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小川前法相、検察は田代検事の無罪の証拠しか集めていないと激白
作成日時 : 2012/06/07 22:29 :(かっちの言い分)
今、ネット上では小川前法相の指揮権発動問題の話題で沸騰している。この件で東京新聞の論説委員がツイートしていて、7日の7時に小川前法相インタビューを現代ビジネスの「ニュースの深層」に掲載するというので早速見てみた。詳しくは、以下を読んでほしいが、小川氏が退任時の記者会見で述べたことより、一歩も二歩も踏み込んだ言い方をしている。以下にそれをまとめた。
「指揮権発動について再び首相と会う前日に更迭された」、「小沢裁判の虚偽報告書問題は『検事の勘違い』などではない!!」小川敏夫前法務大臣に真相を聞いた
2012年06月07日(木)長谷川 幸洋
長谷川幸洋「ニュースの深層」
まず、小川氏は5月11日に指揮権発動をすべしと野田首相に進言したが、その時は聞き入れられず、6月5日の内閣改造の日に、首相に「やります」と言いに行こうとしていた直前に更迭されたことを明かした。
この日、小川氏は、野田首相が何と言おうがやるという意味で会う予定だった。野田首相は、もはや自分の政敵となった小沢氏を抑えこむために、小川氏を更迭したことが客観的に動かし難い事実だということである。
小川氏の今回の指揮権発動について、マスコミは軽率な行動だと報道しているが、相当考えに考えた末の決断だということがわかる。
小川氏は「捜査報告書は検事の記憶違いではない。ほぼ全部が架空」と言い切っている。小川氏は、ネット上に流出した資料を全て読んだ結果、検察が言う記憶違いではないと判断している。
また朝日新聞が、現在検察が捜査中で、もしその捜査で不起訴になったとしても、小沢氏と同じように「検察審査会」があるのだから、そこで検察の判断を検証すればいいと言っていることに対して、強烈に反論している。
小川: うん。それしかないでしょ。たとえば今朝(6月6日)の朝日新聞の社説でね、検察審査会で判断すればいいだなんて言ってるけど、まったくトンチンカンですね。
長谷川: どうして?
小川: 検事は無罪になる証拠しか集めてないんですよ。田代の記憶違いだと。それを破る証拠を集めてないんですよ。それが検察審査会にいって、どうなります?
長谷川: それはムリですね、素人がみても。
小川: 証拠がないんだから。田代の弁護人が捜査してるみたいなもんですよ。だから検審にいくっていう意味がない。有罪の証拠を集めずに無罪の証拠を集めている。そういう風につくっているんだから。捜査記録は見ていませんから、断定的に事実関係を言えないけど、記憶違いとしか言ってないんだから、集めてないんです。
上記のように、小川氏に上がってくる捜査内容は、田代検事を起訴しても無罪となる証拠しか集めていないから無罪になるし、例え検察審査会で検証されても、検察から出てくる捜査資料は無罪となる捜査資料しか作っていないので、当然起訴議決はされないということである。
これは、小沢氏と全く逆のケースとなる。言うなれば、検察審査会は、検察の思うが儘、強制起訴も出来るし、都合が悪ければ不起訴にも出来るという、打出の小槌、魔法の杖、ということである。
また、小川氏は指揮権発動と言っても「起訴しろ」なんてことは、決して考えていない。そんな事を言ったら、自分の政治生命が終わってしまうと述べ、熟慮の末、それとは別のやり方で行うつもりだったと述べている。そのやり方は封印されてしまった。
この考えは、滝現大臣に継承されるべきもので、滝大臣はネットなど見ないようなので事務所に長谷川氏の記事を送るつもりである。
もう一つ、小川氏の話で興味深かったのは、この暴露が小沢氏グループにとっては有利に働くということを聞いたら、自分は元々は菅グループに所属し、今は一匹狼で、別に小沢氏に利するつもりはなく、単純に、自分がかつていた検察の信頼を取り戻すための行為と述べた。
小川氏のことをとやかく言う者がいるが、結果論としてこの話が出てきたことは、検察がそのまま不起訴にしようとしていた話に重い杭を打ち込んだことだけは確かで意義がある。森ゆうこ議員がこのことを無にしないように、それぞれの立場で、自分が出来ることを実行しなければならない。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201206/article_7.html
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