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田代検事以下捏造報告書を書いて、小沢氏を貶めた公務員は今まで何故逮捕拘束されないのだろうか?この謎を推認してみる。
これだけの犯罪が白昼堂々と行われ、国民の大多数が選挙で“国政の舵取りを任された”小沢一郎氏を、“検察特捜部が総力を挙げても起訴さえ出来なかった”“推定無罪”でなく“事実として無罪の者”を実質的に3年間も拘束し続けたという、あからさまな大犯罪の実行者が一人も拘束さえされず、自由を謳歌しているのは何故なのか考えてみた。
マスコミの責任
司法に従事するもの、司法を任された公職者が犯した大罪を咎めるものさえいないのか?
この三年間、この国のマスコミの腐敗ぶり、無能ぶり、機能不全ぶり、虚偽行為満載ぶりには、当初は驚かされたが、既に慣れてきてはいるものの、今回の「虚偽報告書」が白日のもとに曝されてからでさえも、未だに見えぬ振り、聞こえぬ振りを続けられるマスコミの神経には、再度、驚かされている。
一体この国には、自分をジャーナリストと称する者は何人いるのだろうか? 数千人いるのだ!
数千の恥知らずがいるのだ!
田代検事・佐久間特捜部長・斎藤・木村・大鶴が逮捕拘束されない理由
1) 既に一度、組織内で処分済みであるためであろう。
小沢一郎民主党代表の秘書逮捕は、3庁(東京地方検察庁、東京高等検察庁、最高検察庁)と法務省刑事局が相談して、適正な手続きを経て踏み切った(司法ジャーナル)とされる。 従って、田代検事の虚偽調書・虚偽捜査(操作)報告書の録音の存在をいち早く知っていたのも同じ上記3庁(東京地検、東京高検、最高検)と東京地裁、法務省刑事局および最高裁総事務総局だと思われる!
小沢氏を起訴に持ち込めなかった直接の責任者である佐久間達也東京地検特捜部長(法務総合研究所国連研修協力部部長)は,2010年7月5日に大津地方検察庁検事正に,吉田正喜東京地検特捜部副部長(東京高等検察庁検事兼東京地方検察庁検事)は、2010年11月8日に法務総合研究所教官・法務総合 研究所研修第二部長に充て東京地方検察庁検事の併任を解除し責任をとらせた。(小生の2012 年 2 月 27 日の阿修羅投稿2通参照こう:「無理を重ねれば誰にも道理が見えてくる!公正なルールが力を持つ社会 は可能か?3月3日「無理を重ねれば誰にも、読売新聞にも道理は本当に見えてきたのか?」
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しかし、この二名の処分の後で、録音が出てきたのだ!石川氏が“悪いことをしたと思った子供のように”もじもじしながら、自分の弁護団に田代検事による任意取り調べの録音を提出するのは2011年1月である。
この録音の提出が遅れたことが、司法当局の罪を大きくし、二重に困惑させることになるのだ!
司法当局は、“録音を取られた田代政弘検事”を急いで、2011年5月19日付けで新潟地方検察庁三席検事に任命し、追加的に責任をとらせた。(余談であるが、奇しくもこの日は、田代氏の虚偽操作報告書に基づいて、吉田特捜副部長、木村匡良主任検事が、検察審査会の説得のために虚偽報告書を作成した日から丁度一 年の記念日であった。嘘をついて平気な者の人生は儚いものである)
録音が出てきて困惑した者は、もう一人いた。
小沢追い落とし作戦の司令塔である大鶴基成(最高検公判部長)である。(2010年 3月に同期谷川恒太の後任として東京地検次席検事に就任,2011年1月に最高検察庁公判部長に就任,同年8月1日付けで早期退職した(1955年3月3 日生)。(それてしまうが、大久保氏逮捕の日を3月3日にしたのは、佐久間氏が,大鶴氏の誕生日に合わせて決めたのであろうか?面白い)
元特捜部長が異例の早期退職陸山会事件捜査を主導20110801 WEB朝日)
「陸山会」による土地取引事件の捜査を主導した大鶴基成最高検公判部長(56)が8月1日付で辞職した。東京地検特捜部長や同地検次席検事などの要職を歩んだ幹部が、定年(63歳)まで7年近くを残して去るのは異例だ。特捜部による昨年初めの陸山会事件の捜査は、最高検検事として指導。小沢氏本人の立件を目指したが、元秘書3人の起訴にとどまった。その後、東京地検次席検事、最高検公判部長に異動したが、昨年から辞職の意向を漏らしていたとされる。辞職の真相は不明だが、検察内部には「現場に近い立場で小沢氏立件に向けて 積極的に捜査を進めたが,検察上層部と対立があり,不満を募らせていたのではないか」との見方がある。と書いた。
大鶴基成氏は、直接の責任を取って左遷された佐久間・吉田特捜トップとは違い,2010年3月東京地検次席検事になり,2011年1月には順調に昇進したにも拘らず,その8月には辞職した。
何故だろうか?
