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小沢氏が強気を崩さない背景は
小沢氏“野田内閣は総辞職”発言の真相…はったり?先を読んだ?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120604/plt1206041237001-n1.htm
2012.06.04 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表が、強気の姿勢を崩さない。野田佳彦首相との2度目の直接会談(3日)でも、消費税増税法案に「賛成できない」と造反を宣言し、その後に公表されたインタビューでは「(採決したら)野田内閣は総辞職だ」と恫喝しているのだ。虚勢を張っているのか。
小沢氏は直接会談後、怒濤の攻めを見せた。記者団が「衆院採決で反対票を投じるのか?」と聞くと、小沢氏は「賛成できないということは反対だということだ」と言い放った。
共同通信が同日午後に配信したインタビューでも、「(増税法案を含む)社会保障と税の一体改革法案は賛成できない」「今採決したら法案は否決され野田内閣は総辞職だ」「自民党も全部賛成でまとまることはない」などと挑発したのだ。
与党議員が政府提案の法案に造反宣言し、「総辞職だ」と公言することは、野田政権への「倒閣宣言」と言っていい。
小沢氏が強気なのは、民主、自民両党との修正協議が不調に終わるとタカをくくっているからという。法案は衆院での採決すら行われず、自分が造反する必要もない−という読みだ。
ただ、読みが外れる可能性もある。
野田首相は法案成立への執念を見せており、自民党との修正協議が整って法案が採決に持ち込まれれば、小沢氏や小沢グループの面々は反対票を投じるか棄権するかの選択肢しかない。現実に反対票を投じれば、最悪の場合、除籍(除名)処分を突き付けられる。
小沢グループは、勉強会「新しい政策研究会」(新政研)を中心に、新党結成準備を進めているが、小沢氏は陸山会裁判の控訴審を抱えており、風当たりは強い。各種メディアの世論調査でも、小沢新党への期待は低く、「同調者はせいぜい30人前後」(官邸周辺)との見方は根強い。
直接会談でも、強気発言の裏で、「(内閣改造は)首相の判断だからよろしい」と是認し、「(増税法案の修正協議も)当たり前のことで、分かっている」と了承。野田首相との再々会談についても「(野田)代表から呼ばれれば、いつでもどこでも参ります」というなど、野田首相に大幅譲歩したともいえる。
野田首相の展望も厳しいが、小沢氏も崖っぷちにある。野田首相が「解散権」という大権を行使すれば、小沢グループは激減するのは必至。前進するしかないのだ。
◇
自民と連携「談合」 小沢元代表単独インタビュー
KyodoNewsさんが 2012/06/03 に公開
民主党の小沢一郎元代表は3日午後、共同通信の単独インタビューに応じ、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の成立に向け自民党との連携に踏み出した野田佳彦首相の姿勢について「無原則に大増税を強行しようとするなら、それは談合であって、国民の理解を得られない」と述べた。
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