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アメリカでは同性婚(Same-Sex-M)が進められ、日本でも異父兄弟婚に向けて結納資産の値踏みが始まっている!
どちらも美しい光景ではなく、むしろとても醜い。
アメリカではオバマ次期大統領が同性婚を認めると表明したが、日本でも、異父兄弟である野田・政経塾(+藤井・岡田など大蔵・通産官僚)グループと自民党(谷垣・伊吹・額賀など大蔵・財務大臣経験者など「終わった人々」がゾンビのように湧いて)が集団結婚式に向けて結納資産リストの値踏みを始めている:誰が何を持参するのか?何を置いてくるか?
なにも好んで、こんな組み合わせをとも思うが、この国を支配する“絶対権力者”である彼らの生みの親が大分弱ってきており、最期を感じているのか焦って、イロイロ無理を重ねてきている。
母は常に強く、母系社会であると言われ、《絶対権力者》であった。
若い時分は大蔵省と言われたが、今は財務省という(何か決める時には、必ず『ウチの大蔵省に相談しなければ…』と)。
財布をもつ事が権力の源泉である。自分が働きにゆくのではなく、財布をアズカルコトで支配力が生まれる。稼ぐことでなく、富の配分権を持つことが重要である。
子供を産み、育てることで人事を縛る。金と人事を持てば、絶対的な支配権を持つことになる。
権力は、常に忠誠を求める。
絶対権力者の母は、多産であり、これまで数え切れない程の子供を産み育て、その子達に嫁・婿をあてがい財産を分け与え、社会上層部に閨閥を縦横無尽に織りなし、いわゆる“正統的統治者DNA”の移植・拡散にこれ務め、国の支配を強化してきた。
この作業は、明治維新の前後よりかれこれ百年以上も続けられてきたので、入り組んだ閨閥を中心に、様々な権益保持者が幾重もの層を形成しており、それぞれが固化しほぼ一体の様相を呈しているので、簡単に剥離したり分断したりできるようなものではない。(「マイケル・サンデル 究極の選択―許せる格差、許せない格差」アメリカでは、富裕層の上位1%が国の富の(99%というが、実際は)40%を所有、日本では富裕層の上位1%が国の富の20%を所有、だという)。
もう大分歳を取ったが、未だに、少なくとも2009年までは、ほとんどの権力を保持していた。しかし、予想していなかった政権の交代が起こった。
大蔵省が国家予算のすべてを管理し、主計官僚が「予算編成権」すなわち「配分権」を維持し、この国のすべての既得権者を養い支配してきた。
しかし、独裁政権は70年以内に必ず崩壊する(これは 定理である)
一時は、無謀な太平洋戦争により国民および国富に大きな損害をもたらし、統治の象徴たる天皇制度も崩壊させられる寸前まで行ったので、権力側においても反省があり組織保持のためにその仕組みを変えようとする動きがあったが、勝者アメリカが、占領政策で日本統治機構の無害化・無能化を計ったものの、途中で日本を対中国・北朝鮮戦争の橋頭堡にするとの位置づけに変更し、既得権益者の保護、現状維持に舵を切ったことから、統治機構の改革は実施されずに終わった。
従って、この国では、少なく見ても、1945の終戦後65年間という長きに渡り政権交代さえもなかった。このような一党独裁の体制は、1922年からゴルバチョフの登場する1986年までのソ連邦の65年、1948年建国から今日まで続く北朝鮮の金体制とほぼ同期間である。いかなる専制独裁権力も70年はもたずに必ず崩壊するということだ。
絶対権力者たる母(大蔵)の計略
母は政権交代を阻止に務めたが失敗した。しかし、一方で、窮余の策も講じていた:
1)権力を共有し維持に努めてきた弟分にあたる司法当局、特にその尖兵たる「検察特捜部」に敵将に対する連合作戦を持ちかけ、罪をでっち上げ、長期捜査の対象にし、敵将 小沢一郎と副将 鳩山由紀夫を後ろから羽交い締めにして動けなくした(大蔵省傘下の国税と特捜部およびそれらの配下のマスコミが実働部隊となった)。
2)「政権内部」にスリーパーたる野田などの“時限装置”を産み付けた:
2009年9月の鳩山内閣では、財務副大臣に就任(「藤井裕久財務相の意向により」)。2010年1月に藤井が健康上の理由で辞任する時、藤井は野田を後任する意向だったが、菅直人副総理が国家戦略担当大臣から横滑りで副総理兼財務相に就任し、
野田の財務相昇格案は見送られたが副大臣に留任。 2010年6月8日に鳩山内閣総辞職。菅副総理兼財務相が首相就任、財務相には野田が副大臣から昇格(初入閣で財務相に就任した)。
2010年9月に発足した菅改造内閣でも財務相に留任。
