01. 2012年6月14日 06:55:48
: 8CYIP2OzWI
労働は国民の義務であり、義務を履行したら、国が守ってくれる。 税率は0〜30【一般労働者】〜56%。騙されないで下さい。後は医療教育等無料ですよ。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜参考引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 フジ特ダネ・禿隠しカツラ司会が元アイドルにコメント!何言わせている?!素人税制談議の電波ジャックはヨセ!! http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/342.html 投稿者 アサマタロー 日時 2012 年 6 月 12 日 09:25:07: UiY46YlCu.Moc 2012.6.12フジ特ダネの消費増税に元アイドルの温厚な女性:モモちゃん?=菊池桃子さんだった=離婚復帰?にコメント、必死な姿勢に共感するが、御苦労様です。 【高福祉の北欧は税率も高いが、日本は税率が低いのに高福祉を求める?云々】だった。 租税負担率が70%として、年収1億円と年収2百万円で税金はいくらだ???フジは知っているのか??? 税金7千万と税金1,4百万か? ************************************ 貧乏人が税金に70%取られたら、生活費も医療費も学費も家賃も全て助けてくれるのか?教養番組:教えて!解かる人!伊藤アナ!自動車事故?低能番組ミヤネ屋の妨害か? **是非、調べてみて教えて下さい!!伊藤アナ!!頭良くて気配りで来て良い!** 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 OECD比較で大学授業料は大半は無料だ。但し、選抜は厳しい。馬鹿は入れないので私 学に金で入る。1975年以前の日本だ。日本は今は世界一の国立大学授業料だ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大学学費の国際比較 日本 131万円(私立) 82万円(国立) アメリカ 50万円(州立 総合・4年生大平均) 209万円(私立大学 総合・4年生大平均) イギリス イギリス 23万円(国立) フランス 2万円(国立) ドイツ 2万円(州立) ※入学料、授業料は無料。上記の金額は、学生福祉会経費など。 韓国 34万円(国公立) 40万円(私立) これを見るとヨーロッパ主要国のフランスとドイツの学費が際立って安いことが分かる。 またアメリカの私立は別格としても、日本の大学の学費もかなり高い方だということもわかる。 これでは能力がありながらも、経済的な理由で、進学できないという事態も生じ、社会的に見ても大きな損失だと思われる。。 シカゴ大学・・・・・・・・・・・・・・・・343万円 ハーバード大学・・・・・・・・・・・・・・338万円 マサチューセッツ工科大学・・・ ・・・・・・348万円 以上が各国の学費一覧であるが、 これでは 世界で一番学費が高いのは国立大学では日本。 私立大学ではアメリカとなっている。 そして三番目が韓国となるのである。 したがって朝鮮日報が報じる韓国が二番目に高いと言うのはなにか学費に準ずるような別の経費が加えてのことではなかろうか。 それにしてもドイツ、フランスの格別安い学費は羨ましいかぎりである。 インターネット「大学の学費の国際比較」参照 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 これで欧州に貢がされる日本国民は平気でいられるのか! 高福祉高負担の欧州も嘘で、貧乏人は政府が守ってくれるのだ!!欧州か?米国か? 欧州に決まっている!!アメリカ経由の情報は嘘が多く今一度の検証世界比較が必須だ! 拍手はせず、拍手一覧を見る コメント 01. 2012年6月12日 09:42:05 : 7oRjaevU9M 取るところを間違えなければ、重税国家の方が生きやすいと思う。 02. 2012年6月12日 09:46:49 : 8CYIP2OzWI 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2009-06-03 高福祉・高負担 スウェーデンに学ぶ点−−元大使・藤井威さんに聞く【毎日新聞】 新聞記事 毎日新聞 2009年2月3日 東京夕刊から転載 高福祉・高負担の国家はグローバル経済下の競争で生き残れない−−。