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会談決裂!小沢一郎 いよいよ「6月政局」突入
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2012/5/31 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「このままいくと6月政局だ」――。
野田首相との会談後、小沢元代表は周辺にこう語ったという。会談が平行線に終わった野田は、自民党との連携にカジを切り、6月中に消費増税法案の採決と“小沢切り”を一気に進めるつもりだ。さっそく、6月21日までの今国会中の衆院採決を党幹部に指示したという。だが、小沢に焦りの色はまったくない。野田が何をしようが、小沢のハラは固まっているからだ。
◆「消費税アップ」への賛成を迫るNHKキャスターも軽く論破
昨夜(30日)出演したNHKでもそうだった。政治部出身のキャスターが「消費税法案は党議決定したことだ」と迫っても、小沢は「消費税アップの前にやることがある。選挙で約束した通り、まずは国の仕組みを変えて無駄を省くことだ。マニフェストも党で決めたこと。選挙で約束した事実の方が重い」と一蹴。さらに、「財政再建は待ったなしだ」という問いにも、「日本国債は買われているし、円高も進んでいる」と、危機に陥っている欧州と日本は違うと強調した。
「決められない政治からの脱却には妥協が必要だ」「原理原則を大事にすると妥協の余地がなくなる」と、首相と妥協すべきだと注文をつけられても、「もちろん政治に妥協はある。だけど、民主党は半世紀ぶりの政権交代で政権についた。国民との約束を忘れたら、民主主義の根本に関わる」と正論をつきつけた。キャスターはグーの音も出なかった。
小沢グループの1期生議員がこう言う。
「もはや小沢さんが首相に妥協することはない。『来るなら来い』というところまで腰が据わっている。僕らも決断する時はする。原点を忘れたら政権交代の意味がないじゃないですか」
◆いざとなれば70人で新党結成
野田が6月採決に踏み切ろうが、除名で脅かそうが、グループの結束は固い。いざとなれば新党を結成するつもりだ。
「グループの1年生でつくる北辰会50人のうち、最近姿を見ない5人に加え、4、5人はこぼれる可能性がありますが、40人は付いていきますよ。いまの民主党で選挙を戦っても、どうせ国民の支持を得られていないのですから」(別の小沢グループ1期生)
2期生以上や参院を加えれば、新党が60〜70人の規模になるのは間違いない。
大マスコミは、野田が自民党との連携にカジを切り「小沢は追い込まれた」と解説しているが、会談が決裂して苦しいのは、むしろ野田の方だ。政治評論家の野上忠興氏がこう言う。
「会談後の野田首相のぶら下がり会見は、かなり不機嫌でした。小沢さんを説得するのはムリだと分かったのでしょう。しかし、野田首相は本当に消費増税法案の採決に突っ込めるんでしょうかねえ。民主党内は中間派だってまとまっていない。このまま6月採決なら中間派からも50人は反対すると思う。輿石幹事長も簡単に採決させないでしょう」
実際、党分裂や解散・総選挙を避けようとしている輿石執行部や中間派を、野田はバッサリ切れるのか。小沢も、野田の足元を見透かしているのではないか。
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