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いまの小沢氏には闘志がみなぎっていると感じます [これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう・衆議院議員 石川知裕]
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2012/6/1 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
今週の政界で「一大イベント」といえば、30日に行われた野田総理と小沢元代表との会談でした。
話し合いは結局「平行線」に終わりましたが、そんなこと、最初から分かりきっていた。騒ぐほどのことじゃありません。小沢氏は「このままでは日本が危ない」という信念を持って、今の増税法案に反対している。何かの取引材料にしているわけではないのです。野田総理が考えをあらためないかぎり、何回話し合っても平行線に決まっています。
会談後の会見を見ても、その日の夜のNHKニュースに生出演して語った内容にしても、小沢氏の主張は正論だと思ったし、政治家としての「理念」が伝わってきました。
増税の前にやることがある。社会保障のビジョンが忘れ去られ、増税だけが前面に出ているようでは「一体改革」とは言えない。長引くデフレ不況に加えて日本は震災の痛手からも立ち直っておらず、さらに世界経済が不安定になってきている中での大増税は、経済政策の面でも実態の面でも納得できない――。
テレビ出演では、「増税を党議で決めたというが、マニフェストも党議で決めて国民に約束したことだ」と話していました。
◆会談を政局にしたのは野田総理の方ではないのか?
私は離党してしまいましたが、民主党は「自民党政権のやり方ではダメだ」と主張して政権交代を果たした。この原点を忘れてしまったら、選挙=国民の意思を無視することになる。有権者に対する裏切りだし、民主主義をどう考えているのかという話ですよ。
野田総理がどうしても増税が必要と考え、国民との約束を反(ほ)故(ご)にしてでも実現しようというのなら、やはり本来は解散・総選挙で信を問うのが筋かもしれません。
もっとも、小沢氏がどんなに真面目に政策論を語っても、「総理を困らせたいだけ」とか「政局をつくるために反対している」などと報道されてしまう。今回の件でも、どちらかといえば、政局にしているのは、会談をアリバイ作りにする野田総理の方だと思うのですが、マスコミは小沢氏を悪者にしないと気が済まないようです。
ところで、小沢氏はここ1カ月、風邪をこじらせたとかで体調が悪く、周囲はずっと心配していました。総理との会談中も、何度もはなをかんでいたそうです。
でも、昨日(31日)小沢氏が会長を務める「新政研」に出席した姿を見たら、すっかり元気を取り戻していましたね。私は長くそばで見てきたからわかる。今の小沢氏は、闘志がみなぎっていると感じました。このまま6月政局になるのでしょうか。どういう事態になっても、国民のための政治を実現するべく私も努力していきます。
◇いしかわ・ともひろ
1973年生まれ。早稲田大学卒業後、小沢一郎氏の秘書を経て2007年から衆議院議員。陸山会事件で起訴され、民主党を離党。「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)は5万部のベストセラーに。最新刊「雑巾がけ―小沢一郎という試練」(新潮新書)が発売中。メルマガも好評配信中。
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