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モンサント米倉よ、日本を脱出せよ! 日本の輸出製造業こそが“成長の癌”
2012年06月05日 :(世相を斬る あいば達也)
益々深まる日本国債の信用度、恐悦至極だね〜(笑)。日本国債は値上がりし、金利が限りなく低下している。当然円はうなぎ登り、77円台突入寸前。世界同時株安は、ジワジワだが確実に進捗している。いずれ75円は確実に切るだろう。マーケット関係者は比較的安全な“円が買われる”なんて言っているが、そうじゃない!円の信用が今世界で一番という事だ。この糞日本の“円”が一番って事は、世界各国の通貨が、どれだけの糞塗れか、常識で判断して欲しい。
ユーロが崩壊すれば円高も終わる等戯言を言っているエコノミストもいるが、ただの願望だろう(笑)。NYダウも40ドルの上げで始まったが、一時は70ドル安。終値も下げで終わるだろう。先週金曜日の暴落の反発はゼロだった。野田民主党政権の経済政策は裏目裏目だ。挙句に、マスメディアの馬鹿どもは、未だに野田と谷垣の話し合いが可能だと、プロパガンダに現を抜かしてる。単純素朴だが、もう野田政権は終わっている。論理的にも、情緒的にも、民主・自民は一致できない事ばかりだ。朝日は社説で、無茶苦茶な論を展開しているが、何処か虚ろな強弁だ。読んでみてくれ。
≪ 一体改革協議―首相が陣頭指揮に立て
野田首相がきのう、2度目の内閣改造に踏み切った。
参院で問責決議を受けた2閣僚や、これから野党の追及を受けそうな閣僚を差し替えた。自民党などの更迭要求に応じることで、社会保障と税の一体改革関連法案の成立に向け、環境を整えようというのである。
野田首相の記者会見からは、一体改革にかける決意は伝わってきた。
いわく、6月21日の国会会期末までは、日本の将来を左右する決断の時だ。「21日」を見据えて、それまでに衆院で採決をめざす――。
期限を切り、文字どおり政治生命をかけて臨むということなのだろう。
ただし、この改造は、法案の修正協議を進めるにあたって、のどにささった「とげ」を抜いたにすぎない。民主党が患う「病」が治ったわけではない。
自民党の谷垣禎一総裁は、病の正体を、こうたとえている。
「民主党には頭がいくつあるのか。それぞれの頭が好きな方向に動き、政治生命をかけるという総理の意思が、党運営に通ってきていない」
たとえば輿石東幹事長は、2閣僚の更迭に反対してきた。自民党欠席のまま政府提出法案の審議を急ぎ、反発を誘うような国会運営もしている。
このため、氏の真意は一体改革の先送りにあるのではないかと疑われている。 小沢一郎元代表は、採決の際に反対する姿勢を明確にしている。党の方針に対する造反である。なのに輿石氏は、首相や小沢氏との会談後、「3人の中で、党 を割ったり決裂したりしていいとは毛頭思ってはいないことを確認できた」と語った。
それでは、採決を先送りするほかなくなるではないか。
改造にあわせて党役員人事に踏み切る選択肢もあったのに、首相は避けた。ならば首相の意向に沿って動くよう、党のたがを締め直さなければなるまい。
まず修正協議の場づくりだ。
全党で協議するといっても、最初から立場が違う党と折り合うのは難しい。この局面では、首相が会見で語ったように、野党第1党の自民との協議を優先するしかあるまい。
修正協議の担当者の顔ぶれも重要だ。首相の意を体し、自民党との合意づくりに真剣にのぞむ人材を選ぶべきだ。
首相は、党役員に「毎日的確な情報を上げるように。必要な判断は私がする」と指示したという。その言葉通り、首相は退路を断って、みずから陣頭指揮をとるほかない。≫(朝日新聞:社説)
読んでお判りの通り、朝日も野田の訝しい言動に焦っている。行間には苛立ちが垣間見える(笑)。財務省とメディアの敗北と云う事だ。世界経済が危機的方向に向かっている時に、増税をするなどと云う政策に”天の声”が降りたという事だ。財政再建にうつつを抜かし、”角をためして牛殺す”はいけませんよ、と世界市場が教えてくれている(笑)。筆者などは、野田の内閣改造など、興味の一片も感じない。1,2カ月の大臣に、日米安保マフィアの森本なんて糞が就任しても関係ないね。しかし、呆れるほど画面の大きな顔だ。そこだけは感心した。
それよりも、小川前法相の辞任会見の内容の方が、百倍興味深い。法曹界に身を置く人間のギリギリの矜持を見せたと云う事だろう。例え辞めるからだと言っても、あれだけの爆弾発言はないだろう。久々の政治家の真実トークだと言えるだろう。小川の棘は競馬サイトを見ていたなどと云う馬鹿馬鹿しい話ではなく、どうも指揮権発動の件だったようだ。この発言は、検察当局、野田佳彦にとって、負い目になるだろう。指揮権発動が、検察の信頼回復に寄与する事は、正常な神経の持ち主なら理解できる話であり、最高検としても、野田の意志に関わらず、一定の答えを出さざるを得なくなったようである。メディアは馬鹿の一つおぼえで、政治の司法介入等と云うが、小沢事件こそ、政治の司法介入の典型だろうが!NHKは小川前法相のこの件の発言をカットしていた。
