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http://gendai.net/articles/view/syakai/136728
【記事】
午前中と午後4時以降にずらす
政府と電力各社は夏場の節電要請を今後強めていく方針だ。「原発再稼働がなければ、大幅節電は免れない」という“ドーカツ”は腹立たしいが、本当に電力が逼迫(ひっぱく)するのは真夏の8月の昼間の一時期だけ。もっとピークシフトを検討すべきじゃないか。
衆院議員の田中康夫・新党日本代表が日刊ゲンダイ本紙コラムで「不要不急なTV視聴を抑制するのが、最大の節電効果。その一環として正午から4時間、甲子園での高校野球を“シエスタ(昼寝)”すべし」と言っていたが、これは非現実的な話でも何でもない。高校野球中継は1回戦、2回戦でも視聴率が7〜10%(昨年・関東地区)と、昼間のテレビ番組にしては高い。そのうえ、実は経産省(旧通産省)は、90年代から何度も、夏の電力ピークをずらすため、高校野球の開催時間の変更を検討してきた過去があるのだ。元経産官僚で電力の制度改革に携わった石川和男氏がこう言う。
「高校野球シーズンは最も暑い時季で、冷房をつけてテレビを見るために電力使用がピークになりやすい。それで、文部省に夏の高校野球の秋へのシフトやナイターへのシフトを依頼しようと真剣に内部で検討したことがあります。しかし結局、頓挫しました。毎回、文部省がけんもほろろに拒否するのです。『国民的行事であり動かせない』『夜の野球は高校生の教育上よくない』というのが理由でした。甲子園のナイター照明より、全国の人が昼間に冷房の中でテレビ観戦する方がよほど電力を使う。試合時間を午前中と午後4時以降〜ナイトゲームというようにしたらいいのではないでしょうか」
今夏の高校野球は8月8日から15日間の開催で、高野連は先月、「3回戦までは午前8時開始」「2試合となる準々決勝と準決勝は午前9時開始」「決勝は10時半開始」という節電プランを発表している。しかし、昼間の試合をやめればもっと節電できる。今どき「夜は高校生の教育上よくない」なんて時代錯誤だし、「国民的行事」とか言っている場合じゃない。
節電要請の前に、経産省も文科省も、今回は本気で検討してみたら。(2012年5月25日 掲載)
【記事終わり】
野村総研の調査で空調より節電効果が大きいとされているテレビ、別に昼間の放送が無くても命に関わる問題が発生するとは思えない、バラエティ番組で節電を訴えるより放送を止めて節電に協力したらどうだ。
投稿者はテレビはスポーツや自然物以外見ないので別に永久にテレビ放映が無くなっても何ともない、むしろでたらめな政治関連番組などで不愉快な思いをしなくて済むからむしろ歓迎だ、もうテレビはいらない!!。
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