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小沢氏との会談は決裂必至。野田首相は民主党分裂を一気に加速させるトリガーを引くのか
民主ドロドロ〜!うごめく“小沢切り”&“野田降ろし”の謀略
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120523/plt1205231811009-n1.htm
2012.05.23 夕刊フジ
野田佳彦首相と民主党の小沢一郎元代表の直接会談が、来週にも行われる。野田首相は、消費税増税法案の今国会成立に向けて協力獲得を目指すが、党内最大グループを率いる小沢氏は「増税反対」の姿勢を変えない構え。同席する輿石東幹事長は党内融和を優先するものの、税という基本政策で180度食い違うだけに妥協点は見えない。怪情報も飛び交うなか、両者が決裂し、党分裂に向かうのは必至といえそうだ。
「時は今、待ったなしの改革だ。ずっと長い間、民主党内で議論して、党としてまとめ、政府として法案を国会に提出した。政府と党が一体で今国会中に成立を期すのは当然のこと。国民のために成立させる」
野田首相は23日午前、衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、増税法案を含めた一体改革法案について、こう決意を語った。だが、法案成立の先行きは混とんとしている。
民主党内では、小沢氏が増税法案採決時の造反を早々と明言している。野田首相との会談が持ち上がって以降も、周辺議員に「向こうが変わらないなら平行線だ」といい、歩み寄る可能性を否定している。
万が一、野田首相が小沢氏の協力を取り付けられたとしても、衆参ねじれのなか、自民党の協力がなければ法案は成立しない。その自民党は協力の条件として「小沢氏との決別」を突き付けているのだ。
常識的には「八方塞がり」に見える野田首相だが、実は、「増税法案成立のため、自民党との大連携に腹を固めている。輿石氏に、小沢氏との直接会談の設定を指示したのは、『小沢切り』の第1段階に踏み込んだということ」(官邸周辺)という証言もある。
現に、野田内閣の閣僚や民主党執行部は、さまざまなルートで自民党執行部や重鎮らと接触している。ギリシャ発欧州危機もささやかれるなか、膨れ上がる社会保障費に対応するためには、「増税は不可欠」というのは、民主、自民両党の大連携派の共通認識となっている。
野田首相は今後、増税法案の今国会成立への協力と引き換えに、衆院解散を自民党などに確約する「話し合い解散」も視野に入れるとみられる。
これに対し、小沢氏やグループ議員は「反増税」を掲げて、離党・新党結成も視野に入れている。1年生議員が多く、手勢が激減する早期解散・衆院選にも、断固反対する姿勢だ。
小沢氏が会長を務める「新しい政策研究会」(新政研)には、社会保障や国の統治のあり方、安全保障、原子力エネルギーなど8つの勉強会があるが、「それぞれが政策提言をまとめる予定。新政研は、小沢新党の準備組織ともいえ、政策提言は新党の政権公約にもなる」(小沢氏周辺)
先月末、小沢氏が陸山会裁判で「無罪判決」を受けた直後こそ、小沢グループ内には「増税法案の是非について、民主党代表選で決着を付ける」という意見もあったが、控訴されたことで、こうした意見も沈静化した。現在、法案採決で造反→離党→新党結成という流れが固まりつつある。
つまり、野田−小沢会談が開かれることは決まったが、両者の考えが一致する可能性は極めて低いのだ。
会談に同席する輿石氏は、党内融和を最優先しており、「増税法案採決が党分裂につながりかねない」と判断すれば、小沢氏側に立って「会談の仕切り直し」「法案採決の先送り」を提言するとみられる。
こうしたなか、永田町に怪情報が流れている(22日既報)。「通常国会は延長なし」「民主党代表選は前倒し」というもので、民主党一部に「野田降ろし」の謀略があることをうかがわせた。
野田首相は「政治生命を懸ける」とした一体改革法案を成立させるため、「小沢切り」の正面突破に踏み切るのか。党内の反乱予備軍を押さえ込めるのか。その答えはまもなく出る。
◇
野田首相、小沢氏説得に全力…来週中に会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120523-OYT1T01007.htm?from=top
野田首相は23日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会で、消費税率引き上げを柱とする一体改革関連法案について、消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表と来週中に会談し、説得に全力を挙げる考えを表明した。
民主党内の一部で、同法案の採決を先送りするため6月21日に会期末を迎える今国会の大幅延長論や、法案を継続審議として国会を閉じる案が浮上していることに関しては、法案採決の先送りを否定した。
自民党は、同法案に協力する条件として、首相が小沢氏と決別するよう求めている。23日の質疑では、同党の野田毅税制調査会長や逢沢一郎前国会対策委員長らが質問に立ち、首相が小沢氏との会談で、民主党の党内融和を優先して妥協することがないのかどうかをただした。
これに対し、首相は、「(小沢氏は)元々消費税率引き上げに絶対反対の立場ではないと思う。大局観に立って腹蔵なく話をすれば、ご理解いただけると確信している」と述べた。
(2012年5月23日22時57分 読売新聞)
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