http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/634.html
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■[原理主義の罠]『私欲・買弁権力野合型の偽自由主義=偽装資本主義(偽ケインジアニスム)』と対峙し苦闘するEUの深層にあるもの、見据えるべき二つの歴史的原点
<注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120529>
【参考動画】Lara Fabian "A Gottingen"
[http://www.youtube.com/watch?v=FQYPVfw4duM:movie]
(1997/独連銀・金評価替問題が厳格なドイツ財政規律意識の原点)
[f:id:toxandoria:20120529123514j:image]
・・・ティートマイヤー元独連銀総裁、http://xtw.me/XhgKv53 より。
独連銀・ティートマイヤー総裁は、東西統一後の財政赤字で苦しむ独政府からの独連銀の金評価替差益の独財政への繰り入れ要求を中銀独立性の立場で厳格に拒絶した(この点が、事実上馴れ合う日本政府・日銀の関係と異なる)。
当時の独政府からの金評価替差益の独財政への繰り入れ要求は、1999年に始まるユーロ参加への財政基準を満たすための窮余の策と見なされたが、独連銀は中銀独立性の立場を厳格に優先した。
ティートマイヤー総裁による此の厳格さの背景には、通貨統合を貫く経済規律の原則を政治意図で歪めるべきでないという信念があった。
そして、この孤高ともいえる程の厳格さこそが統一通貨ユーロの信用の原点であり、この高い職業上の倫理観があったからこそ、独連銀の権限が欧州中央銀行(ECB)へ円滑に引き継がれたという歴史的な現実がある。
(EU加盟各国が個々に背負う歴史的な現実としての政治・経済、これがもう一つの原点)
しかし、これは渦中のギリシャに限ることではないが、EUの加盟各国が個々の歴史を背負うことも現実であり、この両者のガバナンス的な立場の政治・経済的調整が<権限権限問題>と呼ばれる。
然るに、米国型市場原理主義(新自由主義)は、其の根底に<私欲・買弁権力野合型の偽自由主義=偽装資本主義(偽ケインジアニスム)>なる悪しき真相を潜めるにも拘らず暴走を繰り返すばかりだ。
[f:id:toxandoria:20120529123709j:image:right]一方、仏オランドが主張する「成長重視」には、此の新自由主義の病弊とも見なすべき<私欲・買弁権力野合型の偽自由主義=偽装資本主義(偽ケインジアニスム)>型成長路線からの大変革との含意がある。(画像は、http://shinhito41.exblog.jp/17511150/より)
[f:id:toxandoria:20120529123826j:image]また、そもそもジャック・ドロール(10年に及び欧州委員会会委員長を務め統合を強力に推進した人物)の理想は市場の暴走を許さず自由原理主義なる強者の論理に一定の秩序を与える試みということであった。(画像はウイキメディアより)
従って、EUの優等生国であるドイツが今求められるのは其の原点(オランドの師とされるドロールの理想)への回帰であり、歴史的にも弱者の立場であるギリシャを見捨てることではない。これがギリシャ問題を凝視する要であり、いま躍進しつつある独左派の諸政党が、特に再認識すべき歴史的視点である。 Cf.http://goo.gl/CkLGL
(関連参考情報)
メルケル首相の与党CDU大敗 ドイツ最大州議会選挙http://goo.gl/aXlWL ←SPD得票率は39.1%、CDU26.3%、緑の党11.3%。SPDと緑の党が過半数を得て、連立政権を維持する方針。両党は欧州の政府債務(借金)危機対策など国政でも攻勢を強める見通し。hanachancause2012.10:26 AM -5 5
[f:id:toxandoria:20120511195824j:image:right]偽資本主義(偽ケインジアニスム)の終焉か?1990年以降における「世界の一般企業投資の縮小傾向」と「中間層と雇用機会の一貫した没落傾向」との相関について/仮説的考察http://bit.ly/IanslF http://xtw.me/XGhYQAj