2011年1月の内閣改造に際しては内閣官房長官への横滑りも取り沙汰されたが、野田が財務相続投を強く希望したため、菅再改造内閣でも留任した(Wiki)。
2011年9月に野田内閣発足(「後任の安住も財務大臣に任命されて初入閣した」)(Wiki)
「財政政策にブレが少なくあまり省議に口を挟まないことから、財務省内では『仕えやすい上司』との評価が定着。」(日経 2011年8月30日)。
民主党政権の最初から、副大臣に任命され、どこにも転出せず居残り、大臣になった者は他に誰もいない(野田は、副大臣を2期、財務大臣を3期(2回留任)務めている訳だ)。
藤井老が、「母たる大蔵省」の庇護の下、「乳母役」を仰せつかり、囲い込み、促成養殖でドジョウを食卓に出せるように料理したわけだ。(「組織だった動き」でどんな料理でもできるのが「大倉一家」の特徴だ、必要とあらば、「ノーパンシャブシャブ」でも「活き作り」する力量がある。
「ドジョウの活き作り」などは朝飯前ということになる。(ついでに、NHKも、財務大臣に仕立てた。どんな素材でも料理できるのが自慢だが、「一家言ある者」なり、菅とか前原のように「知ったか振り」する奴は、一度は『さらしもの』にして、根性をタタキ直さないと大人しくならないので、ひと手間余計にかかるのが面倒である。もっとも、菅のように、「一度お仕置き」すれば、「官僚ほど馬鹿はいない」と言っていたのが、「日本の財産は官僚だ」などと真逆になる、「バカほど使い勝手の良い者はいない」ということにもなるので、少しぐらいの手間は仕方がない。バカのおかげで、「参議院選挙は われわれ“大倉一家”が勝利した」。
シロウトを、副大臣できたえて大臣にし、財界を付け、マスコミに応援させ、誰にも文句を言わせなかった。野田は、われわれ一家に足を向けられない。すべて、われわれの指導通りである。
ドジョウたちは思い出は持たず、プライドもない。
小沢さえ排除できれば、われわれは勝ち続ける。
兄弟誕生の秘密
1)兄貴分は、自民党と言う名前を持つ
彼らの父親は、戦前からの伝統ある地主・軍閥・地場産業主などの子息であった。財産・地位は世襲で分与され続け、”偉大なる母”たる大蔵省の指示に従うことで、子々孫々までこの国で重要な“立場”を守ることができた(漢字が読めるかとか、考える地頭があるかどうかは問題なかった)。地方の名士としての議員になり、母なる大蔵省の意向通りにしていれば、母が思い立った時、“哀れなる選挙民”に適度に幻想を抱かせるほどの施しを与えることにより、殆ど、永続的な地位・立場を堅持できた。
順番を待っていれば、“陣笠”と軽蔑されないよう“当選回数に相応する”委員長なり大臣なりに自動的になれるので、一番重要な事は“体面を守る事”だった。
選挙民(愚民と言うべきか)は“国会議員について”勝手に幻想を抱いた:「地元に橋をつくり、新幹線を通し、駅をつくり、災害時には『隣町より多く』国の復興事業を持ってくる」等々と。
「大臣」とされても、本当は名前だけだ。全ては次官会議で決まるので、署名のための毛筆での署名に備え習字していれば、恥をかいたりはしなかった(逸れるが、民主党の連中は、この準備がなかく子供のような署名をするので、こちらが赤面する。福島女史も酷いものだ。順番を長年待った麻生氏が「読めないのに書ける」のは、ここに秘密がある)。
しかし、2009年総選挙で、この国で初めての政権交代がなされた。いかに長年にわたり政権党であっても、予算配分権から3年でも離れると、何の力も持てなくなり“万年野党”への道を歩むことになるので、何がなんでも、「大倉一家の乳母」の藤井老の育成した「養殖ドジョウ」内閣との婚姻が必要である。最後のチャンスである。
2)弟分は、《政経塾生》という《一卵性未・熟児》の集団である。
松下幸之助という明治生まれの産業人を父親に持つとも、そのDNAを持つとも言われるのが前原・野田一派と呼ばれる弟分である。父親の名を取った《政経塾》出身者が過半を占める新参者の集団であるが、総じて下級官吏の子弟が中心で、学業には優れたとされるが、陽のあたる場所での人脈・金脈に触れたことがなく、また、ゆとりもなかったので教養人には育たなかったという特徴がある。
もともと松下氏が《高額納税者のトップ》であったことに憧れ、それにアヤカロウとして〈入塾した《熟児》たち〉であり、しかも給与相当額のほかにボーナスも与えられ、食・住もあてがわれるという《与得》に惹かれた者たちである。
《引かれ者》すなわち《罪人》の集団であり、損得計算に早く、利に聡い《塾児》である。
自分の目的のためには、どんなことも厭わない。
主たる目的は、「松下氏にアヤカリ、有名人になり、富を得る」ことと推認される:
1)5年間、外泊を禁止され、寄宿舎での共同生活を送る(個室は与えられない)
2)松下電器からの派遣された管理者の指示・管理に従う(塾長は、電子レンジ営業課長)
3)朝、6時には一斉点呼に参加し、xxxを斉唱する。
4)同じものを三食食べ、同じものを頭にも入れ、同じ心の糧を得る。
5)給料とボーナス相当が支給され、ひたすら《偉大なる金持ち父さん》の教えを繰り返し、DNAの摂取に励んだ。
“異父兄弟婚”の結納品目録
今回、“異父兄弟婚”を編み出したのは母であるが、すでに更年期障害に悩んでいた時期も過ぎたので、後継体制を作らねばと焦って編み出したのが今回の婚姻騒動であるが、結納目録は
1)古証文は持ち込まず、破棄すること。(2009年マニフェストの破棄を指す)
2)旧家長は分断・孤立化し、除去すること(家長であった小沢一郎、鳩山由紀夫は排除)
3)母の言い付けを守り、反論しないこと(大蔵省・財務省及び司法に逆らわないこと)
4)本家は兄が継ぎ、弟は分家である。(自民党が与党、その他は、補完役にすぎない)
5)“大倉一家”が国であり、その価値判断は、マスコミの社説などで正式に伝達する。(国民は烏合の衆であり、国策に参与させない。大政翼賛会方式を公認する。)
整形塾のDNAとは? 何でも売ります、儲かれば!
アンジェイ・ワイダ監督の「すべて売り物」(All on Sale)という映画があった事を思い出した。
国民の意思も、生命安全も、人との約束も、歴史的使命も すべて売り物にして、恥を知らない。
自分たちの 即物的欲求を満たせれば 「すべて売り物」?
矜持も、プライドも無い。
嫁ぎ先の兄貴のところも 同じように卑しい。
人を裏切れとすすめ、それを結婚の条件とするとは!
この人たちが この国の支配層だったのだ!?
大倉一家かどうかは別として、家族内で納めてくれ!勝手に好きなようにしてくれ!
しかし、この国の国民を これ以上、大倉一家の犠牲にしないでくれ!
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付録
「全国納税者のトップ」で「経営の神様」と言われた松下氏の教えとは?
「ポ、ポ、ポルノって何や」
私が丁稚奉公の期間に派遣されたナショナルショップは当時、半ばポルノショップ化していました。ポルノビデオを店頭で販売していたのです。そこで、そんなビデオを売るために入塾したんじゃない。売ること自体が間違っているとね。
そしたら幸之助さんは「ポ、ポ、ポルノって何や」と聞き返してくる。それで説明すると、「ええなぁ」と言った後、「儲かるのか」と聞かれました。
私が派遣された店では、それだけで毎月多額の利益を上げていた。「儲かりますが、やめないんですか」と聞き返すと、「儲かるんだったら、わしはやるで」と言われる。この時、本気で塾を辞めようと思いました。
翌日、幸之助さんの無二の親友、当時は松下電工(現パナソニック電工)の会長の丹羽正治さんから呼び出され、こう諭されました。
「君が言う通り、ポルノがあかんというのは正しい。だけど幸之助さんがポルノはあかんと言ったら、その翌日からナショナルショップは立ち行かなくなる。国家経営というものは、相手を見て、その立場を考え、そしてどんな影響を及ぼすかを考えてやらなければならない」
原口一博・総務大臣が語る「私の丁稚奉公時代」日経ビジネス2010年1月12日
AppleのS.Jobsは Appでのこの種の商品は厳しく禁止している。
道徳的規範も持たない会社の行く末は短い。
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•付録2
野田首相は、野党時代には消費税の増税を強く批判していた。05年1月25日の衆院本会議で、小泉首相を前に、税制改正で定率減税の半減が盛り込まれたことについて、「大事なことは、こういう増税という話を自民党の政権公約には盛り込んでいなかったということ。こんな後ろからけさ切りをするような『だまし討ち』をなぜするのか」と、マニフェスト違反を指摘した。さらに、97年4月1日に消費税が3%から5%に引き上げられた経緯に触れ、「橋本首相は、『消費税を上げ、医療費を引き上げ、定率減税を引き下げて、風邪から治りかけていた日本経済を肺炎にしてしまった。同じことをまた繰り返そうとしているのか』などと増税批判を展開した。これに対しては、小泉氏は「十分な審議を尽くしており、『だまし討ち』との批判は当たらない」と反論したと J-CASTニュースニュース2012/3/15
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