そんな風評をモノともせず、充実した社会保障と順調な経済発展を続けるスウェーデン。元大使の藤井威さん(69)に、現状と学ぶべき点を聞いた。 ◇「誰にも反対できぬ」三つの提唱 「スウェーデンはある日突然、高福祉・高負担国家として地球上に姿を現したのではない。その過程で、国民は幾度となく増税を受け入れています。そのメンタリティーを問題にしたいのです」 東京・丸の内のみずほコーポレート銀行本店で、藤井さんは切り出した。税金から始めるあたりに、元大蔵官僚の片りんがのぞく。 現在25%に上るスウェーデンの消費税。初めて導入された1960年の税率は4・2%だった。「時の首相、社会民主党のエランデルは退任する69年まで増税路線を取り続けたが、選挙は一度も負けなかった。『これだけ負担してくれればこうします』と福祉国家実現のビジョンを示し、その通り実行し続けた。とうとう『スウェーデン国民の父』と呼ばれました」 藤井さんはエランデルの増税路線が成功した理由をこう分析する。「福祉サービスの権限と財源を国から地方に漸進的に移したこと。そして、地方のコミュニティーがちゃんと残っていて、市民がそのコミュニティーを大切にしようとする気持ちを持っていたことです」 その実情はどうか。例えば介護の場合、市のケアマネジャーがお年寄り一人一人と接し、サービス内容を決める。「要介護度で内容を縛られる日本よりも、水準ははるかに上で、費用も格安。だから、生まれ育った町並みをのんびり散歩し、ビールを1杯飲むのも介護の対象になる。そうして市民に、満足なサービスを受けた『受益感覚』が生まれるのです」 こうした状況は教育や児童保育など他の分野も同じだという。一方で税などの負担は収入の約4分の3にも上る。「税金が高すぎる」とは思わないのだろうか。 「『高い』とは思っていますよ。でも『それだけのことはしてもらっている』『富の再配分につながる』との意識もある」。そして付け加えた。「自信を持って言えますが、低所得者は喜んで税金を納めます。納税すれば収入以上に高価であろう各種サービスを受けられるからです。高額納税者も『高負担』には反対できません。彼らは年収が低かった時期にさんざん世話になっているのですから」 スウェーデンの国内総生産の実質成長率は06年4・0%(日本2・7%)。96年からの10カ年で、日本はマイナス成長が2回あったのに、スウェーデンは一度もない。高負担のハンディなどどこ吹く風、である。 一方の日本は高福祉・高負担ならぬ中福祉・中負担だ。麻生太郎首相は構造改革路線からかじを切り、2011年度までに消費税引き上げに向けた環境整備を目指すという。 「中福祉・中負担は、政府の社会保障国民会議で出たアイデア。福祉の機能不全を修正するだけだが、エランデルのビジョンに通じる。僕は、麻生さんにもビジョンがあると善意で考えています」 非自民連立の細川護熙政権で、内閣内政審議室長だった藤井さん。消費税を福祉目的で7%に引き上げようとして失敗した国民福祉税構想にもかかわった。麻生首相への期待も、こうした経緯と無関係ではなさそうだ。 でも、納税者はそう簡単に増税を受け入れるのか。 「世界中で政治家や官僚を信用する国は、どこにもありませんよ。スウェーデンもそう。酒の席で本音を聞くと、政治家は次の選挙に勝つことしか考えない存在で、官僚は前例踏襲・事なかれ主義だと思っている。さすがに『中にはいい官僚もいますよ』と言っておきましたが(笑い)。こうした不信感の克服は簡単ではありません」 そのうえで、スウェーデンの人たちの考え方をこう見る。「ただし、スウェーデンと日本の最大の違いは、『公共部門にやってもらいたいことは山ほどあるし、やらせなければならない。それが民主主義だ』と考えていることです」 スウェーデンでは、政治家だけでなく官僚も、仕事をやらなければ職を追われることがあり、必死に仕事をするのだという。日本との差は大きいようだ。 「元官僚が言うのも何ですが、あまりにも日本の官僚は質が悪い。社会保険庁の体たらくに守屋武昌・防衛省前事務次官の事件と弁解の余地はない。でも、かといって『増税分がどう使われるか分からない』では百年河清です」 ところで藤井さん、こんな本音も。「国民福祉税構想の際、国民に示す将来のビジョンを作るべきだったのかもしれない。でも、当時は(成功を収めた)エランデルのことなど知らなかった」。照れ隠しか、笑いながら言うが、じくじたる思いがにじんだ。 さて、税金に対する納税者の負担感は低くないはずなのに、福祉が充実しているとは言い難い日本。スウェーデンから何を学べばよいのか。藤井さんは次の三つを提唱する。 「まずは、人間中心の地域再生を考えること。