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民主党ペテン首相たち茶番劇の最終局面 張り子の虎の増税反対小沢一派
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2012/6/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
選挙の公約は全部ウソだったと白状しながらなお詐欺師さながらシレッとしている彼らの増税の目的は国民の金の収奪、強奪である
とうとう悪夢が現実になりそうだ。消費増税法案をめぐる民主、自民、公明の修正協議がきのう(15日)、合意した。
野田首相は自民党の言われるまま、何から何まで「ハイ、ハイ」と妥協の連続。与野党合意を見届けて、あす午後にはG20出席のため、メキシコに飛び立つ。
大マスコミは「政局緊迫」とか書いていたが、結果は増税推進派の思惑通りにコトは進んだ。こうして見ると、今回の修正協議はハナから結論ありき。単なる茶番劇だったことがハッキリと分かる。
民主と自民の国対は、増税法案の審議時間が先週ちょうど100時間を超えるように仕込んできた。公聴会の日程も予定通り。修正協議も会期末から逆算して最初から15日までと期限を区切った。「社会保障と税」という国民生活の全般にわたるテーマを話し合うのだ。期限を区切らず徹底的に議論を重ねるべきなのに、たった1週間でチョンだ。
「結局、民主も自民も、大増税が既定路線なのです。ただ、いきなり増税で合意してしまうと、談合がミエミエ。国民だって容赦しないでしょう。修正協議は国民の批判をそらすためのアリバイ工作に過ぎません。小沢元代表との会談もそうでしたが、“手続きを踏んだ”と格好をつけるのが、野田首相のスタイル。民主も自民も話し合う前から、とっくにゴール地点を決めていたのです」(政治評論家・山口朝雄氏)
◆圧倒的多数に反増税派もひるみ出す
民主と自民に手を組まれてしまうと、増税反対の小沢グループは「張り子の虎」だ。
民主党の衆院議席数は、横路孝弘議長を除くと289議席。ここに自民党の119議席が加われば、408議席に達する。大政翼賛会さながらの談合政治の前に、反増税派はなす術(すべ)なし。民主党内から150人が反対票を投じても、増税法案は衆院を楽々通ってしまう計算だ。
小沢が「(増税は)われわれ自身の自殺行為で、国民を冒(ぼう)涜(とく)する行為だ」と正論を叫んでも、掛け声倒れに終わってしまうのだ。
「これだけ圧倒的な数を見せつけられると、反増税派は間違いなく崩れ出します。除籍覚悟で抵抗してもムダ死にだ、と櫛の歯が欠けるように寝返る議員が続出する可能性がある。特に、いわゆる中間派の造反は望むべくもない。このところ、増税反対と騒いでいたのは、地元向けのポーズだったのか。終わってみれば、そういう展開になっていると思います」(山口朝雄氏=前出)
かくして、21日までに増税法案は衆院を通過する。国民は地獄の苦しみが始まることになるわけだ。
◆大泥棒が幅を利かす狂った政治を許すのか
それにしても、野田という男は大悪党だ。与野党協議が合意にいたるプロセスで、その事実がひときわハッキリした。
国民と約束したマニフェストをぶち破ることに、少しは抵抗があるかと思ったら、とんでもなかった。何から何まで自民党案を丸のみし、悪びれるそぶりもない。
選挙の公約は「全部ウソ」と白状しながら、居直る厚顔ぶり。この神経には「希代の詐欺師」「破廉恥漢」という言葉がピッタリだ。
「増税先行、社会保障改革はこれからつくる国民会議にタナ上げという今度の修正協議で分かったように、『社会保障の機能強化』という増税の“大義名分”は方便に過ぎなかったのです。やっぱり、増税は官僚や政治家が自由に使えるサイフを増やしたいだけだった。悪辣極まりない大ペテンです。カネが足りなくなったからという理由だけで、大衆増税という手っ取り早い方法でシャニムニ国民の懐から搾り取る。増税の狙いは国民の金の収奪であり、強奪です。その恐ろしい魂胆が、今度の修正協議で馬脚を現したのです」(政治評論家・森田実氏)
与野党協議の合意の結果、野田佳彦という大泥棒がのさばり、生き残ってしまったのだ。
◆命を賭して徹底抗戦を貫け
もはや国民は絶望的だが、大悪党の野田を追い詰め切れなかった小沢の責任も重大だ。
謀略裁判に加えて検察官役の指定弁護士の無謀な控訴と、手カセ、足カセに縛られていたのは理解できる。だが、このまま無抵抗で大増税を許してしまえば、国民の落胆は計り知れない。
有権者を裏切った野田を放逐し、腐り切った民主党を再びマニフェストで約束した本来の姿に戻す。少なくとも増税はぶっ潰す。これが小沢に期待された役割だったのに、果たせそうもない。このままでは国民の大きな失望を買うだけだ。
政治評論家の浅川博忠氏はこう指摘する。
「民主党内の反増税の動きは、小沢シンパだけにとどまって、なかなか広がりを見せませんでした。『刑事被告人』のレッテルを貼られた小沢氏との共闘を拒む中間派も問題ですが、いつも『増税はマニフェスト違反』としか叫ばない小沢氏の姿勢にも疑問が残ります。小沢氏ほどの実力者なら、具体的な税金のムダを指摘し、“ここを削れば増税分の財源は出てくる”と、もっと踏み込めたはずです。そうすれば、より多くの世論の賛同を得て、中間派も反増税の動きに乗りやすかったでしょう。野田首相を追い詰め、反増税の活路が開けた可能性もあったのです」
自民党が消費増税法案に賛成した以上、今後は民主党内の調整手続きが最後の主戦場となる。さあ、来週以降、小沢たちはどう動くのか。どこまで最後の抵抗を続けるのか。国民は一挙手一投足を注視している。こんなデタラメ、ペテン政治を許してはダメだ。
小沢たちだって結局何の抵抗もできず、「国民生活のために役に立たなかった能なし連中」と後世に汚名を残したくはないだろう。腰砕けは許されない。それこそ「命を賭して」徹底抗戦すべきだ。
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