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2012-05-18 | 小沢一郎ヤフーニュース より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120517-00001116-yom-pol
小沢氏に「腹を割ってお伝えしたい」首相 読売新聞 5月17日(木)21時54分配信
野田首相は17日夜、NHKの番組に出演し、首相が民主党の輿石幹事長に対し、小沢一郎元代表との会談調整を指示したことに関連し、「小沢氏には、ぜひ(消費税率引き上げ関連)法案を推進する立場で協力いただきたい、と腹を割ってお伝えしたい」と述べた。また、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働の正式決定について「そろそろ、その判断の時期は近い」と語った。最終更新:5月17日(木)21時54分
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【私のコメント】
こういう報道を聞くと、誠実なのは野田で、かたくななのは小沢だ、という印象を無条件に持つに違いない。それがこの報道の狙いなのだが。しかし、そもそも、この『社会保障と税の一体改革』案なるものが一体何なのかということが問題なのだ。
財政難 → 増税 それだけが強調されて、
不況 → 増税 ? 社会保障の全体像は ?
それらの疑問に対する答えがまったく示されていないのだ。不況時の増税は国を危うくする。不誠実なのは野田のほうである。その野田の不誠実さを覆い隠すために、NHKキャスターの大越健介がさかんに野田ヨイショをしている。『小沢はガンコでかたくな』、そういうイメージ作りに必死である。
答えが示されないことがわかっているのに、なぜ会談する必要があるのか。政治家にとって一番大事なことは、会談に出席するかどうかということである。それ自体が高度な政治的判断である。『話し合わなければ何も始まらない』という人がいるが、話し合うためにはそれ相応の見通しが必要なのだ。何の見通しもないままに話し合ってどうなるのか。イメージ作りに利用されるだけではないか。
こんな時に増税してどうするんだ。どんな経済理論からも、今回の増税案を説明できない。ケインズも、マルクスも、フリードマンも説明できない。イロハのイから理屈に合わないのだ。そんなことをやろうとしているのが野田ドジョウ総理である。理屈に合わないことを話し合ってどうするんだ。
NHKの大越キャスターはそのことに対してまったくツッコミを入れない。逆に『党員が党の決定に従うのは当然だ』と野田ドジョウ総理をけしかける始末だ。そんな党内の組織論が問題なのではない。これは経済理論なのだ。そのことを問わずに、『党員が党の決定に従うのは当然だ』というのは、問題のすり替えである。経済論の矛盾を組織論にすり替えているだけだ。
キャスターの大越健介はくせ者である。NHKの報道はいつも巧妙である。巧妙に口裏を合わせている。そして一番大事な論点を覆い隠している。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/1f5f1d42aafdee7458bcebdccd98692b
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