車中心でなく、じいちゃんも赤ちゃんも安心して歩ける町をつくるのです。すると、失われたコミュニティーも再生できる。コミュニティーへの帰属意識は、公共部門に対する市民の健全な評価につながります」 「二つ目は次世代のことをもっと考える。財政赤字の先送りは、責任逃れでしかありません。最後は、中期的な成長率を維持すること。次の世代に、じいさんばかり多く子供が少ない、よどんだ社会を残したくないでしょう?」 そして、こう結論づけた。「この三つは誰も反対できないはず。そして、今の世代が責任を持ってこれらを進めようとしたら、答えは一つ。増税しかありません」 先ごろ、中央公論1月号で論文「スウェーデン型社会という解答」を発表、適度な高負担を伴う高福祉の実現が望ましいとの持論を展開したばかりだ。「現在の不況を生み出したのは、消費税を上げれば景気が悪くなるとの発想に他なりません。でも、日本はまだ、過去の誤りを克服する力を持っていると信じています」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 03. 2012年6月12日 10:03:41 : 8CYIP2OzWI 庶民国民はもう政府に騙されたらイカンゼヨ!!!!! 伊藤アナを待てないので、ネット情報を掲載。誰でも勉強出来ますよ!! ************************************* 菊池桃子さんにもチャンと教えてあげろよ!!フジテレビ!!隠すなよ!! ************************************* 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 スウェーデン所得税の最高額は世界一:は本当か?????????? 日本では一般に、スウェーデンの所得税は高いと言われています。 しかし、 普通の労働者の場合、所得税は30%前後です。 ************************************* 年収2百万なら60万円で年金も失業保険も健康保険も家賃補助も生活補助も全てOK!!社会保障番号=納税者番号も庶民国民はOK!OK! ************************************* 日本と同様に、高所得者は確かに高い税金を支払い、 例えば現在デンマークが62.3%と一番高い税金率をしめています。 スウェーデンは、現在56.7%ですが、デンマークが高所得者の税金率を来年度減税(55.4%)する事に確定していますから、スウェーデンが世界で一番高い所得税率となります。 所得税の税率は、下記の図に示すように所得額によって異なります。下図の(kr)と記載の部分の数字が、年間所得額で所得が高くなるほど、所得税率も高くなります。グラフの数字は、その割合を%で示しています。 簡単に限度所得税の計算の仕方。 例えば、現在月額所得が、Skr 32 000:- の場合、税率表によると所得税は Skr 11 343:-となります。 所得がSkr 1000:- 増加とした場合、月額所得は Skr 33 000:- となり、税率表によると、所得税は Skr 11873:-です。 つまり、限度所得税率は53%となり、( 11 873 - 11 343 = 530:- )ーカ月の所得がSkr 1000 増加することにより、税金は 530:- 増加となります。注意を要するのは、基本所得税は税率表により、この計算では35.9%、( 33 000:-に対する税金 Skr 11 873:-)となります。 ちなみに、2008年度のおよその所得税率は下図のようになっています。 所得額(Skr) 所得税率 (%) -328 600 30 - 36 328 700 - 488 600 50 - 57 488 700 - 55 - 62 世界の最高所得税率を、一部下図に表示 ( 2009年度 参照 ) デンマーク 62.3% スウェーデン 56.7% オランダ 52.0% 日本 50.0% 中国、ドイツ 45.0% イタリー、スペイン 43.0% フランス、チリ、ノールウェイ、 40.0% 台湾、イギリス 40.0% ( 2009年9月21日 記載 国税庁参照 ) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 04. 2012年6月12日 10:14:12 : 8CYIP2OzWI 02で高福祉高負担を検索したら元スウエーデン大使が みずほCB銀行 に居たと分かった。70歳?75歳?まで面倒みて共存共栄か?官僚=行政国家の現実を見てしまった!! 05. 