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「法務大臣の指揮権発動ってのは、こういうときのためにあるんぢゃないですかね。:市川寛弁護士」
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2012/5/17 晴耕雨読
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決裁システム自体にも問題なしとしないが、むしろ厄介なのは決裁官の決裁姿勢にある。
決裁官ってのは「なにか指摘しないといけない」強迫観念にかられてる人が少なくない。
だから副部長より部長、部長より次席がより細かいことを言い出すと、もう仕事は回らない。
どうでもいいことだから。
無論、例えば「次席は問題ないって言ったんだろ?」とだけ尋ねて「はい」と答えると「うむ。
わかった」とだけ言ってハンコを押してくれた検事正もいた。
上は一定限度で下を信頼しないと組織が回らない。
その一方で、こっちに言わせれば重箱の隅をつつくだけのどうでもいいことばかりサディスティックに指摘して「どうだ、これが決裁だ」みたくふんぞり返ってたばか決裁官もたくさんいた。
そんな奴に限って、起訴後に問題が起きると「おれは知らん」と逃げ回って主任に責任を押しつける。
きちんと育った検事なら、事件の責任は主任が負うという自覚はちゃんと持っている。
それなのに決裁官が「おれはそんなことは聞いてなかった」と触れ回ってるのを伝え聞くと、「この野郎(怒)」と思うのは人情。
決裁官になるには一定の「度量」がいるんですよ。
田代検事の虚偽報告書問題にしたって、副部長だの部長は揃いも揃って「いや、嘘が書いてあったとは知らなかったっす」って逃げ回ってるだろ。
おれに言わせれば、たとえそれが「真実」でも、決裁官は部下を守って「おれが責任を負います」と言わないとダメ。
史上最低の特捜部だね。
石川議員を聴取の検事、嫌疑不十分で不起訴へ http://t.co/7W4nESxv「逮捕中のやりとりなどと記憶が混同した」とする田代検事の説明には、一定の合理性がある←ああ、そうですか。
田代検事は完全に検察庁におもちゃにされたね。
田代検事、不起訴とともになされる「人事上の処分」も気になる。
嫌疑不十分であるからには懲戒免職にはできまい。
僕は、彼は辞職する覚悟でいると思っているが、果たして検察庁が辞職させるか。
もし検察庁が彼を辞めさせずに匿い続けたら、それこそ彼の今後の検事生活は地獄だ。
だって、どこに行っても仕事できるわけないぢゃん。
飼い殺しなんて生やさしいものぢゃないよ。
警察を引き合いに出して悪いが、不祥事やった警察官が停職◯か月とかの処分と同時に辞めるように、彼も辞めると思うんだが、ここまでデタラメな役所だと予測がつかない。
大坪さん、佐賀さんは否認のままで懲戒免職になったけどね。
検察庁の関西切り捨て、東京死守の露骨すぎる差別待遇は目に余る。
田代はね、石川さんの2度目の取調の時から、何一つ自分の意思では決められず、検察庁に弄ばれているんだよ。
検事にも無罪推定ははたらくから、仮にとするが、彼が罪を犯したとしても、それは徹頭徹尾、検察庁の言いなりにされた結果だ。
もし、田代を辞職させたら、検察庁は検審申立があっても「もう、そいつはうちの組員ぢゃありませんから」って平気な顔して成り行き任せにするんぢゃないの。
ただし、放り出す前に組織防衛のために徹底して言い含めるだろうがね。
そもそも、田代は既に検察庁からとことん言い含められてるから、あんな馬鹿げた弁解してるんだよ。
どんなに検察庁のために尽力した優秀な検事でも、いざとなれば使い捨て。
> 「検察庁のため」と「国民のため」ってやっぱり違うんでしょうか。
違うと言うしかないでしょうね。
> 田代検事の場合、検察庁のためですらなく、上司のためっていう感じもしますね。
田代(僕が呼び捨てにするのは彼と親しいからなんですけどね)の「記憶の混同」弁解は、少なくとも対外的には証言の時に初めて出たものですよね。
これ、彼のとっさの苦し紛れだったのか、あるいは検察庁から仕込まれた弁解だったのか、そのへんも少し気になりますね。
「記憶の混同」弁解が検察庁から予め仕込まれたものだったとしたら、そりゃ、よほどの覚悟がない限り最後まで押し通すでしょう。
「よほどの覚悟」ってのは、極端な話、自らの手で東京特捜部を潰す覚悟(もしくは度胸)。
彼は芯の強い検事だったけど、それを求めるのは酷だと思いますね。
> Shoko Egawa: 田代検事の報告書は、当日の取り調べでは出ていなかった会話が出ているだけでなく、石川氏が再三、調書の誤りを指摘したのに、それを一切記載していない。この外形的事実からは、当然のように、 一定の意図=故意が推認できると思うが。
「推認」どころか常識で考えれば「断定」できますよね・・・
田代不起訴は一見「身内に甘い」と映りますが、よくよく考えると彼にとって途方もない心理的負担を強いるものでしょう。
だって、常識ある市民なら「いい加減にしろ」って怒りますから。
検察庁は「田代が否認してますから」って不起訴にするんでしょ?つまり、市民の非難は彼だけが浴びるんですよ。
もちろん、検察庁も「ふざけた処分をするな」と非難されますが、「組織」への非難って、その中の厚顔無恥な連中には痛くもかゆくもないんですよ。
顔が見える特定の検事が処分したとなれば少しは違いますが、主任検事だってしょせんは歯車。
これが組織犯罪の一つの本質ぢゃないですかね。
