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志村建世のブログ
2012.6.3
まだ一度も街頭デモに行ったことのない人へのお誘い
今の世の中、変だと思う。言いたいことが山ほどあるが、次の選挙まで待つしかないのだろうか。それでは間に合わないと思っても、具体的に何をしたらいいのかわからない。どの党を応援してるわけでもないし、デモに参加して騒ぐのにも抵抗がある、と思っている人いませんか。
政治はふだんは「あちら側」の世界です。「こちら側」の暮らしに心配がないようにしてくれるのが政治の役目です。その政治がおかしくなったとき、黙っているのが日本人の美徳でした。だから無謀な戦争も止められませんでした。憲法が変って国民が主権者だと言われても、気質はあまり変りません。それをよいことに、国会は内輪のゲームばかりしています。
6月第一木曜日7日の正午から、私は地下鉄丸の内線「国会議事堂前」駅改札出口を起点として、国会議事堂を一周する30分程度のウオークをする予定です。「稼働反対」「核は廃絶」のゼッケンを着けるつもりですが、演説はしない、コールもしない、ビラも配らないで歩くだけです。これは集会の予告ではないし、私は主催者でも何でもありません。ただ自分の予定を書いているだけです。
もし興味があったら、様子を見においでになりませんか。デモに参加するわけではないから手ぶらで結構です。言いたいことがあったら、紙に書いて持ってきてもいいし、あり合せのウチワに貼り付けてもいいでしょう。ただし派手な「のぼり旗」などは、議事堂側の歩道では「命令ではないが強い説得」で規制する慣例になっているようです。
昼休みの国会の周囲をこうして歩くだけで政治が変るかと疑問に思うでしょう。私も同じです。しかし日本の政治の中枢に、国政を心配している国民の存在を知らせることが、無意味とは思いたくないのです。少数ながら議員や秘書たち、記者、陳情団などに出会うこともあります。修学旅行生や観光バスが通りかかることもあります。そんな人々の話題になるかもしれません。
国会議事堂を警備する警察官や国会衛視たちの役目も観察できます。「あちら側」の政治の世界が、少しは近くに感じられることでしょう。もし天気がよければ、周囲は気持ちのよい新緑の季節です。ウオークのあとで時間があったら、首相官邸の向かいにある国会記者会館の食堂でランチにしようと思っています。誰でも自由に利用できるのです。
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プロフィール
志村 建世
Profile : 1933年東京生れ
履歴・学習院大学英文科卒、元NHKテレビディレクター、野ばら社編集長
現在・窓際の会社役員、作詞家、映像作家、エッセイスト
過去の記事は、カテゴリー別か、下方にある「このブログ内の検索」、またはアーカイブからご覧ください。05年11月から始まっています。
Mail : shimura@cream.plala.or.jp
Home : http://pub.ne.jp/shimura/
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