http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/444.html
Tweet |
上司の人事処分に騙されるな!
http://isukeya.iza.ne.jp/blog/entry/2697035/
2012/05/23 20:13 いすけ屋の戯言
田代検事の上司 元特捜部長も処分へ
2012.5.23 08:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120523/crm12052308090001-n1.htm
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢一郎民主党元代表(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、法務・検察当局が当時の佐久間達哉特捜部長(55)=現法務総合研究所部長=に人事上の処分を科す方針を固めたことが22日、関係者の話で分かった。訓告処分とするか、国家公務員法に基づく懲戒処分とするか最終調整を進めている。
法務・検察当局は既に田代検事を懲戒処分とすることを決めており、佐久間元部長以外の当時の東京地検幹部についても、訓告処分などとする方向で検討している。来週中にも処分を発表する方針。
問題の報告書は平成22年5月17日付で、小沢元代表を起訴相当とした検察審査会の1回目の議決後に作成され、石川議員が話していない内容が含まれていた。田代検事の捜査報告書の記述は、特捜部副部長が作成した別の捜査報告書にも引用され、ともに検審に資料として提出されていた。
佐久間元部長は、副部長の捜査報告書で小沢元代表の関与をうかがわせる部分に下線を引いて強調するなど手を加えており、法務・検察当局は積極的な関与を重視したもようだ。
(いすけ屋)
検察の犯罪を、人事上の処分で済まそうする法務・検察当局。これでは、法の監視を彼らに任せておくわけにはいかない。それにしても何故、大手マスコミは、この問題をスルーするのか。これまでの小沢バッシングでは、検察リークをさらにバイアスをかけて流していた借りがあるからか。情けない。まあ、これが日本の大マスコミの実情だ。
田代検事の不起訴は読売と朝日。そして上司の処理は産経。皆が目立たぬように、アリバイ造りをしている。酷いのは、朝日新聞の5月18日の記者有論コラムで「小沢氏事件 証拠こそ裁判のすべて」という記事を小沢番の特別報道部久本良太氏が書いている。
産経と並んで、もっとも小沢バッシングに熱心だった朝日新聞の記者が、いまどき、もっともらしい事を言って、小沢無罪確定に向けて「逃げ」 をうっているのだ。何故裁判当初から、普通の事が書けなかったのか。ここに記事の内容を紹介する。
< 東京地検特技部が西松建設を極秘に捜索した2008年6月から、今年4月の小沢一郎・民主党元代表の無罪判決まで、一連の事件と裁判を取材し続けた。
約4年間を振り返ると、資金菅理団体「陸山会の土地取引事件で、元秘書を逮捕したことへの疑問が今も私にはある。小沢氏本人との共謀を示す証拠は少なく、元秘書の在宅起訴で決着させる判断をしていれば、その後の検察への信頼を失墜させた事態は避けられたのではないか。
先立って摘発した西松建設の違法献金事件は、大きな成果を示した。特技鄙は、小沢事務所が談合組織に「天の声」を発し、受注業者を決めてきたことをゼネコン各社に認めさせ、長年のうわさを調書にした。元秘書は自身の公判で、ゼネコン調書の証拠採用に同意。小沢氏の威光で公共事業をゆがめてきたことを認め、元秘書の一審判決も「天の声」を認定した。
確かな証拠で固めた違法献金事件に比べ、土地取引事件では無理を重ねた。
特捜部は小沢氏が土地購入費として出した4億円はゼネコンの裏金で、それを隠すための虚偽記載という強い動機を描いた。「元秘書を逮捕すれば裏金を認め、小沢氏も起訴できる」という甘い見通しで逮捕に踏み切ったが失敗した。主任検事から検事総長までの決裁ラインには12人いたが、最終的に小沢氏起訴の積極派は3人で、消極派か圧倒的多数だった。
小沢氏は市民の手で起訴されたものの、一審判決は秘書からの「報告・了承」の中身か薄く、小沢氏が違法なことと知っていた証拠はないと考えて無罪とした。
この結末は検察の不起訴段階である程度、予想できた。 4億円の原資が特捜部の見立て通りの裏金ならば、小沢氏が収支報告書に書かない動機は十分ある。裏金捜査に失敗した特捜部が、なかば無理して作ったのが『報告・了承』の場面で、そのために具体的な中身までは描けなかった――との思いが当時から私には強かった。
[民意]による起訴であっても、刑事裁判は証拠がすべてであり、無罪という結果は尊重すべきだ。道義的・政治的な責任は国会の場やメディアか追及すれば足り、刑事責任と混同してはならない。
控訴に踏み切った摺定弁護士が今後、小沢氏本人に結びつく新たな動機を立証できなければ、控訴審でも有罪判決を得るのは難しいと思う。>
文中にあるように、「陸山会の土地取引事件で、元秘書を逮捕したことへの疑問が今も私にはある」と白状している。ならば、なぜこの時、そういう報道が出来なかったのか。ここまで検察の悪がばれてから告白するのは卑怯である。5月18日の記事だぞ。皆が「おかしい、おかしい」と言っていた時期だ。
検察が田代検事を不起訴にしても、まだ検察審査会がある。もう資料の捏造は出来ない。審査会メンバーの選定に不正が無ければ当然「起訴相当」議決になり、最終的には強制起訴になるだろう。検察の不正は野放しにしてはならない。
実は検察は、小沢無罪判決で幕を引きたかった。控訴審が続けば、検察の悪事がバレバレになる。田代検事以外にも、上司が必ず証人として呼ばれるからだ。しかも公文書偽造の被告人として。
ところが民主党幹部の某氏は検察役弁護士が「控訴」を決定する前に知っていたという情報がある。自民党の某重鎮に対して「小沢はまだ控訴審がありますので、よろしく」と言ったそうだ。つまり、国策捜査の引き延ばしを、今度は検察役弁護士に命じたということだ。今の3人にとって、新証拠があがるわけでもなし、共謀の事実を証明するのはミクロンの穴を通すより難しい。それがわかっていて、最大120万の俸給で、おそらく1年間も拘束されては、本業の商売あがったりだろう。
何らかの政治的圧力があったと考えるのが自然である。最初は自民党が始めた国策捜査であるが、それを菅政権、野田政権に通じる法務のドンが引き継いだものとみられる。本当の悪は、政治家なのだ。沖縄地検に中国船長を解放させた事を思い出してほしい。法務に通じる政治家と言えば、もう、おわかりだろう。
しかし、とりあえずは検察の悪人を法的に処分しなければ、法治国家が腐ってしまう。
◇
佐久間元特捜部長を処分へ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5857.html
2012/5/23 日刊ゲンダイ
小沢裁判 捏造捜査報告書問題
小沢裁判で明らかになった元特捜部検事、田代政弘・現法務総合研究所教官(45)による捏造捜査報告書問題で、法務・検察当局が、当時の特捜部長、佐久間達哉・国連アジア極東犯罪防止研修所所長(55)の人事上の処分を検討していることが分かった。
佐久間検事は、田代検事が作った捏造報告書などにアンダーラインを引き、検察審査会の「小沢=クロ」の印象を強めた張本人とされる。検察当局の聴取に対して「審査員に分かりやすくするため」などと説明しているが、検察が「不起訴処分」と判断した部分を強調するならともかく、真逆のことをやったのだから、検察審を「強制起訴」に誘導しようとしたことは明らか。
人事上の処分なんて大アマ過ぎる。田代検事ともども、とっ捕まえなければこの国の法秩序は保てない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK130掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。