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増税成立でも強行 谷垣 不信任案で勝負
(日刊ゲンダイ2012/6/14)
やらなきゃ政治生命絶たれる
自民党の谷垣総裁が押せ押せだ。きのう(13日)の党会合で、「尻がいつまでも切れないようではいけない」と強調。3党合意ができなくても、15日で修正協議を打ち切る構えである。いつにも増して強気なのだ。
これに野田首相はタジタジで、自民党案を丸のみしてでも増税法案を通そうとしている。だが、それこそ自民党の思うツボ。法案が成立すれば、野田政権は終わりだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「政治生命をかけているのは野田首相だけではありません。谷垣さんも同じ。総裁選が実施される9月までに解散か総辞職に追い込めなければ、アウトです。攻め切れなかったリーダーの烙印を押され、再選は望めません。だから、3党が合意し増税法案が成立しても、首相が知らんぷりで続投すれば、不信任案を提出します。それ以外に総裁を続ける手段がないのです」
森元首相や古賀元幹事長ら長老組は、谷垣を評価していない上、増税法案成立後の連立を思い描いている。総理ポストは野田に譲り、副総理を手にする考えだ。
「谷垣さんのような重量級でない方が据わりがいい」(関係者)との声も聞かれる。
そんな状況で、ズルズルと9月を迎えれば、谷垣の政治生命は絶たれてしまう。
「増税法案が成立すれば、野田首相は、最低保障年金制度の導入や消費増税を否定したマニフェストを葬り去った格好になる。国会の場で、堂々と自己否定するわけです。それなら信を問うのが憲政の常道。解散しないのなら、不信任案を突き付けるというシナリオです。
一緒に増税法案を成立させておきながら不信任というのは、矛盾するようにも見えますが、谷垣さんや石原幹事長からすれば違う。国民との約束を破っておきながら、政権を続けるのは許されないという理屈です。法案採決後なら、小沢グループも賛成に回る。不信任案は可決の公算が大きいのです」(鈴木哲夫氏=前出)
消費増税を実現しても、しなくても、野田の運命は決まっている。
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