2012年6月12日 10:26:31 : DiDb5Qc5EA テレビで国立の授業料を取り上げたら、 絶対に関係なさそうな通行人にインタビューするな〜 私大出の総理が出て来た頃かな? 国公立の学費が上がって来た。 それからか地方の国立大はレベルダウンした様に思う。 (我が大学は可愛いのかな?有名私大はアップ!慶応は、お札にしたし。) 橋下の府大不要論(売り飛ばす・土地だけでも広いわ)でも、 下町(たぶん、天六・府大からも遠い)のおばちゃんに聞いてた。 アナ「大阪府立大学ってご存じですか?」 おば「そんな大学有ったんですか?」 アナ「確かに、あまり知られていない様です。」 アホか! 世論調査もこんなんやろな〜 でも、タイトルに人を蔑むような言葉は駄目よ! 開かなくても見えるからね。 (カツラではない→名誉毀損罪・カツラだった→侮辱罪。一般なら約30万!) 06. 2012年6月12日 11:18:43 : U77ZwsyRSY とりあえずモモちゃんは、許してやってくれ。 07. 2012年6月12日 11:57:11 : s4n1qHAEkI 私も、06さんに同じ、笑った〜〜〜 08. 2012年6月12日 13:19:54 : 8CYIP2OzWI 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇消費税25%で生涯自立、スウェーデンから来日 親と同居、教育費1000万円…に衝撃 余生は一人で生きていくというスウェーデン在住の実母。自分たちとの同居を当然と思っている日本人の夫の母。スウェーデン出身のハンナさん(42)=仮名=は、あまりに違う2人の母を思うたび、ため息が出る。 約20年前に来日。自営業の夫、3人の娘と東京都内で暮らす。夫の両親は地方に住んでいるが、元職人の義父は保険料を払ってこなかったため無年金で夫ら3人の息子からの月15万円の仕送りが頼り。義母は「日本では子供が両親の老後の面倒を見るのよ」「老後のことがあるから息子を大事に育ててきた」と暗に同居を迫ってくるが、ハンナさんはその気になれない。「同居したら両親の世話で仕事も生活も犠牲になる」 【スウエーデン】 実母アーダさん(75)=同=が一人住むスウェーデンは年金、介護が手厚く、自立生活を営む高齢者が多い。アーダさんは「孫が遊びに来るのは楽しいが、帰る時も寂しくない。やりたいことがまだいっぱいあるから」と話す。介護が必要になっても子供の世話になる気はない。「高い税金を払っているから行政が老後の面倒を見るのは当然。この国はその態勢も整っている」 例えば認知症患者の在宅介護ではスタッフが1日5〜10回訪問し、食事、入浴、排便を手伝う。家族は簡単な身の回りの世話だけ。介護費用の自己負担は日本よりかなり少なく、家族へのしわ寄せもない。 25%の付加価値税(日本の消費税)など高い税金を国民が受け入れているからこその手厚いシステムだが、老後の安心社会が約束されているため、将来不安に自分で備える必要もない。 【日本】 「子供の教育費で1000万、2000万円の貯金は必要よ」。日本で有料老人ホームを運営するスウェーデン出身のグスタフ・ストランデルさん(36)は8年前、長男の誕生直後、妻の言葉に腰を抜かした。子供の教育費はゼロ、老後の不安もないスウェーデンでは考えられない金額だ。日本生活10年目。「日本で安心して老後を迎えるには、いくら貯金すればいいのか。いまだに分からない」 都内で年金暮らしの元大学教授、山内隆さん(74)=同=はスウェーデン、日本で教壇に立った。どちらでも月12万〜13万円の年金を受け取れるが、「一日も早くスウェーデンに移りたい」 バリアフリーの公団住宅は家賃8万円。食費、光熱費を入れると貯蓄を取り崩さなければ生活できない。さらに昨年末、背骨を折り手足が思うように動かなくなり、要介護2と認定された。掃除や洗濯、買い物の訪問介護を受けるが、「夜中でも電話1本で介護士が駆け付けてくれるスウェーデンとは安心感が違う。日本にいる息子に負担も心配もかけずに済む」と話す。 ◇「桃源郷」でも介護職員削減 スウェーデンも桃源郷ではなくなりつつある。金融危機に見舞われた90年代初め以降、財政悪化を避けるため介護を運営する自治体も在宅介護へのシフト、民間委託などでコスト削減を進めている。人員削減の結果、15年には介護職員が20万人不足する可能性もあり、海外から安価な人手の受け入れを増やしている。 日本に永住するつもりのグスタフさんは「消費税25%のスウェーデンでさえ給付を抑えなければ財政がもたない。日本は5%で社会保障をどうしようとしているのか」と不安を隠さない。 ◇ ◇ 少子高齢化に伴う社会保障費の膨張に直面する日本。