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元記事はこちら ⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_2ace.html
検察の指揮命令系統は軍隊に等しい。
歴史上…こうした特殊組織の機構的欠損は常に同じである。例えばナチスドイツなどのように、「正しい指令」と「間違った指令」を峻別出来ずに暴虐の限りを尽くす。
つまり、検察は、制度設計上の欠損を抱えた不完全機関である。そもそもブレーキが装着されていない壊れた物理的機関に等しく、善悪の区別無く坦々と上層部から発せられた指令を遂行し、敷かれた軌道を突っ走るだけの狂った組織なのだ。
この検察の制度設計上の欠損である狂った軍隊式指揮命令系統を悪用したのが、2009年に政権脱落の危機に瀕していた自民党最後の政権・麻生内閣である。当時の森英介法相が発っした「政権を危うくする野党党首・小沢一郎氏を冤罪で陥れる」という国家的犯罪指令・・・ それが小沢陸山会冤罪事件を此の世に創り出したのである。
近代日本政治史上最悪のミッションを実行したのは、東大法学部閥で構成された検察の赤レンガ派だ。。。このウジ虫どもが日夜考えているのは自らの生涯賃金の積算だけ。幼い頃から勉強・受験を繰返し、遊びや挫折で培われる人生の機微・慈愛の精神を放棄した無味無臭の人間たちが、年金の計算をしつつ霞が関1丁目1番地1号で日々過ごしている。
この司法試験を受かった頭でっかちのウジ虫どもは、出世ルートから外れることを極端に恐れる。一度も挫折を経験したことが無いような根性無しの奴等ばかりだから、生き残るために卑怯・卑劣な行為を選らぶ。人の道を外れる以外に選択肢が無い世界を自ら創り上げ生きているのだ。
まさに、餓鬼・・・ 飢餓道・畜生道を生きる邪鬼である。
心の鍛錬を怠り、人間の業に呑み込まれ、狂った頭でっかちのウジ虫らが国を壊している。
広く知られているように、法務省(赤レンガの建物)の中では、所謂「判検交流」が繰返されている。。。司法試験というペーパーテストだけに執着し、倫理試験を経ずしてエリートと呼ばれるようになった半端者たちを対象に、既存の支配体制維持のための歯車として働き、人間らしさを放棄することの出来る「優れた人材」を発掘・精錬することが、その目的だ。
腐臭漂う法務省内の人事の闇、我国最大のブラックボックスが、鉄錆の如く赤く古ぼけたレンガに覆われ、霞が関の最も皇居に近い処に建てられている。
全国各地の裁判官や検事の中から選ばれた俊秀が、この法務省内のブラックボックスに集められ、『国家を支配する。』というエリート意識を高め合っているのだ。。。そこで培った腐った人脈を上手く利用して出世した検事が法務事務次官となり、東京高等検察庁検事長などを経て検事総長のイスに上りつめる。
此の国を支配することと法務省内の人事を支配することは相似的関係にある。政治家にとってさしたる旨味もない法務大臣の席は小物政治家の指定席だ。。。法務省の予算は人件費が大部分で、補助金などの政治裁量で動く部分が少ないから、大物政治家は財務省・国土交通省・経産省・厚労省などに触手を動かす。
これが司法高級官僚の聖域(隠れ蓑=ブラックボックス)に丁度良い仕組みとなっている。
小沢一郎氏が危惧する内閣法制局職員は、このブラックボックスから排出されているのだ。
法務省は、司法高級官僚らの支配聖域だ。検察の第1の仕事は、法務省内の人事権支配を維持することで此の国の支配体制を護ることである。。。小沢一郎氏はこの聖域を壊そうとしている(と、司法官吏らは考えている)。
慣例として検事総長は、判検交流を糧として出世した赤レンガ派検事の中から、総長OBなどの意見を反映して司法官吏組織の総意として選ばれるのだが、小沢氏は検事総長人事に国会承認を必要とするよう、制度改正を求めている。。。これが虎の尾を踏む結果となった。
我々国民からすれば、全くもって、検察の制度設計上の欠損を補う当然の策だが、これは正に検察のブラックボックス・聖域に手を突っ込む行為と、先方からは受取られただろう。
我々国民は、このような視点で小沢氏と検察の対決を解析する事も大事だろう。
さて・・・ 話を元に戻すが「赤レンガ派」に対して、現場で捜査に当たる検事で構成する組織は「現場派」と呼ばれ、東京地検特捜部を中心として主に東日本各地を転任して廻る「東廻り」と、大阪地検特捜部を中心に配属される「西廻り」に分かれている。
東廻りの代表が現在の笠間治雄検事総長で、彼は前任検事総長の辞任という異例の事態で、旧麻生政権の圧力に屈した赤レンガ派が忌避される形で現場派から抜擢されたのだが、それとて検察の縦社会の掟として「東廻り」が「西廻り」に優越するという慣例を踏襲している。
検察の中には、このような差別待遇が現存しており、西廻りの現場派検事が検事総長になる日は将来も無いと思われる。。。この原因は、結局は「近衛兵」という天皇崇拝思想に帰着すると考えているが、此処では長くなるので割愛する。
。。。 。。。
今般、東廻り検事の田代政弘が不起訴とされる旨リークされているが、大坪・佐賀・前田ら西廻り検事らに対する処遇からすれば「差別」「格差」が歴然としており、笠間治雄検事総長がこの偏向処分を覆せないとなれば、検察改革の希望の灯は消えたと解釈してよいだろう。
この背景には、頭でっかちで捜査経験の無い赤レンガ派が、東廻り現場派を重用することで検察全体を操ってきた薄汚い歴史的国家支配体制の構図が見え隠れする。。。所詮、笠間治雄も一介の東廻り検事に過ぎず、赤レンガ派の中枢人物の処罰を含む改革はさせてもらえないのだ。
現場派の長である笠間治雄検事総長が改革を断行出来ないようであれば、もはや検察解体は避けられない。このように、不完全で腐りきった欠陥組織を擁護する理由は、もやは何も無い。
我々国民は、こうした検察をはじめとする司法高級官僚社会の実態調査を怠るべきでは無い。あらゆる方面から厳しく調査し、不正を指弾し、『なぜ、検察は内部改革ができないのか?』という問いの答えを、自ら探し出して行かなければならない。
真実を国民に伝えないマスコミの代わりに、我々市民ネット族が真実を暴露してゆかなければならないのだ。
喫緊の課題として田代政弘不起訴の原因究明が必要であり、田代政弘不起訴の方針を覆す為に、あらゆる努力を最後まで怠るべきではないと・・・ 国民と自らを鼓舞したい。
最後になるが、検察は、検事総長に手の届かなかったNo2以下の人材を最高裁判事に廻して最高裁判所を実質的に支配し、最高裁事務総局に極めて強い影響力を持ち続けている。その検察が、小沢一郎氏の検察審査会審議をどのような形で妨害したのか・・・
このあたりが敵勢力の急所になるだろう。
此処を、植草氏提唱の「主権者国民連合」(政治的一大勢力)で叩く必要があると考えている。。。そのために「主権者国民連合」に賛意を表したと言ってもよい。
真実を国民自らの手で掴み取り、全ての国民の面前に晒す、その日まで活動を続けよう。。。
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