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野田氏は結局シロアリ退治なき消費増税案撤回へ (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/543.html
投稿者 祈り 日時 2012 年 5 月 26 日 13:01:55: HSKePa2Cm.aPs
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-ec0d.html
2012年5月26日 (土)
野田氏は結局シロアリ退治なき消費増税案撤回へ


テレビ朝日「朝まで生テレビ」が「激論!ドーする?!日本漂流政治」と題して討論を行った。

出演者はそれなりに優れた意見を提示するが、司会進行者が支離滅裂では良い番組にはならない。

時代遅れになった、ものごとの理解力を欠くMCの交代を検討するべきだ。


直面する三大問題は消費税、原発、TPPだ。

ネット上の政治運動「主権者国民連合」を提唱し、発足させた。

早速、「雑談日記」様トラックバック・ピープルのサイトを立ち上げてくださり、バナー、ならびに掲げるべき「旗」を作成下さった。
    

この運動は、お金をかけずに、ネット上で連帯の輪を広げてゆくことに主眼を置いているので、カンパ活動を含めて、金銭を一切動かさないで活動を展開していただきたく思う。

私は技術的なことに詳しくないので、あとからついてゆかせていただきたいと思うが、ブログ等にバナーを貼り付けて、ネット上の連帯運動を少しずつ、じわじわと、しかし、着実に広げてゆけたらよいと考えている。

各自が自発的に行動することの連帯運動であるので、いわば自主登録であり、特定の事務手続きは一切不要である。

脱原発、反TPP、反消費増税の旗の下に主権者が結集し、この三つの課題を、困難を乗り越えて実現してゆきたいと思う。


野田佳彦氏が暴走を続けている消費増税。

そこに正義も大義もないことは、野田氏が一番よく知っているのではないだろうか。

確認の意味で、野田氏と岡田氏による新ユニット「天下り決死隊」の三つの演説を改めて視聴賜りたい。

「わたりと天下り根絶に取り組まない政権は不信任に値する」

「シロアリ退治なき消費増税はおかしいんです」

「平成の無責任王=マニフェストを必ず実行する」


政治に対する信頼が失われているが、その最大の理由は、政治家が自分自身の発した言葉に責任を持たなくなったことにある。

野田氏は2009年8月の総選挙に際して、主権者である国民に対して直接約束をした。

「シロアリを退治し、天下り法人をなくし、天下りをなくす。そこから始めなければ消費税を上げるのはおかしい」

非常に分かり易い、説得力のある言葉だった。

これが、野田氏自身が主権者国民に発した言葉だ。


国民の多数は、消費税そのものに全面反対しているわけではない。いずれ消費税を増税しなければならないことは分かっている。しかし、その前に、とてつもない巨大な官僚利権、血税に群がるシロアリを退治しなければ、増税をしたって、またシロアリがたかってしまうのだ。だから、増税の前にシロアリ退治をやり抜かねばならない。

これが、野田氏自身が発した約束なのだ。

その言葉を無視した行動を野田氏が取っているときに、どうして野田氏の行動を正当化できるのか。


民主党内で正論を述べているのは小沢一郎氏である。

メディアは首相で党首の野田氏の主張を受け入れず、反対意見を主張する小沢氏を悪者に仕立て上げようとしているが、その見立てが正しいと言えるか。

私は偏って小沢氏が正しいと言っているのではない。中立公正の立場から論評して野田氏が間違っており、小沢氏の主張が正しいと述べている。

しかも、民主党は消費増税案を民主主義のルールに則って決定していない。討論の最後に多数決採決をしていたなら、増税案は否決されていた。多数決を採ると否決されるから討論を打ち切り、執行部が勝手に増税案を決めただけで、この増税案を民主党の決定とすることには無理がある。

第二に、消費税増税は社会保障制度の抜本改革の財源として提案されることになっていた。だからこそ、「社会保障・税一体改革」の名称が付けられている。

ところが、年金一元化、最低保障年金、後期高齢者医療保険制度廃止後の制度、総合こども園制度、など、社会保障制度の抜本改革案は未定時のままだ。これでは、「単なる増税」で、約束が違う。