(関連比較情報)野田政権下で消えた官房機密費6.3億円の謎の深層とは?(日本型・買弁政治の諸相)
[f:id:toxandoria:20120529124322j:image]ビッグデータhttp://goo.gl/7ETRc で人間が投資・医療・政治等の操作対象化する一方、希薄化する<民主主義の基本たるリアル人間関係>、その「心」はクラウドで権力の道具化する<経済理論のエセンス『無料のランチはない!』>の真理、それは資本主義終焉なるデストピア? hanachancause2012.05.29 05:17(画像は、http://goo.gl/vPuyTより)
JPモルガン、デリバティブで評価損20億ドル(1600億円) (朝日 他2012.5.11)の背景/動き始めた「資本主義の自爆装置」? JPモルガンのCDSポジションは「12兆円」http://bit.ly/JpVQGK
hanachancause2012.05.29 04:40
野田政権下で消えた官房機密費6.3億円が有効活用された成果?⇒ノダ再稼働決定、橋下、班目、今井資源エネ次長暗躍、輿石工作△増税先送&政権◎延命、自民、NHK等主要メディアを結ぶ点と線/まさに対国民背任&背徳の魑魅魍魎跋扈の亡国ワールド!
http://goo.gl/SR2NU hanachancause2012.05.29 05:26
[f:id:toxandoria:20120529124508j:image:right]【何処からともなく漏れ聞こえてきた天の声?】日本「原子村」の博士らは「いつから心配するのを止めて原発(偽装核爆弾)を愛するようになった」のか?http://xtw.me/Xni9TK3 (画像「Picture of Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb」は、http://www.listal.com/viewimage/24909より)
「福島原発事故を繰り返してはならない」ヤッコ米原子力規制委員長、原発の安全対策強化を唯一人で求め辞任に追い込まれる、「福島の事故がまるで無かったように新たな原発の建設を認めることに私は賛成できません」/ラ・プレス(5.21)ふらんすねこ
hanachancause2012.05.28 21:46
http://xtw.me/XlytGQR ・・・善き人々が騙され続ける日本のそれより、米国エネルギー政策の方がある意味で健全といえる/米原発の34年ぶり新設認可の意味(フクシマの当事国、野田政権の計り知れぬ罪の重さよ!)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120215
記者の目:人類史上最悪の原発事故を起こした企業がなぜ潰れないか。毎日特集企画「崩れる牙城」(昨年7月〜計9回)の取材を通じ此の素朴な疑問に向き合った。そしてその原因が原子力損害賠償法の欠陥にあることを突き止めた。。http://goo.gl/NCNdB
hanachancause2012.05.28 23:20
<注記>今なお一向に収束しない福島第一原発過酷事故の総損害額 はmin.30〜40兆円とも言われる(東電株主代表訴訟関連から漏れてくる伝聞情報だが・・・)。
しかし、東電は何の反省もしていない/家庭向け電気料金の平均10%超の値上げと共に<東電>賞与も値上げへ、今冬147億円を人件費に計上http://goo.gl/tfWdo hanachancause2012.05.29 14:00
(関連参考情報)
・・・そして、「福島第一4号機/過酷再臨界事故」がなくても地球は放射能まみれとなる!・・・ 拡散した放射性物質が 40日で地球1周、世界中の地上に塵などと共に落ちる等し全体的に濃度が下がる一方、40日周期で増加と減少を繰り返してることが分かったNHK http://nhk.jp/N41p6ThZ hanachancause2012.05.29 04:45
(参考資料)バルバラ:Göttingenについて
Barbara - Gottingen
[http://www.youtube.com/watch?v=Aad4Bm_Y0So:movie]