医療、介護水準を維持するだけでも消費税増税などの負担増は避けられないとの見方は強いが、負担増への反発も大きい。高福祉国家の北欧諸国の人々は、日本よりはるかに重い税負担をどう受け止めているのか。経済縮小が続く日本で、国民生活や中小・零細企業の経営は増税に耐えられるのか。福祉と暮らしの現場から、問う。>明日はある…か?:増税を問う スウェーデン75歳「負担に見合う介護享受」 ◇福祉と財政両立 手厚い社会保障と比較的高い経済成長で、成熟国家のモデルといわれるスウェーデン。これにならおうと菅政権は「強い経済、財政、社会保障」をスローガンに掲げたが、財源確保のための消費税増税は参院選大敗で尻すぼみになり、「強い社会保障」どころか現状維持すらおぼつかない。負担増を避け社会保障を抑制するのか、中福祉・中負担程度の増税を受け入れるのか、高福祉・高負担を目指すのか−−。 大手商社、丸紅社員の鈴木敦さん(45)はスウェーデン・ストックホルムの駐在員時代、毎日の昼食が悩みのタネだった。職場近くのカフェで食べるサンドイッチとコーヒー、サラダのセットは付加価値税(消費税)25%分も含め約1300円。価格は日本の倍の感覚だ。それでも妊娠した妻の診察、長男出産まで無料。「高負担も高福祉も実感した」 医療・介護費は自治体ごとに違うが、ストックホルムの場合、かかりつけ医に払う自己負担は何回診察を受けても年900クローナ(1万800円)以内。在宅介護サービスも回数にかかわらず自己負担は月1696クローナ(2万円)までだ。「高福祉」を支える国・地方の社会保障関連支出は国内総生産(GDP)比27・69%(07年)に上り、主に所得税と消費税で賄われる。 地方自治体が担う医療、介護などの財源は平均31%の税率の地方所得税。月収3万1600クローナ(約38万円)以上の中高所得者には国の所得税(税率20、25%)も上乗せされる。最低保障年金などの財源となる消費税は原則25%だが、食料品などには12%、新聞などには6%の軽減税率が適用される。 国民が負担している税と社会保険料の合計額が国民所得に占める割合(国民負担率)は64・8%(07年)に達し、経済協力開発機構(OECD)加盟28カ国中トップのデンマーク(71・7%)に次ぐ。日本(10年度39%)をはるかに上回るが、スウェーデン北部で1人暮らしをする女性(75)は「払った分に見合う十分な介護を受けられる」と負担を意に介さない。 90年代前半に急激な財政悪化に見舞われると、保育手当廃止や失業手当の給付率引き下げなど、社会保障分野を含めた聖域なき歳出削減を実施。地方自治体にも財政赤字に陥った場合、短期間で黒字転換を義務付けるルールがある。日本総研の湯元健治理事は「財源が足りなければ、増税かサービスを削るか。国民も負担と給付の選択がしやすい」と指摘。将来世代へのツケ回しでやりくりしている日本とは大違いだ。 ◇医療水準に不満も ただ、歳出抑制のため、軽い病気への対応が後回しになることも多い。スウェーデン在住の日本人からは「熱が出て予約しても診察は3日後のことも」「救急でも3時間待たされた」など、医療サービス水準の低さへの不満の声も聞かれる。 企業の社会保険料負担は賃金の3割強と日本の約3倍だが、法人実効税率は日本より低い。湯元氏は「社会保障が充実しているため福利厚生費負担も軽く、税、社会保険料を含めた企業の労働コストは日本とほぼ同水準」と分析。さらにリーマン・ショック後、経営危機に陥った自動車メーカーのボルボやサーブなどを政府が支援しなかったことを例に「斜陽産業を整理し、生産性の高い分野に労働力を移動させる産業政策をとっていることも、成長力向上に寄与している」と評価する。 衣料品のH&M、家具のイケア、通信機器のエリクソンなど世界で活躍する企業も多く、ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」が9月にまとめた国際競争力ランキングで2位(日本は6位)に入っている。 ◇日本の制度、20〜40年遅れ 日本の社会保障関連支出はGDP比19・15%(07年)でスウェーデンより小さいが、それでも税金や社会保険料で賄い切れず、国の借金で穴埋めしている。将来、国民の負担となる借金を含めた「潜在的国民負担率」は52・3%(10年度)とイギリス(51・7%、07年)、ドイツ(52・6%、07年)並みの「高負担」。国と地方の債務残高はGDPの2倍近くに達している。 これまで日本の社会保障費は「長期雇用を前提にした企業の福利厚生や家族による無償の介護・子育てにより、安上がりに済んできた」(みずほ情報総研の藤森克彦氏)。