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読売の声は神の声…マスコミは巫女か霊媒師
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2012/06/10 【稗史(はいし)倭人伝】
洗脳された人間にとって、洗脳した人間の声は神の声である。
洗脳された人間には、理性も知性も意味を持たない。
ただただお告げの実践こそが価値ある行為なのである。
そして次のお告げを待つ。
お告げがないと、神に見捨てられたかのように不安になる。
野田を洗脳したのは財務省である、と思っていたがどうもそれだけではなさそうだ。
小川前法相の指揮権発動つぶしの素早い動きをみると、検察・法務省の洗脳も進んでいたのだろう。
大飯原発の性急な再稼働決定をみると、経産省の洗脳もかなりのものである。
どうやら野田の洗脳は、個々の官僚の仕事ではなく、官僚機構、官僚組織そのものが担ったものなのであろう。
野田の神は官僚なのである。
官僚が野田にとっての神ならば、神の声を伝える者がいる。
神自身が直接伝えることもあるが、巫女や霊媒師の役目を務めるものがいる。
新聞・テレビである。
この連中は神の声を伝え、お告げの正しさを保証し、お告げの実践を要求し、後押しする。
読売・社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
6月9日付 大飯再稼働へ 国民生活を守る首相の決断
6月9日付 消費税修正協議 日本再建の大局を忘れるな
6月8日付 東電OL殺害 検察を敗北に導いた新証拠
6月8日付 上海協力機構 欧米への対抗姿勢を懸念する
6月7日付 修正協議へ 党利党略排し大胆に譲歩せよ
6月7日付 人口減少本格化 次世代支援にもっと知恵を
6月6日付 日本の製造業 成長市場の攻略で巻き返しを
6月6日付 菊地容疑者逮捕 「オウム」実態解明につなげよ
6月5日付 野田再改造内閣 日本の命運かかる6月政局
6月4日付 内閣改造へ 消費税修正協議の環境整うか
6月4日付 ユーロ急落 欧州の努力を促す市場の警告
6月3日付 「開店休業」国会 法案停滞は与野党の怠慢だ
6月3日付 シリア情勢 停戦を順守させ流血止めよ
6月2日付 野田・輿石会談 首相はぶれずに「採決」へ進め
6月2日付 円と人民元 日中貿易を拡大する直接取引
6月1日付 大飯再稼働へ 「容認」とは福井県に失礼だ
6月1日付 中国書記官疑惑 諜報活動への警戒を怠るな
5月31日付 野田・小沢会談 「もう一度」は時間の浪費だ
5月31日付 原子力規制組織 緊急時には首相指示が要る
5月30日付 国会事故調 反省なき菅前首相の脱原発論
5月30日付 エジプト情勢 イスラム伸長で進む「二極化」
5月29日付 エネルギー比率 「原発ゼロ」では立ちゆかない
5月29日付 携帯ゲーム規制 健全性を重視したビジネスに
5月28日付 社会保障改革 中長期の政策課題は切り離せ
5月28日付 海底資源開発 政府主導で戦略を構築せよ
消費税と原発再開への叱咤激励、野田応援一色である。
現在のところ、神の関心はこの2つのようである。
読売自身が洗脳されているようにもみえるが……。
やはり、お告げを伝える巫女というところだろう。
神の声を発する官僚。
神の声を伝えるマスコミ。
神の声に従う野田。
そして日本の神の上に控えている世界神がいる。
財務省に100兆円のお金を出させる神。
神の意向に沿う者だけが出世できる外務省。
神の国の経済システムに組み込まれることを願う経産省。
神の国の軍隊に有料で駐留して貰っているアホ国家。
神に会っていただくだけでありがたがる総理大臣。
総理大臣の評価は神に会っていただく時間の長さで測られる。
さて神のお告げの一例をみてみよう。
野田・小沢会談 「もう一度」は時間の浪費だ(5月31日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120530-OYT1T01460.htm
首相が民主党の小沢一郎元代表と会談し、消費税率引き上げ関連法案の成立への協力を要請した。「社会保障と財政の状況を踏まえれば、一体改革は待ったなしだ」と迫った。
小沢氏は、「増税前にやるべきことがある」と従来の姿勢を崩さず、法案に賛成できないと明言した。さらに、「行政改革による無駄の排除」「社会保障の理念の後退」「デフレ脱却が途上」の3点を主張したという。
双方の主張を吟味すれば、明らかに大義は野田首相にある。
早くも神のご託宣が下された。
神は論理を超えた存在である。
神は説明しない。
神は告げるだけである。
『大義は野田首相にある』
解釈や説明は巫女や神官の仕事である。
ここからが巫女の仕事、巫女の腕の見せ所である。
>消費税率引き上げは昨秋以降、党代表選や一体改革関連法案の了承などの党内手続きをきちんと経ている。少子高齢化に伴って社会保障費が増大する中、増税先送りは財政を一段と悪化させよう。
小沢氏の「増税前にやるべきことがある」との主張は、改革先送りのための常套(じょうとう)句に過ぎない。行革やデフレ脱却の重要性は、党内論議で何度も確認されている。
もともと神は我が儘勝手、不条理な存在である。
その理不尽な言葉を解釈する巫女はありとあらゆる屁理屈を動員する。
愚かな民衆を騙すのはさほど苦労ではない。
もともと大衆全部を納得させようとしているわけではないのだ。
大多数が納得すれば、残りの少数は黙ってしまうと思っているのだ。
> 関連法案の成立には、自民、公明など野党との法案の修正協議が欠かせない。自民党は「小沢氏との決別」を協力の条件の一つに掲げている。再会談が与野党協議の妨げとなるのなら、いずれ会談打ち切りを決断する必要がある。
野田首相は、関連法案採決時の党内からの造反について「党として対応する」と語り、処分を辞さない構えだ。一体改革に「政治生命を懸ける」と言明している以上、今国会での法案成立を最優先すべきで、安易な妥協は禁物だ。
自民党が社会保障制度改革基本法案の骨子をまとめるなど、一体改革をめぐる与野党協議の機運は徐々に高まってきている。この機を逃してはならない。
巫女の解釈は明確でなければならない。
断定的でなければならない。
解釈に曖昧さを残してはいけない。
読売はそれをしっかり実践している。
理想的な巫女の姿勢を保っている。
神は正邪を超えた不合理な存在である。
巫女はその神のお告げにもっともらしい解釈を与えて飯を食っている。
神は、神の存在、神の正義、神の全知全能を疑う者には罰を下す。
そしてそこでも巫女の口を借りることになる。
神の僕たる読売・朝日ほかのマスコミは日々競って神への忠誠に励んでいる。
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