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超危険な野田の陰謀 6月内閣改造で輿石幹事長を文科相、幹事長は仙谷由人!
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2012年06月01日 世相を斬る あいば達也
永田町のアングラ情報によると、仙谷由人が善からぬ企みに興じていると云う。どうも知恵元は野中らしい(まったく未確認)。野田と小沢の決裂が決定的になった場合、採決時に100人近い造反がカウントできる状況になると、反増税への雪崩現象が起きてしまう。これでは、財務省、野田にしても、延いては谷垣自民党にしても、身も蓋もない結果をみることになる。つまり、野田民主と谷垣自民が大政翼賛連合を組んだにも関わらず、衆議院で過半数に達しない喜劇が演じられるかもしれない、と云う疑心暗鬼、杞憂である。
まさかそんな事はあるまいと部外者は笑ってしまうが、本人達は結構真面目に心配している。筆者の読みでも、ギリギリ過半数かどうか?くらいに思っているので、財務・野田・谷垣らにしてみれば、杞憂とばかりも笑っていられない。これぞ“あけてビックリ玉手箱”である(笑)。大変愉快な想像だが、可能性ゼロではない。こんな疑心暗鬼型杞憂の処方箋を上述の男らが考えたかどうか別にして、民主党内に分党論が浮上する可能性について、真剣に裏舞台で検討されているようだ。
この分党は、或る意味で“増税反対議員”を浮き彫りにし、反野田が確定するメリットがある。つまり、数勘定がし易く、増税賛成派の過半数確保の作業が確実性を増すと云うことのようだ。野田が“小沢切り”を明確にした場合、反増税議員らへの“分党要求”と云う理屈に対抗し難い問題が浮上する。当然、“話し合い分党”の場合には、党費の分割も絡んでくる。このような事態も想定される時、その差配をする党幹事長は残される民主党議員らに極めて有利な判断をしなければ困るわけである。
つまり、大善ジャッジではなく、登石ジャッジが出来る厚顔無恥な党幹事長の必要性が喫緊の課題となる。現在の輿石東幹事長では、政党助成金の頭数割どころか、民主党の2011年仮決算をみると、総収入289億円で支出は106億円。差し引き183億円が繰越金となっている。つまり、183億円の内部留保金があると云うことだ。おそらく、輿石なら、この183億円の留保金を基準に分党の頭数割をしかねない。そんな“敵に塩を送る”の真似事をされたのでは堪らない。精々、過去1年分の政党助成金基準で財産を分けたいところである。
現在の民主党議員で登石ジャッジが出来る人材は一人しかいない(笑)。その名は“仙谷由人”だ。その張本人が仙谷チームなどと云う“特攻野郎Aチーム”の勇ましさ(彼らは正義なのだけどW)で、野田内閣の裏方?最近では表にも平気で出てきているが、汚れ役を演じているようだ。消費増税打ち切りにも睨みを利かせ、原発再稼働では、裏も表も主役に躍り出ている。
関西電力大飯原発3,4号機の再稼働を巡り、野田内閣は4人で構成する“関係閣僚会合”で「関係自治体の一定のご理解が得られつつあると認識している」、「再稼働ありきではなく、安全性ありきの原則が大前提だ」、「立地自治体の判断が得られれば、最終的には4大臣会合でしっかり議論し、最終的には総理大臣である私の責任で判断する」と偉そうに語っていたが、なんてことない4閣僚の筈なのに、仙谷が真ん中に座っているじゃないか!此処まで赤裸々に画面に顔を出すと云う事は、表舞台に俺は出るぞ!と宣言したに等しい。あきらかに原発関連に関する差配は、すべて仙谷由人が仕切っているのは明らかだ。
マスメディアの何処も、誰も、4人の閣僚ではない人物が真ん中に座っているのは“どうして?”の質問もしなけりゃ、コレッポッチの解説すらない。なにがジャーナリストとだ!この表裏に大活躍の仙谷由人が“登石ジャッジ”をする適役であることは衆目の一致するところだ(笑)。その辺から、今夜の見出しのようなアングラ情報が流れているのだろうが、嘘八百もいいところだ、と笑ってばかりもいられない要素は加味されている。まさかとも思うが、あり得るシナリオだ。内閣に入れることは問責の前科があるだけに、自民党も容認し難いが、党幹事長であれば、取り敢えず見逃す屁理屈は用意出来るだろう。
兎に角、日本と云う国を仕切る人間どもは、腐っていると云うか、疑心暗鬼型杞憂病に冒され、躁状態で国家を動かしている。げに怖ろしき状況だ。朝日、読売、毎日、日経が束になって同一論調の社説を書いている。もう完璧な大政翼賛報道に徹している。恥も外聞も、ジャーナリストの矜持もヘッタくれもない餓鬼状態だ。すべての論調が「小沢を見切り、民自で解決」なのだから、異常で異様だ。今現在、日本を支配する立場にある、組織も人間も、これは明らかに狂っているとしか理解のしようがない。故に今夜の見出しのようなアングラ情報のようなハプニングもゼロではないだろうと思わざるを得ない。
小沢一郎は、6月前半から中盤に“重大な政局”が来ると読んでいるようだが、当然このような陰謀的人事の噂は耳に入っているだろう。輿石の耳にも入っているに違いない。ただ、居直り強盗的躁状態に陥っている連中だけに、何をするか判らない。老練な政治家の矜持の範囲で動くと思って判断するのは間違いだ。脱法から違法、謀略まで、権力を握っておく為なら、何事も辞さぬ覚悟を持つ、人の道にはずれた事が平気で出来る人種がいることを、小沢、輿石両氏も念頭に置いておいて貰いたいものだ。
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