http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/243.html
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(転載始め)
2012年6月 9日 (土)
「主権者国民連合」は小沢氏主導勢力と連携する(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-8d59.html
消費増税と原発再稼働。
どちらも、国民生活に直結する超重要問題である。
議会制民主主義の仕組みは、重要な意思決定の権限を最終的に主権者である国民に与えるものである。
しかし、それぞれの問題を、いちいち、主権者国民に答えてもらうわけにはいかないから、代議制という仕組みを用いている。
だが、その際、肝になるのは、国会で議決をする議員が民意の負託を受けているということだ。
しかも、新たに発生するような問題については、主権者が議員に意思決定を託すとは言っても、いわゆる「白紙委任状」のような委任はできない。
議員が主権者国民の考えに沿って行動するかどうか、まったく判定できないからである。
このような問題点を踏まえて提唱されたのが、「マニフェスト選挙」である。選挙の際に、重要政策問題について、各政党が責任ある公約を明示する。主権者国民はその明示された政権公約をじっくりと読んで、政策方針を軸に政権を委ねる政党を選択する。
「マニフェスト選挙」は「政権選択選挙」でもある。
一番のポイントは、マニフェストという、一種の契約書を主権者と政党とが交わして、この契約書を遵守することを条件に、政党は投票を要請し、国民は政党に投票する点にある。
いま、この国で直面している二大課題は、消費増税と原発再稼働だ。
消費増税については、2009年8月総選挙での最大の争点になった。自民党は消費増税を提案し、民主党は「消費増税の前にやることがある」ことを主張した。
「消費増税の前にやることがある」というのは、具体的には「天下りとわたりの根絶」だ。これを野田佳彦氏は「シロアリ退治」と表現した。
「シロアリ退治なき消費増税阻止」
これが、民主党が主権者国民と交わした契約書に記載された約束である。
このことを次の動画映像でご確認いただきたい。
野田佳彦氏2009年7月14日演説
http://www.youtube.com/watch?v=-3wVwe8a_8c&feature=player_embedded
野田佳彦氏2009年8月15日演説
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo
岡田克也氏2009年8月11日演説
http://nicoviewer.net/sm13731857
ところが、野田佳彦氏がいま「スイシン」している消費増税は、文字通り「シロアリ退治なき消費増税」である。
国民の多数は、消費税そのものを全面否定しているわけではない。少子高齢化社会に突入する日本の社会保障財源として消費税が有力候補であることを認識している。
しかし、野田氏が強調するように、「シロアリを退治しないで消費税を上げれば、またその税金にシロアリがたかる」ことを警戒しているのだ。
だから、国民は消費増税を提案する前に、シロアリ退治の行動を明示せよと考えているのだ。
例えば、財務省の天下り。横綱の日銀、東証、御三家=大関の政投銀、国際協力銀、日本政策金融公庫、関脇級の日本たばこ、横浜銀、西日本シティ銀への天下りを、今後禁止する。経産省から全国九電力、トヨタへの天下りを禁止する。せめて、この程度の決定が示される必要がある。
1日で決定できるようなこともせず、消費増税と喚(わめ)くから国民が賛同しないのだ。
消費増税「スイシン」にバイアスがかかる朝日新聞の世論調査でも結果は次の通り。
朝日新聞6月4・5日世論調査結果
消費増税法案
「今国会で成立させるべきだ」 17%
「成立にこだわるべきではない」72%
法案に
賛成 32%
反対 56%
内閣支持率 27%
不支持率 51%
これが現状だ。バイアスを排除すれば、実態はさらに増税賛成が減り、増税反対が多くなるだろう。
この状態で、民自公が密室談合野合を繰り返して消費増税を決めるなら、これは文字通り「民主主義の冒涜」だ。