だが、長引く景気低迷で企業は非正規社員を増やす動きを加速。未婚化、晩婚化で単身高齢世帯の割合も増加しており、安上がりの社会保障の前提だった「企業の福利厚生」「家族間扶助」はいずれも縮小の方向だ。福岡市の派遣会社に勤める独身女性(27)は「老後に備えたいが貯金する余裕はない。年を取った時に一人で野垂れ死にしないか不安」と話す。 早くから高齢化が進んだスウェーデンでは1940年代後半に高齢者介護が社会問題化し、60年代初頭には介護制度の充実策に着手。69年に付加価値税(消費税)を導入した。一方、日本で「寝たきり老人」が社会問題化したのは80年代半ば。消費税導入は89年、介護保険制度導入は00年とスウェーデンから20〜40年遅れている。 スウェーデン北部のシェレフテオ市役所勤務の経験がある地方公務員の金田幸宏さん(40)は「スウェーデンでは、行政サービスを少しずつ、実感できる形で拡大してきたので、負担の必要性への理解も広がった。給付と負担のバランスの適正化を迫られている日本も参考にすべきだ」と指摘する。>聞きたい:「高福祉・高負担」スウェーデン・モデル ヌーデル前財務相 「高福祉・高負担」で知られるスウェーデン・モデル。重税にもかかわらず、国際競争力のある企業を生み出し、日本より高い経済成長を遂げているのはなぜか。スウェーデンのぺール・ヌーデル前財務相(47)に聞いた。 ◇成長分野に重点投資 −−高負担は成長を阻害しませんか? ◆高い税金を教育、研究開発、インフラなど経済成長に寄与する分野に使っている。福祉政策も例外ではなく、成長につながるかの観点で予算配分を決めている。例えば、育児休暇制度。子どもが生まれると両親は合わせて480日分の休暇を取得でき、390日間は政府が賃金の80%以上を保証する。その結果、働く女性の割合(就業率)は70%超に達し、経済を支えている。日本も女性の就業率を(現在の6割台から)高め、社会保障の担い手になってもらわなければ、少子高齢化社会に立ち向かえない。 −−日本では社会保障費の財源確保のための消費税増税論も浮上していますが、景気への悪影響を懸念する声も根強くあります。 ◆スウェーデンでは、長い時間をかけて付加価値税(日本の消費税に相当)の必要性を国民に訴えてきた。「集めた税金を高齢者や子どもたちのために使い、安心が生まれるようにする。そうすれば、消費者は財布のひもを緩め、お金を使うようになり、景気に好影響を与える」と。高齢化が進めば負担増は必然。政治のリーダーは増税を求めるにあたって、何に投資し、それがいかに国民に安心を与えるのかを示さなくてはならない。行政の透明性を高め、政治家に対する有権者の信頼を築くことも大切だ。スウェーデンでは公的部門の文書や公務員の一人一人の給料まで国民に知らせている。常にメディアや市民に監視されることは、公的部門の効率性を高めることにもつながっている。 −−スウェーデンにはイケアやH&M、エリクソンなど、国際的に活躍する企業も多いのですが、競争力強化のためにどのような政策をとってきましたか。 ◆法人税率は(約26%と)低水準に抑えている。また、スウェーデンは小さな国なので、成長するには外国に対してもオープンでなくてはならない。そのため、市場の規制は少なく、競争原理が働くようになっている。公的部門が教育を通じてスキルのある人材を民間部門に供給、民間部門が経済成長を推進し、公的部門を資金面で支えている。大きな公的部門と強い民間部門は相互依存の関係にある。>質問なるほドリ:消費税って何に使ってるの?=回答・田畑悦郎 <NEWS NAVIGATOR> ◆消費税って何に使ってるの? ◇「高齢者医療」「年金」「介護」に特化 10年度予算で9.8兆円不足、財源確保課題 なるほドリ 買い物のたびに払っている消費税、いったい何に使われているんだろう。 記者 89年の導入時は、特に使い道を限定していませんでした。「高齢者医療」「基礎年金」「介護」の3分野のみに使う「福祉目的化」を国の予算の基本ルール「予算総則」に明記したのは99年度からです。 Q なぜ、福祉に使うことにしたの。 A 所得税や法人税に比べ、景気の影響を受けにくく税収が安定しているのに加え、税率が25%のデンマーク、17・5%の英国などより低く、社会保障費の伸びに応じた引き上げが可能ではないかとみられているためです。当時の政府・与党には「福祉充実を理由にすれば、増税への国民の理解を得やすい」との思惑もあったようです。 Q 社会保障費の財源が安定するなら、安心だね。 A そう簡単ではありません。消費税5%のうち、国に配分されるのは2・82%分、つまり税収全体の56・4%で、残りは地方自治体に回ります。