録音を証拠とすることに最後まで反対し抵抗したであろうとは推認できる。それが検察の破綻の始まりになることが考えられたから。しかし、裁判所は1月20日には証拠として採用を決めた。これは、最高検公判部長の敗北であっただろう。
郷原氏が事あるごとに推奨している笠間治雄検事総長が就任したのが2010年12月27日、裁判所がIC録音を証拠と認めたのは、笠間検事総長の最初の決断だったかもしれない。
それが大鶴氏の小沢憎しの豪腕路線の最後であり、オセロゲームの始まりだったのかもしれない(歴史が証明するが)。(別に書いたが、この大鶴氏は、「自殺者の出る事件は筋が良い」という鬼のような言葉の主としてネットでは知られていると)
「犯罪検事たちは誰も逮捕されない」と推認する!
彼らは、司法当局トップの合意により、正式な内部処分を受けており、すでに、処分を受けた身としてそれぞれの新しい人生を、新しい場所と地位で始めている。
これらの処分は、正式な組織決定で、誰にも恥じることはなく、虚偽報告書を組織ぐるみで作り、3年間もでっち上げ事件を続け、国民の政治・司法・マスコミへの不信を徹底的に喚起したという大罪に対する罪の意識も既に払拭している。
彼らは、正式に処分を受けた身であるから!
もし、今回、八木さんたちの告発とか、ネットで「偽造報告書類」や、取り調べの録音記録が出てきたからと言って、“正式処分済み”の元検事たちを逮捕拘束するようなことがあれば、彼ら検察官の怒りを買うことになる!(実際は、これは『逆恨み』だが!)
検察官は、組織内にある時、乃ち、他人を捜査し起訴する時には、「検察官一体の原則」(または「検察官同一体の原則」という)を死守するが、一旦組織から排除された時には、「激しい恨みと怒りを隠さない」闘士に変貌する!(前田元検事、大坪・佐賀元部長検事の言動を見よ)。
もし今回、田代検事だけをスケープゴートとして最高検に差し出したとしても、大鶴氏は最高検公判部長であったわけで、大鶴氏処分は(2011年8月の退職という形であるが)、少なくとも最高検および最高裁の組織的決済を受けた正式決定である事が暴露されることになる。
すなわち、司法当局トップの了承のもとに、全ての処分を“密かに”行なったことが、“野に放たれる元検事”が証言するだろうことを 司法当局全体が恐れているものと推認できる。(元検事たちは、有罪では弁護士資格が剥奪されるので、戦わざるを得ない運命にある)
したがって、司法当局自体では、逮捕・拘束・取り調べは 不可能である!
司法上層部全員の罪を 自ら暴く事は 出来ない。
司法の自殺行為になる!
司法上層部全員が 犯人隠避罪の対象者
「大阪地裁(岩倉広修裁判長)による「犯人隠避罪」の判決は、「『身内の犯罪』をみつけたら、自ら捜査して刑事事件として立件せよ、という姿勢に転換することを検察に求めたのだ。この判断を前提にすれば、陸山会事件での田代検事の虚偽公文書作成の事件の捜査に対しても、検察が消極的姿勢で臨むことは「犯罪」だということになる。しかも、その捜査は、個人の問題だけにとどめるのではなく、組織的背景にも踏み込んで捜査し事実解明をする必要がある」と判断した」。(大坪・佐賀氏犯人隠避事件判決公判傍聴記 郷原弁護士30th March 2012 from Twitlonger)今回、大鶴氏を円満退職の形をとったことで、司法上層部全員が、この虚偽証拠の隠蔽工作において、共同共謀正犯になるのであろう?
「国会司法事故(事件)調査委員会」(原子力発電所事故調査委員会に習い)を設立し、徹底的な調査が必要である。警視庁捜査2課とかの捜査員も動員し、検察官を捜査しなければならない!彼らは国事犯だ!
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