「公」が賛成に加わるには年内総選挙が条件になるから、年末総選挙だ。
このとき、「シロアリ退治なき消費増税」同盟は惨敗する。
「主権者国民連合」が全面的に闘うからだ。
「主権者国民連合」は「シロアリ退治なき消費増税白紙撤回」、「国民同意なき原発再稼働白紙撤回」の旗を掲げて闘う。
消費増税問題同様に、原発再稼働問題でも、野田佳彦氏は、主権者である国民の意思を踏みにじって、原発再稼働を「スイシン」している。
消費増税と原発再稼働の「スイシンジャー」なのだ。
昨日ブログにリンクを貼り付けたように、「スイシンジャー」は、原発再稼働反対の小出裕章氏が登場する動画で原発推進派につけられた名称である。
私たちは主権者国民が最終決定権を持つ政治制度を構築しなければならない。シロアリ退治なき消費増税も国民同意なき原発再稼働も、主権者国民の意思に反する施策である。
この施策には正統性がなく、これを撤回させることが必要である。
現行制度の下でこのことを実現するには、国会の過半数の議席を、これらの施策を「ミトメン」とする勢力が確保しなければならない。
この勢力を「スイシンジャー」に対して「ミトメンジャー」と名付けた。
名前などはどうでもいいが、分かり易く世の中に情報を伝達するには、このような工夫も必要だ。
スイシンジャー動画の続編として「スイシンジャー対ミトメンジャー」を制作していただければ、より効果的だと思う。
「主権者国民連合」の政治運動に、多くの方から賛同をいただいている。
天木直人氏にも連携を呼びかけているが、天木氏は天木氏が主導する体制を望んでおられるのか、はっきりとした返事をいただけない。
天木氏とはメルマガの特別企画として、毎月一度対談動画を生配信させていただいており、政治上の主義主張で一致する点が非常に多い。
天木氏から先週電話があり、この6日か7日に一緒に政治家と接触したいとの話を持ちかけられ、予定を入れずに待機していた。ところが、連絡がないなかで待機して6日にネット上の記事を読むと、天木氏が6日正午に単独で政治家に接触するとの記事があった。すでに正午を大幅に過ぎたときだった。ということで、肩透かしを食ってしまった。天木氏から連絡があったのは7日になってからだった。
私は別件で7日に国会議員からの面会要請があったので、7日に会談し、「主権者国民連合」についての新政治勢力との連携についても議論を行った。たが、重要機密事項であるので、内容を詳細に開示することはできない。
天木氏はご自身が国会議員になることを最優先に考えられているようなので、私とはスタンスが若干異なる。しかし、私としては、脱原発・反消費増税・反TPPを実行する政権を樹立することが目的なので、この目的と整合的である限り、同一歩調を維持することは可能だと考えている。
この「主権者国民連合」のネット上での政治運動を拡散するための技法について、お問い合わせを多くいただいている。
ネット上に賛同の意思を表明できるツールを用意できると良いと考えているが、技術的な知識が乏しく、具体的な方法がなかなか思い当たらない。
ブログ執筆者に対しては、雑談日記のSOBA様がトラックバックピープルというページを開設くださったので、ブログ執筆者は、「主権者国民連合」ページにできるだけ多くのトラックバックをしていただきたいと思う。
他方、ネットを閲覧されている方の賛同意思表示のページをうまく工夫できれば良いと考えている。
良いアイデアを思い付いた方は是非教えていただきたい。
(転載終わり)
6月3日のデモでは登場しませんでしたが、下記の旗が登場するのも時間の問題でしょう。第一号「主権者国民連合」の旗を高々と掲げる一番乗りデモはどこか。
「主権者国民連合」TBPのリンクリストをサイドエリアに表示させるタグのメモはこちら。
以下、バナー。クリックすると、最初の二つは植草さんの政治運動「主権者国民連合」創設宣言エントリーに飛びます。残りの小さなバナーはTBP主権者国民連合に飛びます。
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↑上記ブログサイドエリアにはれるサイズの各コマバナーを
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