そうそう、米倉の爺さんの話でした。G7財務相、中央銀行総裁会議が5日夜緊急で電話会談をするらしいが、もう何ひとつ打つ手はないだろう。困った困っただけの、愚痴とネガティブな心配の話に終始するだけだ。EUも火を吹いている。アメリカ経済も煙が上がっている。中国経済もユーロ圏への輸出激減で煙が上がった。原油も先行きの景気鈍化確実と云う事で、ほぼ投げ売り傾向が出ている。逆に日本国債は超人気、東京債券市場では10年物国債の利回りが、0.79と9年ぶりの水準まで下がった。(国債の値は上がったと云う事)株式市場が長期低迷スパイラルに入るだろうから、債券市場に資金が流入、一段の国債の値上がり、金利低下が加速しそうだ。
そんな状況だと云うのに、あの好々爺風ごうつく爺のモンサント米倉は以下のようにほざいている。何とも哲学なきサラリーマン経団連になったものだ。ただひたすら、自己利益を貪る夜盗の如きユダ商人紛いだね。筆者の持論で申し訳ないが、日本の輸出製造業の時代は、20年以上前に終わっているのだ。その延命に政治も行政も精を出した結果が、今の日本の成長ホルモン欠乏症になったのである。極論すれば“鎖国経済”が最適なのだが実現自体は簡単ではない。しかし、グローバル経済下であっても、需給地の合致の方向に向かうわけで、簡単にいえば世界の製造業は“地産地消経済”に収斂されていくのが筋なのだ。とどのつまり、現地生産、現地消費と云う、あまりにも当たり前な、原始的発想に至るのである。
つまり、製造業は、国内消費分が国内生産であり、海外の需給は、現地で需給に応じるのが、すべての理にかなっている。経済理論から、様々なテクニカルな提案があっても、この“地産地消経済”を真っ向撃破出来る論理はない。それでは、日本経済は衰退するばかりだと云う悲観論があるが、それは創造力の欠如であり、それこそ成長を拒否する論理だ。人間の力は無限だ。何もなくなった大地を与えられれば、そこに何かを産みだす。それが人類ってものだよ。その手伝いを官僚達にやって貰わなくても構わない。まして、20世紀の遺物のような輸出系製造業の連中に手伝って貰う筋合いなどゼロである。
≪ 株安、円高に危機感=成長戦略の実現を−米倉経団連会長
経団連の米倉弘昌会長は4日、報道各社のインタビューに応じ、東証株価指数(TOPIX)が約29年ぶりの水準に下落したことについて「世界同時不況のリスクが高まっているのではないか」と述べ、危機感をあらわにした。円高進行にも「企業はとても耐えられない」と強い懸念を示した。
その上で、米国、欧州連合(EU)と各中央銀行によるドル、ユーロの信認確保を通じた円高抑止が必要と指摘。日本政府と日銀に対しては「為替相場への単独介入、金融緩 和を臨機応変に実施してほしい」と求めた。
一方、経団連会長1期目の2年を振り返って、会員企業が一体で取り組んだ東日本大震災の復旧のほか、 環太平洋連携協定(TPP)などで政府を後押しした実績を強調。2期目となる今後の2年を見据え、財政健全化には消費増税とともに、医療・医薬品やエネル ギー・環境での技術革新による成長戦略が不可欠との持論を改めて訴えた。≫(時事通信)
≪「ぶれない首相」を評価=内閣再改造を歓迎−財界
野田佳彦首相が行った内閣再改造について、経団連の米 倉弘昌会長は4日、消費増税関連法案の今国会成立へ向けた態勢整備と捉え、「首相のぶれない姿勢と高く評価している」と述べた。自民党に対しては「首相の思いに真っ向から応えてほしい」と、法案の修正協議に応じるよう注文を付けた。
また、森本敏拓殖大大学院教授の防衛相起用を「ふさわしい」と歓迎。内閣再改造までの経緯を踏まえ、野田首相に「日本の将来をきちんと見詰めて政策を展開する近年まれに見る首相だ。ぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。都内で記者団の取材に答えた。
日本商工会議所の岡村正会頭、経済同友会の長谷川閑史代表幹事もそれぞれ「消費増税法案の成立に向けた野田首 相の強い意思の表れだ」などと評価する談話を発表した。≫(時事通信)
まぁ近々すべての結着がつくだろう。それから、この馬鹿どもを消し去り、「トロン戦争」で負けないような、ディべート集団を第二経団連構想を核として、ビジョンを語れる、内閣の誕生を待ちたいものである。返す返すもトロンはクヤシイ!(笑)日本に欠けているのは、哲学的経済理論だ。否、理論等と云う東大話法で誤魔化すようなものではない。あくまで、人間として、何をどのようにすべきか、日々の日常から、日本人自身がそれぞれ自分に向き合い、真摯に、その解を求める姿勢こそが、今求められている。あぁ、その解が宗教じゃないから、念のため(笑)。
元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/57e11e38e9ee4fb62891546bee1a2cec
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