10年度の消費税収は12・1兆円の見通しなので、国が使えるのは地方に回る分を差し引いた約6・8兆円となります。3分野に必要なお金は10年度当初予算で16・6兆円なので、9・8兆円も足りません。 Q 社会保障費はこれからどんどん増えていくのに、いまでも足りないなんて! A 3分野以外にも一般医療費などもあり、社会保障給付に充てられる国の歳出は10年度当初予算で27・3兆円に上ります。高齢化により、年金受給者や医療、介護サービスの利用者はさらに増えるので、現行制度を維持するだけで毎年1兆円超も増えるそうです。 Q 足りない分はどうしているの? A 10年度当初予算では、社会保障費をはじめとした国の一般会計歳出は92兆3000億円ですが、税収は37兆4000億円。特別会計の積立金である「埋蔵金」を取り崩しても全く足りず、税収より多い44兆3000億円もの国債発行、つまり借金をしてしのぎました。 Q 菅直人首相が一時、言っていた通り、消費税率を10%に引き上げれば借金頼みから抜けられるのかな。 A 消費税1%当たりの税収は2・4兆円なので、5%引き上げると約12兆円の増収になります。国と地方の配分割合がこれまで通りなら、国分は約6・8兆円増えるだけで、3分野の不足分すら賄えません。社会保障の財源確保のための議論は待ったなしと言えます。(経済部)<< 結局、高福祉のためには消費税増税を・・・という結論でした・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 09. 2012年6月12日 16:36:36 : 8CYIP2OzWI 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 藤井威(ふじい・たけし)氏 1940年東京生まれ。東京大学法学部卒業。大蔵省主計局次長、経済企画庁官房長、 大蔵省理財局長、内閣官房内政審議室長を経て、退官後、1997年から 2000年まで 駐スウェーデン特命全権大使兼ラトヴィア特命全権大使としてストックホルム在勤。 その後、地域振興整備公団総裁を経て、現在みずほコーポレート銀行 顧問。著書『スウェーデン・スペシャル[T]〜[V]』新評論刊、他。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 緑会合唱団? 10. 2012年6月12日 20:32:47 : 8CYIP2OzWI 母子家庭になった菊池桃子さんのお子さんの為にも、掲示しましょう! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 高等教育費の学生負担 15カ国比較 日本が最も重い 国際的な研究所が、十五カ国の高等教育の学生負担費を比較し、日本が最も重い負担であることを示すリポートを発表しました。十五カ国のランキングは別項の通りです(ベルギーはフランダース語圏とフランス語圏とを別個に調査しているのでランクは十六位まで)。 リポートは、アメリカ・ワシントンDCとカナダ・トロントを基盤に活動する「教育政策研究所」(Educational Policy Institute,EPI)がまとめた「グローバル高等教育ランキング2005」(Global Higher Education Rankings 2005)。各国の学費や生活費、奨学金などをもとに国際比較したところ、日本は総合で最下位になっています。 今年、国立大学の授業料値上げをきっかけに、日本の学費が世界的に見て異常に高いことが問題となりましたが、これを裏付けるものです。 同研究所は二〇〇二年につくられ、各国の研究者の協力のもとに、学生の教育機会について政策研究しています。リポートは同研究所ホームページhttp://www.educationalpolicy.org/に載っています。 高等教育費の学生負担ランキング (負担の軽い順) (1)スウェーデン (2)フィンランド (3)オランダ (4)ベルギー(フランダース語圏) (5)アイルランド (6)ベルギー(フランス語圏) (7)オーストリア (8)ドイツ (9)フランス (10)イタリア (11)カナダ (12)オーストラリア (13)アメリカ (14)イギリス (15)ニュージーランド (16)日本 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 11. 2012年6月12日 20:37:59 : 8CYIP2OzWI OECD30カ国でもトルコと同率30位だった。2006〜7時で驚いた。 |