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民主党増税反対過半数の勢い
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2012/6/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
中間派から異論続出
会期末まで残すところ1週間。野田首相がアホみたいに政治生命をかけてしまった増税法案だが、やっぱり潰れるんじゃないか。反対の声は広がる一方なのだ。
民主党はきのう(12日)から党内向け会議を開き、消費増税関連法案の修正協議について経過報告を始めたが、異論が続出。注目すべきは、これまで態度を鮮明にしていなかった「中間派」といわれる議員から「増税先行は認めない」などと批判が相次いだことだ。
民主党内で増税にシャカリキなのは野田グループと前原グループ、そして岡田副総理の周辺くらいだ。岡田なんて、グループですらない。純粋な推進派は100人にも満たないのだ。だから、中間派がどっちに乗るかで法案の成否が決まってくるのだが、ここへ来て、「増税反対」は半数を超える勢いだ。
きのう午後に開かれた「民主党の『民主的合意形成』を実現する集い」には、中間派の30人以上が集まり、両院議員総会の開催を求める署名集めを始めることを決めた。参加者のひとりが話す。
「このままでは、なし崩しで修正合意に持ち込まれ、大増税が既成事実化してしまう。野党と合意する前に、まず両院総会で議論して、党内の合意を形成するべきだ」
日和見でフラフラし、決断力がないのが特徴だった中間派が、珍しく自主的に動き始めた。それくらい、地元の有権者の声が厳しいということだ。
「一体改革のはずが、いつの間にか増税先行のバラバラ切り離し改革になってしまった。これで有権者の理解を得ようという方が無理。週末に帰ったら地元の反応は冷たかった。とても説得はできません」(中間派の若手議員)
「最低保障年金など民主党の主要政策を国民会議に棚上げなんて、許せるワケがないでしょう? 何のための政権交代だったのか。自民党の言いなりになって、この前の選挙の根幹部分を撤回すれば、民主党はもう持たないよ」(中間派ベテラン議員)
◆採決なんてできるのか
民主党内だけではない。14日夜には永田町の憲政記念館で、この時期の消費大増税採決に反対する超党派の国民集会が大々的に開かれる。共産党や社民党だけでなく、みんなの党や自民党の議員も出席するという。一般市民も参加可能なため、問い合わせが殺到していて、「会場に入りきらないんじゃないか」といわれているほどだ。
国民の6割が反対し、党内でも半数以上が批判している法案である。普通の感覚なら採決なんてできるはずがない。それを強行しようという野田政権は一体何なのか。誰のために政治をしているのか。
野田ごときの政治生命なんて国民にとってはどうでもいい。執行部から「サイレントマジョリティー」とかいってバカにされてきた中間派が、本気で国民生活のことを考えているというなら、今こそ声を大にすべきだ。
◇
増税法案ヤマ場は14日
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2012/6/13 日刊ゲンダイ
修正協議の合意前に「前原一任」の方針
増税法案をめぐる民主党内の攻防は、14日がヤマ場になりそうだ。
反対派が急速に増えつつある現状で、党内の了承を得るのは簡単じゃない。どう決着させるのかと思ったら、案の定、強引に一任を取り付ける方針だという。民主党幹部がこう明かした。
「14日に前原政調会長への一任を取り付けたい。その上で、15日に自民・公明との修正協議で合意を得て、総理が自民党の谷垣総裁と党首会談に臨む。18日からのG20で総理が『法案成立のメドが立った』と胸を張れる環境をつくる」
さらに、野田がG20から帰国する20日に両院議員総会を開いて“ガス抜き”し、21日に衆院採決というスケジュールを描いている。
だが、そう都合よくいくかどうか。3月末の増税法案の閣議決定前も、前原が党内議論を一方的に打ち切り、勝手に一任を決めたが、反対派は「手続き上、瑕疵がある」と認めていない。
今回の党内向け会議は12日に始まったばかり。14日で強引に打ち切れば、中間派も黙ってはいないだろう。党内は紛糾必至。かえって採決での造反が増える可能性がある。
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