(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1524.htmlより転載)
・・・このオリジナルは、1930年生まれのフランスのバルバラ(Barbara)という伝説的女性歌手が1964年に書いた歌。ドイツはゲッティンゲンの大学の劇場に招かれて、そこでの暖かい歓迎に感動して滞在を1週間延ばし、劇場の庭で書いたこの歌を最後の晩に発表したというエピソードがあります。ゲッティンゲンの若者との交流で幸福を感じたであろう彼女が彼らへの感謝のためにこの歌を書いたときに、彼女は何を思い出したでしょうか。ユダヤ人とロシア人を両親に1930年に生まれ、ナチスドイツのユダヤ人狩りを逃れて戦争の時代の中を転々と引越しを繰り返した彼女ですから、子ども時代の辛い思い出が脳裏をよぎったと想像されます。(このあたり、フランス語版Wikipediaを参考に書いています。)
そう思って聴くと、この歌がどれほど深い思慮と芸術的感受性によって書かれたかがわかるのです。この歌は彼女にとって、ナチスドイツのもとでの辛かった子ども時代との和解の歌だったと想像しますが、それがフランスとドイツの間の和解と反戦の意味合いを持つことになったのだと思います。
彼女はこの歌をフランス語でまずレコーディングし、数年後にドイツ語版も発表しています。
http://www.france-jeunes.net/paroles-barbara-gottingen-26697.htm (←フランス語詞)
http://www.dailymotion.com/video/x39zxj_barbara-gottingen_music (←フランス語ヴァージョン)
http://www.youtube.com/watch?v=C8sVd3cmNQ4 (←1967年に発表されたドイツ語ヴァージョン。字幕ドイツ語)
http://www.youtube.com/watch?v=nkzrLF6s1eA (←フランス語ヴァージョンとドイツ語ヴァージョンの組み合わせ。字幕ドイツ語。二つのヴァージョンのキーがちがうことに注意。)
■ゲッティンゲン Göttingen 作詞作曲・歌 バルバラ Barbara
もちろん、ここにあるのはセーヌ川でもないし
ヴァンセンヌの森でもない
だけど、それでもとっても美しい
ここゲッティンゲンは
逢い引きのための埠頭もないし
聞き古された嘆きの流行歌も流れない
だけど、それでも恋は花咲く
ここゲッティンゲンでも
たぶん、このドイツの子たちは私たちフランス人よりも
フランスの王様の歴史をよく知っている
ヘルマンも、ペーターも、ヘルガも、ハンスも
ここゲッティンゲンでは
誰にも気を悪くしてほしくはないけれど
私たちの子ども時代のお伽話は
「むかしむかしあるところに」と始まる
ここゲッティンゲンでも
もちろん、私たちのフランスにはセーヌ川がある
それから、ヴァンセンヌの森もある
だけど、なんてことでしょう、バラはここでも美しく咲いている
ここゲッティンゲンでも
私たちフランス人には陰気な朝があり
ヴェルレーヌの灰色の魂もある
でも、あのドイツ人の子たちにもメランコリーがある
ここゲッティンゲンでも
あのドイツ人の子たちは私たちフランス人に何も話せない
あの子たちはただそこにいて、私たちに向かって微笑むだけ
だけど、あの子たちの言いたいことはわかる
ゲッティンゲンのブロンドの子たちの気持ちがわかる
私がこう言ったからと驚く人は驚けばいい
だけど、そうでない人は私を許してほしい
子どもたちはどこでも同じなのだから
パリであってもゲッティンゲンであっても
流血と憎悪の時代に
二度と決して戻りませんように
あそこには私の好きな人たちがいるのだから
あそこ、ゲッティンゲンには
戦闘の警報が鳴る時がきて
もしも再び武器をとらなければならなくなったとしたら
私の心は一粒の涙を流すでしょう
ゲッティンゲンのために、ゲッティンゲンのために
だけど、それでもとっても美しい
ここゲッティンゲンでは
戦闘の警報が鳴る時がきて
もしも再び武器をとらなければならなくなったとしたら
私の心は一粒の涙を流すでしょう
ゲッティンゲンのために、ゲッティンゲンのために
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