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「「起訴議決制度を利用して起訴する」というアイデアを思いついた奴は誰か:市川寛弁護士」
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2012/5/23 晴耕雨読
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【陸山会事件】僕の感覚では「事件にのめり込みすぎて起訴しようと鼻息荒くする主任」を「被疑者らに接していないがゆえに冷静かつ大局的な視点で事件を見る決裁官」がなだめる決裁が最も健全。
つまり「 強気な現場を弱気な上司が抑える」のがまとも。
そして、逆は最悪。
この感覚に照らすと、陸山会事件で、もし現場の検事たちが小沢さんを起訴せんと血気にはやっていたところを、決裁官が制止したとすれば一応はまともな動きだったことにはなる。
だが、前田証言からは「現場は消極」で、主任・中間決裁官(部長)が積極、そしてトップ(?)が消極だったようだ。
なんだかんだで特捜検事なんだから「現場」だって十分に判断能力がある。
そんな現場が消極、それも「証拠がない」という消極姿勢だったのだから、この事件はダメに決まってる。
そして、トップ(検事正、検事長、さらには総長レベルまでいってるはずの事件)も同じ感覚だったのだろう。
現場とトップが「証拠がない」という一致した判断をしていれば何の問題もないはず。
が、中間決裁官どもがトチ狂っていたのがこの事件の鍵。
こいつら、事件と闘っていた現場と、事件の最終責任を負う上司の両方をないがしろにしたことになるわけだ。
主任や部長どもがやろうとしたことを単純化すると、地方のヒラ検事が次席から「嫌疑不十分だ」と断じられたにもかかわらず、自分で勝手に起訴状書いて起訴しちゃったようなもの。
およそまともな検事のやることではない。
上司は無過失責任を負うべきと思う僕でも、こんなことに責任を問えない。
しかも先ほどの例で言えば、そのヒラ検事はデタラメの証拠を次席に内緒で作って勝手に起訴したことになる。
もう検事どころか人間として感覚が狂ってる。
外野からは「お前、なんでそこまでしてその被疑者を起訴したいわけ??」と言うしかない。
組織人云々でなく「検事として」あり得ない。
この「検事としてあり得ない」奇行が、こともあろうに次席や特捜部長主導でやられたんだから、陸山会事件ってのは検察庁を瓦解させる(別の意味の)大事件だ。
とにかく次席、部長、副部長、主任には「お前ら、なんでそうまでして小沢さん起訴したかったわけ??」と問い詰めるしかない。
僕は陰謀論には無関心なので、ひたすら問い詰めたいとしか思わない。
ただ、陰謀論に「挨拶」だけすると、トップクラスの幹部が嫌疑不十分の判断だったとなれば、小沢さん抹殺の企みの発祥地はどこになるんだろうか、という素朴な疑問がある。
政治的思惑の発祥地と言ってもいい。
これは元特捜検事から聞いた話だが、政治案件で、現場が起訴したいのに、まさしく政治的配慮らしき思惑を持つトップから起訴を止められて大憤慨したケースがあるらしい。
真実なら問題だが、これはこれで構図はわかりやすい。
陸山会事件は現場とトップの判断が一致しているのだ。
現場とトップが嫌疑不十分で一致していたのに、次席〜主任がデタラメな証拠を作ってまで起訴したがった動機は、僕の感覚では政治的思惑でなく、ろくでもない検事が抱きがちな「野心」程度のものではないかと思う。
「小沢という大物を起訴すればオレは上にいける」というチャチな根性。
動機は本人を「割る」しか知る術がないのでここで考えをやめる。
この事件の次の問題は「起訴議決制度を利用して起訴する」というアイデアを思いついた奴は誰か、だ。
これも僕の感覚では、まともな検事が思いつくことではない。
既に述べたとおり、検審は検事の目の上のたんこぶだからだ。
この問題はさらに「確実に検審に起訴議決をさせられると読めていたのか」と続く。
以前述べたが、デタラメな証拠を作っても、検審が確実に起訴議決すると予測できるのがどうにもピンとこない。
ここから検審自体に対する疑惑が浮かぶわけだ。
狂った検事どもとつながっていたのか、と。
疑問点は以上のとおり。
これらの問題を解明するには、狂った検事どもはもちろん、少なくとも検審で審査補助員を務めた弁護士にも事情を聞くしかあるまい。
そして、陸山会事件捜査を解明しておかないと、「また同じことが起きる」。
だからこの件の全容解明は「絶対に、絶対に」必要。
おしまい。
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