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「堺は一つ」歴史・文化の集い 「大阪都構想Jから自治守ろう/歴史学ばぬ橋下市長 旭堂南陵さん“ぴしゃり”
「しんぶん赤旗」 2012.06.10 日刊紙 13面 関西版
「堺は一つ」の一点で共同を広げている「『大阪都構想』から堺市を守る自由と自治・堺の会」は9日、「堺の歴史・文化のつどい」を市内で開きました。「市民相互を利害の対立者に仕立て上げ、人々を不安や不信、敵意や憎悪の連鎖にくくりつけるような堺にだけは、絶対にさせるわけにはいかない」とした自治都市・堺の発展を願う市民アピールを採択しました。
「都構想」は、橋下徹大阪市長が次期衆院選の争点の一つとしています。「大阪都」になれば、堺市は三つの特別区に再編され、その権限と財源を「都」に吸い上げられます。
170人を前に、「超党派で堺を愛する人間として、堺は一つなんだと訴えたくて来ました」と切りだした講談師の旭堂南陵さんは「自分の街には愛着があります。人口規模だけで勝手に割ろうとする橋下・『維新の会』は、歴史を学んでいません」とぴしゃり。「伊達政宗とすずめ踊り」の講談を披露。会場を沸かせました。
郷土史家の檜本多加三さんは、堺の「自治」「自由」の思想が室町時代後半から始まったことに自信を持ち、「庶民が夢を見いだせる堺を守りましょう」と熱く語りました。
府知事選で「維新」の松井一郎氏に投票したという男性は「私は堺の分割には反対なのに、有権者が分割に賛成したという橋下氏の言い分は許せません。民意を乱用したらあかん」と憤りました。
20年余、同市に住む皿海みつるさん(43)は「堺の文化や歴史は積み重ねられ、簡単に切ったり付けたりすることはできないと分かりました。『都構想』では、堺市民の生活がよくなるとは思いません」と話しました。
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