★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK130 > 792.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
小沢氏への弾圧は、少なくとも日本で暮らすすべての人の暮らしに直結している
http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/792.html
投稿者 日だまりの老犬 日時 2012 年 6 月 02 日 16:09:55: ex6Dp5QpuI/jM
 

(投稿者コメント)
いつも鋭い分析と的確な提言を与えてくれるブログの、今回も必読の指摘です。

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/

 「政治と生活を考える会の政経フォーラム」の呼びかけをする理由 

政治と生活を考える会の政経フォーラムが近づいてきた。代表の森田さんが精力的に、次々にフォーラムを企画してくださるので、ブログで紹介する前に期日のほうが先にやってきてしまう。

詳細は最後に転記するのでそちらを見ていただくとして、陸山会事件を取り上げる今回のフォーラムに少々期待と注文を書いておきたい。
というのは、先週出かけてきた堺でのシンポジウムの内容が、隔靴掻痒の思いがあったからだ。

26日に堺市のホールで辻恵議員事務所が主催して行われたシンポジウムは、辻議員の他、鳥越俊太郎氏、江川紹子氏という有名人を迎えて、かなりたくさんの人が集まっていた。

( その時の私の感想ツイートを再掲 )

……………………………………………………………………

辻議員、無罪判決の解説
鳥越氏、2009年1月西松外為事件から検審起訴に至る全体像を提示
江川氏、名張事件の話からお上の中のお上である裁判所を諸悪の根源と指摘

それぞれの話しは面白かった。ただ、司法・検察の問題の詳細に深入りしすぎの感はあった
直面しているのは司法検察を含む既存権力との全面対決、闘いであり、生半可な改革ができるような対象ではない という覚悟が今ひとつ伝わらなかったとも言える

……………………………………………………………………

たしかに、鳥越氏の全体像提示は良かったと思う。どれほどの「国家」意志として小沢氏弾圧が行われているのかということが、ヒシヒシと伝わってきた。
しかし、問題はすでに「司法改革」というレベルのことではない。

何らかの形で改革を受け入れるためには、権力は檻に入れられている必要がある。オリとは、すなわち「法」だ。
法治国家とは、国家権力を法のオリに閉じ込めて調教することで、脱走して流血の大惨事にならないようになっていることだ。

しかし、小沢氏は司法制度改革という国家権力への調教をやろうとして、猛獣の反撃にあった。しかも、権力という猛獣は「法」というオリを脱獄し、小沢一郎という調教師を噛み殺そうとした。
もはや、権力は調教する対象ではない。撃ち殺すか、少なくとも麻酔銃で打ち倒さなくては、中途半端な対応は徒に流血の犠牲を増やすだけである。

そのくらい深刻な、根本的な事態なのだという認識と覚悟が、あまり感じられなかった。その深刻さを、小沢氏本人以外に、どのくらい感じている人がいるか、ちょっと心配だなあ というのがツイートで書いたことの意味だった。

10日の控訴以降でも、野田内閣の悪鬼のような所業は止まることを知らない。

もはや、小沢氏への弾圧は、少なくとも日本で暮らすすべての人の暮らしに直結している。そのことが、ちょっと説明すれば、誰にでもわかるようになってきた。このブログの読者の方には説明も要らないことだろうが、いままでワイドショーしか見ていなかった人にも、あれれ と分かるようになってきた。

だから、鳥越さんや江川さんのような著名人には、そういうことをこそ、多くの人に対して語って欲しかった。

あえて言えば、陸山会事件は司法の問題じゃない。司法権力という猛獣を使った、権力総体、悪政全体がなるかならないか、という問題だ。
そういう意識を、強く持って、ぜひとも3日の政経フォーラムは開かれて欲しいと思う。

大飯原発の再稼働も、めっちゃくちゃな理屈にもならない理屈で決められようとしている。
脱原発ですらない人でも、これはイカンだろうという意見が大きい。しかし、野田内閣の面々は、ゾンビのような目をして再稼働へ再稼働へと進んでいる。

福島とその周辺で、本来ならば放射線管理区域になる場所で何十万人もの人びとが放置されている。放射線とその恐怖感と我が子に対する罪悪感と相互監視的なストレスに苛まれながら、日々の暮らしに追われつつどうしようもなく過ごしている。
この一点をもってしても、野田とそれに連なる者たちは万死に値する。

野田の頭にあるのは、被曝者に払うカネを一円でも少なくすることと、米国の要請で拠出するカネを一円でも多く確保すること、そして自衛隊を米軍麾下でアジア太平洋に展開すること(動的防衛力)だ。

これを止める可能性は、世論以上の目に見える圧力と、小沢グループによる権力奪取しかない。
その融合が一番いい。

今は、小沢グループは新政研で勉強会と議会内抵抗、集会やデモは市民団体が散発的に、ということになっている。
しかし、バラバラにやっている場合ではないと思う。新政研として直接国民に呼びかけて、国民が呼応して集まるという形にならないかぎり、日本の春はやってこない。

議会内の動きだけでは、絶対に限界がある。しかし、民衆の盛り上がりで「こんなことを言ったら次は落ちる」という危機感や恐怖感を与えられれば、中間派ばかりではなく、自民党の中でも違った判断をする議員は多いはずだ。

いろんなリスクはあるけれども、これしか私は希望を持てない。
そんな道へ、もしかしたら、ひょっとしたら繋がっていく、一つのキッカケになるのかもしれない、という得手勝手な思い込みと期待で、政経フォーラムへの参加を呼びかけたい。

( 以下、政治と生活を考える会のブログより引用 )

……………………………………………………………………

「政治と生活を考える会」主催
 『第5回 政経フォーラム』のご案内

 『陸山会事件・裁判・判決・控訴を徹底分析する!』

小沢弁護団をサポートし、裁判を傍聴し続けた、たった二人の弁護士議員、辻 恵代議士 と 階 猛代議士が、裁判の舞台裏を語る!

