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リアルとバーチャルの逆転…激減したマスコミの小沢一郎報道
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2012/05/27(日) 10:03:57 【稗史(はいし)倭人伝】
私たちが自分の目や耳で確かめられる世界は極々小さいものである。
私たちの認識する世界はほとんどが与えられた情報の上に成り立っている。
しかも自分自身の目や耳もすでに多くの情報によって歪められ狂わされている。
自分の目で見た世界、自分の耳で確かめたと思っているごく小さな世界すら果たして真実の姿なのかも不確かなのだ。
多分、”世界”は一人一人違った形をしているのだろう。
言葉の厳密な定義は一旦脇に置いて、ごく一般的な使い方に従うことにする。
バーチャルリアリティは仮想現実と訳されている。
そしてそれはコンピューターの中にある世界だと思われてきた。
リアルな世界の姿は、新聞・テレビの報道によって提供されてきた。
ネットの世界が提供するのはバーチャルリアリティだと思われてきた。
このところマスコミの小沢報道が激減している。
検察や検察審査会の問題などはとんとお目にかからなくなっている。
指定弁護士による控訴記事も姿を消している。
たまにあるのは、犯罪検事の不起訴処分などという観測記事程度である。
あとはせいぜい小沢・野田会談を含めた政局話。
一方、バーチャルな世界で起こっていることは正反対の現象である。
検察の犯罪が次々と暴かれ、最高裁判所にまで疑惑の目が向けられている。
市民の活動はますます活発になっている。
マスコミの欺瞞と愚劣は今や共通の基礎認識になっている。
どちらが真実の世界なのか?
バーチャルとリアルの逆転が起こっている。
マスコミの提供する世界像とは?
検察・裁判所の正義と無謬性は揺るぎなく存在している。
原発の安全性はすでに確保されている。
消費税増税をしないとギリシアのようになる。
世界の平和と正義はアメリカが守る。
日本国民の意思は世論調査で確認する。
「内閣・政党支持と関連問題」 2012年5月電話全国世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20120514.htm
▽調査日:2012年5月11-13日 対象者:全国有権者
方法:RDD追跡方式電話聴取法
発信用電話番号(対象全域バンク4)4700件
有権者在住世帯が確認できたもの 1708件
各世帯で有権者1人を無作為に指定(乱数方式)
有効回答 1062人(有権者世帯に対する回答率 62%)
※選択肢の右の数字は%、小数点以下四捨五入。0は0.5%未満、--は回答なし。
ここに現れる数字こそ”マスコミの提供する”日本国民の意識である。
”マスコミの提供する”リアルな日本の姿なのである。
Q 政治資金規正法違反に問われた民主党の小沢一郎元代表について、東京地方裁判所は無罪判決を出しましたが、検察官役の指定弁護士は判決を不服として控訴し、東京高等裁判所で裁判が続くことになりました。あなたは、指定弁護士が控訴したことを、理解できますか、理解できませんか。
答 1.理解できる 65 2.理解できない 24 3.答えない 11
Q 民主党が、小沢氏の党員資格停止処分を解除したことは、適切だと思いますか、適切でないと思いますか。
答 1.適切だ 28 2.適切でない 57 3.答えない 15
Q 政治団体の会計責任者が政治資金規正法に違反した場合、会計責任者だけでなく、政治家本人も連帯責任を問われるべきだと思いますか、そうは思いませんか。
答 1.問われるべきだ 84 2.そうは思わない 8 3.答えない 8
Q 今回の小沢氏の裁判のように、検察が不起訴にした事件であっても、国民から選ばれた検察審査会が起訴すべきだと判断すれば、強制的に起訴することができます。こうした仕組みを、評価しますか、評価しませんか。
答 1.評価する 76 2.評価しない 12 3.答えない 13
Q 小沢氏は、自らの「政治とカネ」をめぐる問題について、国会で説明すべきだと思いますか、説明する必要はないと思いますか。
答 1.説明すべきだ 84 2.説明する必要はない 12 3.答えない 4
これがマスコミが提供する日本の姿なのである。
マスコミが提供する、小沢一郎に対する国民の意識なのである。
阿修羅というサイトがある。
★阿修羅♪http://www.asyura2.com/
ここには全く別の日本がある。
日本の現実の姿がある。
(中には変なのもあるが、変なのがあるからこそ却ってリアリティがある)
微力な個人には、どちらがリアルな日本の姿なのかを検証する術はない。
しかし、わたしたちはマスコミの恣意的な世論調査ばかりではなく、恣意的な世論誘導を嫌というほど見てきている。
Q 日本の原子力発電所は、現在、定期検査などのために、すべて運転を停止しています。今後、安全性が確認された原子力発電所については、運転を再開することに、賛成ですか、反対ですか。
答 1.賛成 45 2.反対 45 3.答えない 10
安全性が確認されるはずはないのだ。
絶対安全だと言えるはずはないのだ。
安全確認の手法・技術・前提条件・手続き・担当する機関・責任者・責任の取り方。
すべて無視して、「安全性が確保されたら」という前提を置く。
世論を調査するのではなく、世論を作り上げる。
作り上げた世論を現実のものとして押しつける。
それがマスコミの”リアルな”姿なのだ。
捏造された日本の姿と現実にある日本の姿。
バーチャル国家日本とリアル国家日本。
今、リアルな日本はバーチャルと思われているネットの世界にこそ存在しているのではないか。
どちらにリアルな日本を見るかは、個人の認識力による。
わたしには証明不能である。
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