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「小沢グループの若手議員は選挙が怖い」という報道は間違っています
[これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/6/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
消費税政局がいよいよ大詰めを迎えています。
今週の週刊誌報道も何かキナ臭いものが感じられ、虚々実々のやりとりが続く中、自公はきょう(15日)中に合意できなければ協議を打ち切ると通告。こうした野党の動きにも押されて、野田首相は来週21日に衆院で採決したい意向を変えていないという。
これだけ党内がガタガタになっている状態で採決に持ち込むなんて、正気の沙汰とは思えませんが……。採決で造反が続出し、民主党が分裂状態になれば、それこそ自民党の思うツボです。それに、こんな増税先行では、「どこが一体改革なんだ」と言われても仕方ありません。
さすがに、民主党内の「中間派」といわれる議員からも異論が噴出。中間派には「デフレ脱却派」や「経済成長重視派」が多いのですが、民主党の魂を売り渡してまで増税を強行するやり方には納得がいかないと言い出している。
そりゃ、そうですよね。この時期の増税は、経済の常識としてもあり得ない。大マスコミは「何でも反対の小沢グループ=悪」で、大増税を進めようとする野田首相らは国家のことを考えているような図式を示したがりますが、これは明らかに虚構です。本当に国家国民のことを考えたら、こんなムチャクチャな増税なんてできるはずがないのです。
小沢元代表は「増税の前にやることがある」と言い続けています。まずムダを徹底的に省くこと。人間もそうですが、すでに借金まみれでも、どこかから借りることができれば、浪費体質を根本的に改善することは困難です。
国家も同じで、歳出削減の努力もしないで税収が増える仕組みを作れば、ムダ削減の意欲は失われてしまう。野田首相だって、09年7月に出した著書「民主の敵」では「消費税アップを安易に認めてしまうと、そこで思考停止し、今の(税金のムダ遣いの)からくりの解明はストップしてしまうと思います」と書いていたのです。
私が属する新党大地・真民主も、増税する前に身を削れと主張しております。採決になった場合は、地元とも相談して投票行動を取らねばなりませんが、このままでは賛成できない。
民主党内にも、今回は自らの意思で増税法案に反対する議員が少なくないはずです。大マスコミは、よく「小沢グループの若手議員は選挙基盤が弱く、解散・総選挙が怖い」と報じるのですが、これも大きな間違いです。「大増税するなら、その前に国民の信を問うべきだ」と考えている若手議員は驚くほど多い。私もそれが筋だと思います。彼らにとって、もはや民主党の看板は選挙のジャマでしかないのかもしれません。
小沢氏がいつ、どんな“決断”を見せるのか。それによって、政局は大きく変動することでしょう。
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