http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/574.html
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国の財布は、無駄遣いのしすぎで借金漬けになりました。
今までのような無駄遣い体質を継続しながら借金返済をするにはどうすれば良いか考えた。
国民は、まだお金を隠し持っているので奪って借金返済に使えば良い。
社会保障、福祉に回すと言えば国民は、増税を支持するに違いない。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/375002.html
首相の譲歩 こだわりは増税だけか(5月25日) 北海道新聞社説
社会保障制度はどれだけ譲っても消費税増税さえ賛成してもらえればいい―。
そんな野田佳彦首相の心の声が聞こえてきそうだ。
衆院社会保障と税の一体改革特別委員会は今週から野党との本格論戦が始まった。そこで野田首相は自民党議員に対し、最低保障年金制度など主要政策の修正・撤回に柔軟に応じる考えを繰り返した。
政府・民主党は一体改革案について1年前から協議を重ね、時には反対派を押し切ってまとめた。それを野党案も出ていない段階で見直すというのでは国民は戸惑うばかりだ。
首相は社会保障制度を超党派の国民会議で議論しようという自民党の提案にも前向きに答えた。
与野党で年金制度などを練ることは歓迎だ。しかし「一体改革」である以上、見直すならば社会保障の財源も同時に再検討するのが筋だ。制度改革を先送りし消費税率引き上げだけ先行して決められては困る。
野田首相は特別委で「互いに歩み寄って成案を得ることを国民は求めている」と自民党の提案を積極的に取り入れる考えを示した。
しかし自民党は「安易なばらまきの道は排する」などとした「基本的考え方」を示しただけだ。
なのに首相は「考え方に違和感はない」と早くも共感して見せた。
だが年金や介護・医療制度などの財源について税金による「公助」か、積み立てなど自己負担による「自助」を中心とするか各党の理念は異なっている。その違いを埋めるにはまだまだ論議が必要なはずだ。
首相は民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた後期高齢者医療制度廃止の撤回にも前向きな姿勢を示した。
自民党にすり寄る首相に民主党内から「党の方針を撤回するなら増税には賛成できない」などと批判が上がったのは無理もない。
前原誠司政調会長が「政府・与党がまとめたものを大事にすべきだ」と苦言を呈したのも、政策責任者として当然だろう。
参院で野党が多数を占めるねじれ国会で野党の協力が必要だとはいえ、衆院審議が始まってすぐに首相が修正に前のめりになるのはいかにも早く、異様な姿だ。
消費税増税さえできればどんな社会保障制度にするかはこだわらないという首相の腹の内が垣間見える。
政府・与党は年金制度の見直しを来年以降に先送りしており、そもそも「一体改革」になっていないことが問題だ。
自民党の考え方に共感して秋波を送るなら、まずは与野党で社会保障制度をまとめ、それに必要な財源を国民に問うべきだ。
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