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「小沢を叩けば支持率が上がる」はずが・・・逆効果に気付かぬマスコミ
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2012年6月11日 政経徒然草
面白い傾向が出てきている。
ここ数年「小沢を叩けば支持率が上がる」という傾向が見受けられた。長続きはしなかったが、マスコミの誘導的な報道もあり、それなりの効果を挙げてきた。
菅・野田政権もマスコミも官僚も「小沢叩き」に奔走した目的はここにある。
ところが、ここにきて風向きが大きく変わり始めている。
「小沢叩き」が逆効果を生み始めている。
そもそも「小沢叩き」は「小沢=悪」という前提の上で成り立つものである。
国民の多くが「消費税増税反対・慎重」、「原発再稼働反対・慎重」に傾く中で 「消費税増税反対」、「原発再稼働反対」 を訴える小沢一郎は、最早、国民の間では「悪」ではない。
寧ろ 「消費税増税反対」、「原発再稼働反対」を訴える小沢一郎は「国民の味方」と言える。
こういう構図が少しづつではあるが社会の中に生まれつつある。
つまり
「消費税増税推進」、「原発再稼働推進」の野田首相=悪
「消費税増税反対」、「原発再稼働反対」を訴える小沢一郎=国民の味方
という構図である。
こういう構図が生まれつつある現状で野田首相を批判する小沢さんの言動を逐一取り上げるマスコミは、自分たちの思惑とは裏腹に批判すればするほど小沢さんの評価を挙げることに繋がることを、まだ理解していないようだ。
このような構図は小沢さんの問題だけでなく電力業界や検察、司法など多くの分野で起こっている。
「絶対的な正義」と思われていた検察や司法の世界
「社会インフラを担う公共的な立場」で運営されたきたと思われていた電力業界
等々。
今までマスコミなどにより創られてきたイメージが次々と壊され始めている。
これにより、どういうことが起き始めたのか?
今までタブー視されていたことがタブーでなくなり、自由に批判できるようになってきた。
このことの意味することは大きい。
今までの日本には「言論の自由」があったように思われているが、実は一部においては完全に「言論の自由」が封殺されていたことが明らかになってきた。
これを今の政界に当てはめれば、今まで小沢一郎を支持することはタブー視されていた。
しかし、ここ1カ月で「小沢一郎の政治と金」を口にする議員は、ほとんどいなくなった。
「小沢一郎の言っていることの方が筋が通っている」と堂々と口にできる雰囲気ができつつある。
今の政界は世論とネジレている。
国会議員と世論との間にネジレ現象が起きている。
首相が語る「精神論」と現実の世論との間には大きなネジレがある。
空疎な言葉遊びで国民をごまかそうと思っても、タブーなき社会ではネットなどで真実の姿が浮き彫りになるため、直ぐに嘘はばれる。
韓国の歴史ドラマ「トンイ」ではないが、最後は「真心」の勝負である。そして、その「真心」を国民が理解できるようにならなければ真の民主主義国家は生まれないだろう。
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