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維新塾受講生50人に聞いた次期衆院選への出馬意思
毎日新聞 2012年05月12日 16時00分(最終更新 05月12日 21時37分)
http://mainichi.jp/select/news/20120512k0000e010223000c.html
「改革への熱い思いが湧いてきた」「人数が多すぎて議論ができない」−−。大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪市長)が次期衆院選に向けた候補者養成の場と位置付け、3月下旬に開講した「維新政治塾」には今、受講生の高揚と落胆が入り交じる。社会保障や外交・安全保障など、国政課題を学んでいる約2000人を半数程度に絞り込むまで、予定されている講義は5回。12日には第4回が開かれた。
「橋下改革の神髄に触れることができた」と話すのは大阪府内で介護の仕事に携わる40代男性だ。公務員制度改革などに共鳴し、「自らも大阪を変えたい」と参加した。1時間程度の講義をただ受けるだけでは物足りないと、受講する講師の著書を5、6冊買って予習して臨む。受講生の有志約10人で自主的な勉強会も計画している。「参加者全員が改革に熱い思いを持っている。明るい話題が少ない日本で元気になれる」と意欲を見せる。
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http://mainichi.jp/select/news/20120512k0000e010223000c2.html
中部地方の30代男性は、勤務先のメーカーの社内ベンチャーの仕事で国の規制に不満を感じたのがきっかけで参加した。「民間でも政治を学ぶ人が増える良いきっかけとなっている」と評する。外交評論家の岡本行夫・元首相補佐官の講義を聴いた公認会計士の男性は「国防のことはよく知らなかったが、岡本先生の話で、領土問題でも中国のプレッシャーが強くなっていると分かった。もっと危機感を持たないといけない」と述べた。
一方、塾の方向性に違和感を抱く人もいる。コンサル関係の仕事に就いている男性は「受講生は全体的に保守の色が強い」と指摘。所属する班のグループディスカッションでは「徴兵制」がテーマとなり、25人中20人が「賛成」と答えたという。「体制を変えたいという橋下市長には共感するが、選挙で大勝したら日本はどうなるのか」と戸惑う。また、東京都の男性は「1班が20〜25人で、発言も1人1分で議論なんてできない。期待していた人には納得いかないのではないか」と運営に不満を漏らした。【平野光芳、林由紀子】
◇出馬意欲「ある」が4割…受講生50人調査
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http://mainichi.jp/select/news/20120512k0000e010223000c3.html
毎日新聞は維新政治塾の第2、3回の講義に出席した受講生計50人(男性43人、女性7人)に、国政進出への意欲や選挙資金、政治経験の有無を尋ねるアンケートを実施した。
次期衆院選に立候補する意思が「強くある」「ある程度ある」と答えたのは、計19人で全体の約4割。一方、「あまりない」「全くない」は約3割。維新は、塾を次期衆院選の候補者発掘の場と位置付けるが、国政進出を希望しない受講生が一定数を占めることが分かった。
大阪、埼玉、石川の各府県の3人は、地元市議選への立候補を目指していると答えた。
選挙資金に関しては、衆院選出馬の意思が「強くある」または「ある程度ある」とした19人のうち、7割超の計14人が「十分ある」「ある程度ある」と答えた。
政治経験については約8割が「ない」と回答する一方、現職の県議、市議、東京都区議が計3人いた。
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出ました、「徴兵制」!!
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