第二部では、コーディネーターとして、元・法務大臣政務官、中村哲治議員をお招きし、三人のスペシャリストが陸山会事件を徹底分析いたします!

 日 時  :  6 月 3 日(日)  17時 受付スタート                   
                   17時30分 〜 19時45分
 会 場  :  OMMビル(大阪マーチャンダイズ・マート) 2階 Fホール
        京阪電車「天満橋」駅 東口、  地下鉄谷町線「天満橋」駅 北口改札口 
        からOMM地下2階に連絡
 司 会  :  馬場 慶次郎氏(衆議院議員 小沢一郎秘書)
 第一部  :  講演   辻 恵 代議士  
         講演   階 猛 代議士
 第二部  :  パネルディスカッション
         辻 恵 代議士、 階 猛 代議士
        コーディネーター  中村哲治 議員
 第三部  :  質疑応答

定 員  :  200名 (定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費  :  お一人様 1000円
      (学生の方は、500円、 当日受付にて学生証のご提示をお願い致します)
         ※ 当日受付にて、徴収致します
申込方法 :  ◆ お名前(複数でお申込の場合は、全員のお名前) 
        ◆ ご住所  
        ◆ 連絡可能な電話番号を明記の上、
          下記のアドレスにメールにてお申込下さい。
          宛先    nipponissin.kansai@gmail.com    
         ※ 受付完了の方にはこちらから返信させていただきます。

お問合せ  :  090-4270-3660(森田)まで

……………………………………………………………………

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2012年6月02日 16:29:26 : ZtjAE5Qu8buIw : IeaB3HQJJg
小沢一郎の問題を“我が事”として捉えれない人たちが居ること自体が、俺にとって大きな疑問、謎。

そんで、文句だけはいちょ前に垂れるんだよなあ〜


02. 2012年6月02日 17:45:58 : il8UW33C8Q
>直面しているのは司法検察を含む既存権力との全面対決、闘いであり、生半可な改革ができるような対象ではない という覚悟が今ひとつ伝わらなかったとも言える。


投稿者のこの現状認識がもっとも重要だと思います。


03. 2012年6月02日 17:50:48 : il8UW33C8Q
>今は、小沢グループは新政研で勉強会と議会内抵抗、集会やデモは市民団体が散発的に、ということになっている。
しかし、バラバラにやっている場合ではないと思う。新政研として直接国民に呼びかけて、国民が呼応して集まるという形にならないかぎり、日本の春はやってこない。


国会議員が、このくらいの気概(&行動力)を持たなくては、「小沢改革」など実現するはずが有りません。


04. 2012年6月02日 20:48:41 : lRYfivAqeo
03さんに、同意いたします。

大人しくしていたら、妖怪ゾンビ組織の思う壺です!!!!

先頭に立ってガンガン攻めましょう!!!我々も応援します!!


05. 2012年6月02日 20:56:26 : lzOcTKsnP6
新政研はもはや単なる研究会ではない。「新政党」つまり政治集団であるべきだ。政権獲得に全力投球しなければならない。

それには市民活動との結合が絶対必要だ。「バラバラにやっている場合ではないと思う。新政研として直接国民に呼びかけて、国民が呼応して集まるという形にならないかぎり、日本の春はやってこない」はまさにその通りだ。

新政研の方から働きかけがなければ、市民団体の方から押しかけて行くべきだ。新政研の個々の議員に地域で働きかけていけばよい。
新勉強会設立総会の出席議員は次の通り
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011122100984

議員事務所に押し掛けて行こう!


06. 2012年6月02日 23:56:20 : JwDwgGy09c
2010年4月、山尾志桜里が民事法情報センター理事長(元最高裁判事)の金銭スキャンダルを掴む。山尾議員は民主党代表選で菅候補の推薦人。
 ↓
事件化されれば法曹界の重鎮(元最高裁判事)が刑事被告人になる醜態。
 ↓
反小沢系(管・江田・仙谷・千葉・山尾)が事件の幕引きを図り、最高裁と法務省に絶大な「貸し」をつくる。
 ↓
民事法情報センターは超特急で解散
 ↓
幕引きと引換えか、検察審は審査員を総入替し小沢強制起訴。議決日は民主党代表選の当日9月14日とされている。
 ↓
代表選で管直人が代表に当選、菅政権が誕生。

07. 2012年6月03日 20:49:57 : JTBvXWYeQK
せめて子供のお手本になる行動をお願いしますよ。

全く、反面教師ばかり!


08. 2012年6月04日 01:49:17 : rWmc8odQao
武田康弘氏
「犯人とされた人を裁くのではなく、検察官の有罪判断を判断するのが裁判官の仕事です。これは、近代民主主義における司法の原理なのです。

わが国の裁判官たちは、この原理を守らず(知らず)、司法界を人事と組織で支配している検察庁の顔色伺いですので、結果として公正な裁判が行われないのです。これは、民主主義の屋台骨を揺るがす事態というほかありません。

まずは、検察庁による実効支配を終わらせること、次に根本的には、パターン知に基づく司法試験のありようを根本的に変えることです。」
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/28e3ca4f4bb903a4948c921cc743395a

根っこから腐っている司法をどう建て直すのか。まずは検察のチカラを弱め、司法試験を変えていくことだそうです。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK130掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK130掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