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5月31日 審査員がいなのに、審査員平均年齢を出せるカラクリ!
http://civilopinions.main.jp/2012/05/531.html
2012年5月31日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<"架空議決"と考えた方が理屈に合う>
小沢起訴議決は"架空議決"だったと書き続けている。有識者や政治家の中には"乱暴すぎる見立て"という人もいる。資料を見せても無視する人もいる。そんなこと言って大丈夫かと心配してくれる人もいる。
否定する方、信じない方、心配してくれる方に言いたい。
最高裁(=検察審査会事務局)は、情報開示請求に対し、都合の悪いことは拒否し、あるいは真っ黒けの資料しか出さない。その最高裁が多量の日当・交通費請求書伝票を出してきた。しかも肝心な箇所はマスキングされたものだ。これだけをみて、審査員・審査会議の存在を信じるのですか。
検審関係者のリーク記事と検察審査会開示の"審査会議開催日"が大きく食い違うのをどう説明するのですか。
9月8日「審査補助員が決まり審査が本格化する。議決は10月末」とリークしながら、その後1回も会議をやらず、9月14日「議論が煮詰まった」「議決しよう」なんてことができるのですか。
(9月8日付大手6紙新聞報道.pdf)
http://civilopinions.main.jp/items/9%E6%9C%888%E6%97%A5%E4%BB%98%E5%A4%A7%E6%89%8B6%E7%B4%99%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%A0%B1%E9%81%93.pdf
有識者ほど騙されやすいようだ。それは頭で考えるからだ。最高裁がそんなことするはずないと思いこんでいる。最高裁は裏金作り、談合など平気でやる。会計検査院も最高裁をチェックしない。
騙されるポイントは二つある。
1.審査員平均年齢が呈示されれば、どんなに怪しい数字でも、審査員が存在しないとは思わない。
2.審査員の日当・交通費支払簿が呈示されれば、どんなに怪しい伝票でも、審査員、審査会議の存在を疑わない。
大いなる錯覚だ。
架空議決なのに、日当・交通費伝票や審査員平均年齢が呈示された。どのように作られたか説明しておく。
<平均年齢呈示の審査員はどのようにして決められたか?>
最高裁(=検察審査会事務局)は、審査員選定ソフトに「素性の分かった人」をハンド入力し、あらかじめ入力されていた審査員候補者を全て消除し、選定ボタンを押して「素性の分かった人」だけをアウトプットした。それを審査員・補充員とした。但し、審査員に選ばれたことを本人には伝えていない。この人達の平均年齢が一回目34.27歳、二回目30.9歳だった。
「素性の分かった人」の名前だけを拝借したものと思う。
<議決までの架空の審査会議開催スケジュールを決め、それに併せて黒塗り書類を捏造した>
9月8日まで、定めた計画に従い、下記の偽資料を作成した。
審査員・補充員選定録
審査員・補充員宣誓書
審査会議ごとの審査員選定録
審査日ごとの日当・交通費請求書ならび支払伝票(出金実績) 等
<9月8日から14日の間に、議決日を10月末から9月14日に急遽計画変更>
審査会議が開かれているが如く見せかけるため、9月8日には、「審査補助員が決まり審査が本格化する。議決は10月末」と6紙全てにリークした。こうしておけば審査会議が開かれていないなど誰も思わない。目くらましの嘘リークだ。
しかし、その後、民主党幹部から「代表選までに議決をして欲しい」と要請があり、議決スケジュールを急遽9月14日に変更した。
ところが、小沢さんが代表選で負けたのですぐに発表する必要がなくなった。すぐに発表すると怪しまれる。検察官立会いの実績ができていなかったので、その形も作っておく必要がある。そこで発表を10月4日に延ばした。
9月14日に発表しなかった理由として、議決書の準備ができなかったとした。議決書の準備とサインなら、20日も延ばす必要はない。
9月14日代表選投票前の議決としたため、幾つもの矛盾を顕在化させてしまった。
<審査員平均年齢クルクルの解析>
検察審査会事務局は何度も審査員平均年齢を言い換えた。これは恣意的に決めた審査員の平均年齢が若すぎたため発生した訂正劇だ。
以下にその訂正劇の顛末を記す。
1.議決発表と同時に、あらかじめ審査員に決めていた集団の平均年齢30.9歳を呈示
2.30.9歳は若すぎると指摘され、水増しし33.91歳と呈示したが足し忘れ年齢計算間違えた
実際は足し忘れなどしておらず以下の計算をしたと考えられる。
まず、平均年齢を30.9×11÷10=33.99と計算。33.99歳とすると11人の年齢合計は33.99×11=373.89となり、整数にならない。そこで年齢合計を0.89歳だけ端数調整して373とし、平均年齢を 373÷11=33.91歳とした。
足し忘れ年齢を出すのに、(33.91−30.9)×11≒33とすればよいのに、第一回議決平均年齢34.27歳を使って、(34.27−30.9)×11 ≒37と計算したようだ。
37歳足し忘れだと33.91歳にはならず、34.27歳になる。34.27歳は第一回目の平均年齢だ。ミステリーだと言われてしまう。
3.審査員候補者名簿から抽出した集団の平均年齢34.55歳呈示
いまさら、足し忘れ年齢は33歳でしたと言うわけにはいかない。
「これまでのことは忘れてください」と云って、別の集団の平均年齢を呈示した。
審査員候補者名簿(2010年2群と3群)の200人から、33.91歳に近い年齢を抽出して、それを審査員にした。その年齢が34.55歳。
年齢だけ審査員候補者名簿から拝借したということ。こうしておけば、審査員名簿と審査員候補者名簿の生年月日をつき合わされても大丈夫。
4.一回目議決の審査員平均年齢も同様な計算したら、34.55歳になってしまった
審査員候補者名簿(2009年4群と2010年1群)の200人から、一回目34.27歳になるような人を選びたかったが、うまく34.27歳になる組み合わせが見つからず、一番近い年齢合計380になる人達を選んだ。そうしたら、その平均年齢は34.55歳(=380÷11)になってしまった。二回目と同じでまずいとは思いつつ、名簿と合わせることを優先してこれを呈示した。
事実は小説より奇なり。
現実はとんでもないことが行われていた。
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