そして、一番重要なことは、大増税が日本経済を破壊しないための措置が提示されていないことだ。消費税率5%の引上げは、金額にして12.5兆円にも達する。このような巨大増税を実行すれば、日本経済は確実に崩壊する。

増税を実施する際にその経済効果を相殺する景気支援政策発動が不可欠だが、この論議が完全に抜け落ちている。

これでは、国民生活がもたない。


中曽根元首相は1986年に提示した売上税案を撤回した。最大の理由は、総選挙の前に、「投網をかけるような税は導入しない」と発言したことだった。政治家は言葉に責任を持たねばならないのである。

野田氏は、「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」と明言した。この言葉に責任を持つのなら、いま進めている、「シロアリを退治しないで消費税をあげる」提案は撤回せざるを得ない。

最終的に、「シロアリ退治なき消費増税」案は撤回されることになるだろう。

4月21日に東京で開催された「シロアリ退治なき消費増税粉砕講演会」動画映像が飛鳥新社サイトから無料配信されておりますのでご高覧ください。

・・・・・

 

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コメント
 
01. 2012年5月26日 13:19:49 : NnKWb5zLSg
一票の格差是正とか言ってるけど、最高裁は制度そのものを変えることを求めてるよ。

日本は、政党支持者の割合はどこの地域を見ても殆ど同じ。
だから地域の代表を1人だけ小選挙区で選ぶと言う制度はなじまない。

この場合、地域間の一票の格差はさることながら、当選政党と死票政党との政党支持者間の格差は無限大になる。
こんな不公平な制度あるかい!

これが今の日本の政治を腐らせている元凶だ。
 


02. 2012年5月26日 13:48:43 : 9uQ9scT676
野田はシロアリ退治は諦めて家を頑丈にしようとしている。
但し、使っている材料はシロアリが大好きな湿った木材である。

会談はセレモニーに過ぎないのか、野田は何らかの譲歩を考えているのか、が問題だ。
どのみち問責大臣の交代は止むを得ないのだから、何としても法務大臣を森ゆうこもしくは田中眞紀子さん辺りに変える事を確約をさせるべきだ。


03. 2012年5月26日 14:00:11 : RlENSxDpqc
脱原発、反TPP、反消費増税

おれはこんな言い方に反発を感じるね。
共産党じゃあるまいし、「真実を探す」のなら、なんでもかんでも「反」をつければいいわけじゃない。
むしろ「反」でも「正」でもなく、おれたちのすべきことはあくまでも「考える」ことだろ。

考原発、考TPP、考消費税

これがおれたち「真実を探して」いく者たちの旗ではなかろうか?
でなければonかoffのふたつのスイッチしかない思考になり、それは自然、硬直化と排除しか産み出さない。

いまの日本共産党の腐れ具合をみよ。ああなりたくなければなんでもかんでも「反」をつけるのはやめたほうがいい。
柔軟性のない、罵倒と排除の場が生じるだけだ。


04. 2012年5月26日 14:55:45 : mRw7ts0QtQ
>03

「脱原発、反TPP,反消費増税」に達するまでに「考原発、考TPP、考消費増税」の起点と過程があったのは自明の理だよ、日本共産党程度の知的水準しか持ち得ない者の場合はどうだか知らんがね。まあ、新手の妨害工作を試そうとしても、現況に対しては無効だね。


05. 2012年5月26日 15:06:26 : 5ZMjgwXv1Q
>>03

第一に
勝手に「おれたち」を詐称して自分の考えを押しつけるのはやめろよな。

第二に
「考原発、考TPP、考消費税」の旗印とは
単にあんたがこれまで何も考えてこなかったってことだろ。
考えてきた他人を巻き込むな。

第三に
共産党の没落は、なんでもかんでも「反」をつけてきたからだと?

