206/article_18.html
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