そんな程度の粗末な分析力で、ものを言うな。


06. 2012年5月26日 15:12:00 : rWmc8odQao
「私は偏って小沢氏が正しいと言っているのではない。中立公正の立場から論評して野田氏が間違っており、小沢氏の主張が正しいと述べている。しかも、民主党は消費増税案を民主主義のルールに則って決定していない。」

小沢氏の行動は、民主主義国家の決裁手続き上も正しいし、主張している内容も正しいので二重の意味で正しいですね。逆に野田氏(勝栄二郎氏)は二重の意味で間違いです。

植草氏、がんばってください。応援しております。


07. 2012年5月26日 16:22:21 : VWY5RJJNPY
朝ナマか・・。あの時間、南アフリカ・マンデラ・・名も無きなんとか・・の続編観てました。ラグビーに着目するマンデラ・・。偉いもんです。まずは「誇り」これなんだ。といって、マンガ家ではない・・。「独立」日本も参考にしたらいい。そー思った。例えば、バレーボールとかね。スポーツはいい。野球は連帯感を育てる。イチロ大好き・・!武士だな・・。
チャンネル変えるとやってた。原口氏は、相当、みんなの党を嫌ってますナ・・!
表情でわかる。そしてスイッチオフ。時間もったいない・・!

こちとら、まだまだ生きとかんとならん。子供に仕送り・・。


08. 2012年5月26日 16:28:42 : HkDjpRHO9k
3D利権の粉砕
電力、電波、道路

電力は、発送電分離
電波は、クロスオーナーシップ禁止、NHK解体
道路は、高速無料化

全て民主党が約束していたことだ。


09. 2012年5月26日 16:37:33 : WrZjZPLVBY
03へ
「おれはこんな言い方に反発を感じるね。
共産党じゃあるまいし、「真実を探す」のなら、なんでもかんでも「反」をつければいいわけじゃない。
むしろ「反」でも「正」でもなく、おれたちのすべきことはあくまでも「考える」ことだろ。」
この物言い どこかで見たように思うが、気のせいかな。
工作するならもう少し考えたらどうだ。
植草先生のスレッドなのでこれ以上はやめておく。
                    名もなき民
                   


10. 2012年5月26日 17:46:31 : 7A7SihEcZU
なんでも「反」をつけるやつは凝り固まった共産党と同じだ。
凝り固まった自民党とも同じ。
もっと柔軟にならなきゃなにをしてもだめだよ、きみたち。w

11. 2012年5月26日 20:28:21 : jylWuhXUI2

植草尊師渡りはともかく、
天下りを廃止すれば具体的にどのようなメリットを享受できるのか、
それを示さずシロアリシロアリと念仏唱えていても、まともな人間は反応しませんよw

TVならそれでもいいだろうが、ネットでは無理だね。
鏡ばっかりのぞいてないで、少しは頭も使えよw



12. 2012年5月26日 20:36:12 : jylWuhXUI2

> 中曽根元首相は1986年に提示した売上税案を撤回した。最大の理由は、
> 総選挙の前に、「投網をかけるような税は導入しない」と発言したことだった。

★郵政民営化改正法:自民、棄権は1人のみ (毎日新聞)
-民営化路線を見直す法、可決・成立 乃依
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/463.html

> 中曽根弘文参院議員会長も
> 「05年当時心配したとおり、民営化で地域の郵便局は廃れた。改正は当然だ」
> と強調した。

中曽根先生は親子そろって、実に立派なことをおっしやる。
といっても、後で逆のことを、小泉などほかの人間を使ってやらせるわけだがw

共産党も中曽根のこういうところを見習いたいんだが、
政治力がないから、ただの狂犬どまりなんでしょうねw



13. 2012年5月26日 23:38:41 : rWmc8odQao
植草氏の著書「消費増税亡国論」ですが、今、Amazon「政治入門」部門で3位ですね。
出版界の事情はよく知りませんが、けっこうロングセラーなんじゃないでしょうか。
消費税に関する真実が徐々に広まっているのかと思うと嬉しく思います。
そして暗いニュースが多い中での、一筋の光明のように感じます。

14. 2012年5月27日 00:51:09 : sUpHQ8Q75g
>>03
> 共産党じゃあるまいし、「真実を探す」のなら、なんでもかんでも「反」をつければいいわけじゃない。
>>09
> なんでも「反」をつけるやつは凝り固まった共産党と同じだ。


おまいらがどう思おうが自由だが
字面に固執するのは思考力が足りないことの証左とだけ言っておく

植草氏が
子鼠・ケケ中・食反島ら売国奴に冤罪で嵌められ名誉を毀損されたのは
一般ピープルにとって実に大きな損失だった


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