僕はいつも「組織」より「組織人」に目が行くので、田代不起訴を本当に叩き潰すためには、誰が彼を取り調べたのか、誰がその他の捜査をやったのか、誰が決裁したのか、そうした個々の検事を暴き出し、「お前がやったのか」と議論を挑むことが効果的だと思います。
感情的に非難してもダメでしょう。
田代不起訴が正式に決まったときは、おそらく東京地検だか最高検のナンバー2が説明するんでしょう(検察庁って、どういうわけかトップが説明しない会社なんですよね)。
これがいけない。
「お前はお呼びぢゃねぇんだよ。主任と決裁官に説明させろ」と市民が声を上げることができればいいのですが。
彼も皮肉だよね。
「ヤクザの手下が親分をかばう」云々って報告書作ったら、まさか自分がその通りの状況に追い込まれちゃったんだから。
やりきれないですよ。
法務大臣の指揮権発動ってのは、こういうときのためにあるんぢゃないですかね。
検察庁の良識派幹部や、まともなヒラ検事たちは泣いてると思いますよ。
どうにかならないんでしょうか。
> 特捜部からお呼びがかかるような検事ではなかったが、嘘の報告書やアンダーラインで指示されて報告書を書くよう命令されてもその場に自分がいたら当然拒否していた。だから今の自分がある。自分の身は自分で守るということは当然のこと。田代君はそれが分からなかった。出世の誘惑に負けた。
それは違うと思います。
「出世の誘惑」なんてチャチな代物ならかえって拒否できたでしょう。
それに「自分なら拒否できた」と断言されるのは、本当の意味で彼が置かれた状況を想像できていないことになると思います。
ちなみに、私も「出世の誘惑」なく拒否できませんでした上司のデタラメな命令を毅然と拒否できる「申し分のない強い検事」が、なぜ検察庁を去ってしまうのだろう。
人の事情を詮索するつもりはないが、これまた検察庁が抱える大きな問題の一つである。
ちなみに、特捜部なんぞに呼ばれなくても優秀な検事は全国にたくさんいる。
あ、おれは全然違ったよ。
能なしの極み。
なんだ、おれが上司が書いた起訴状に署名したのは「出世の誘惑に負けた」からだと思われてるのか。
心外の極みなり。
大阪地検を出て以来、「出世なんてクソ食らえ」がおれの「検事魂」だったよ。
田代自身がいみじくも石川さんに言った言葉がヒントになるだろう。
「特捜部は恐ろしいところだ」。
これは検事にとってもそうなんだと思う。
狂った命令を拒否できる検事は、それこそどんなに優秀でも特捜部には呼ばれないんぢゃないか。
検事も最後は丸裸の人間だからね。
突然、とてつもない「うねり」に巻き込まれたら、拒否だのなんだのを判断する余裕すらなくなるんぢゃないの。
拒否できるのは、そもそも「うねり」の中に入ってない検事。
つまり特捜事件の外にいる検事ってことぢゃないかな。
> 「検事失格」を読んだ。上層部の見立てに従って無実の人を裁判にかけていく。まるで「白い巨塔」だ。財前教授は無理な手術を部下にさせ、裁判の席では部下に責任を押し付けた。検察上層部が財前教授に見える。もっとも、「白い巨塔」はフィクション。「検事失格」はノンフィクション・・・。
田代の話になるとね、僕は彼が本当に優れた検事だったのを目の当たりにしてたから、それこそ「私情」が入って目が曇ってしまうんですよ。
が、あれだけの検事がデタラメな指示を拒めないことには重みがある、これは贔屓目でなく言うことができます。
「ほれ、これがお前の銃だ。今日、石川(議員)を呼んでるから、仕留めてこい。何にも考えなくていい。とにかく仕留めればいいんだ」。
こんな指示を朝にでも食らって、「ええっ?」とでも言おうものなら「あぁ?お前、特捜検事だぞ。何寝ぼけたこと言ってんの?」みたいな、戦場なんぢゃないですか。
> 実際に石川氏を取り調べた田代さんが全くフィクションとしか言いようのない報告書を自分で書けるものなのでしょうか?
彼一人「だけ」の力ではとても無理でしょう。
石川さんの録音によれば、そもそも取調中、彼は途中で複数回席を立ったり、あるいは電話で上司(らしき奴)と話していたことがわかってますよね。
あいつは小説家のセンスはないので(苦笑)、推して知るべしでしょう。
> うねりについて。レベル低くてすいませんが、悪徳な訪問販売会社にあるような強烈な朝礼とか地検にはあるんですか。組織の方向性を体に刻み付けるような。
ひどいイメージですいません。
そういうものは全くありません。
むしろ、そのようなものがない、目に見えない形で(実は決裁の場が大半の気がしますが)いつの間にか染められていく、そんな組織だと思います。
> ありがとうございます。私は偉そうなことをいってます。すいませんでした。
いえいえ、お気になさらないでください。
検察庁はとにかくブラックボックスですから。
ただ、当然のことながら、私が言う検察庁は私という人間のフィルターを通してのものだとご理解願います。
僕、テレビは殆ど見ないんですが、田代検事問題はどの程度報道されてるんですかね。
陸山会事件捜査は検察史上最悪の汚点であって、絶対にうやむやにできないはずです。
彼らを起訴、処罰しても道半ばにもならない。
陸山会事件捜査は、それこそまれに見る組織犯罪。
裁判所がほぼそれを認定したにもかかわらずほっかむりする検察庁。
「揉み消し派幹部」はいったい何を守ろうとしているのか、さっぱり理解できない。
あなたたちはテキトーに退職して余生を過ごせても、後に続く検事たちはどうなるんですか?!
田代、やっぱりテレビ局の「突撃取材」で映像撮られてたか・・・
おれと関わったばかりにこんな目に遭ったのかもしれないと変な気持ちになってきた・・・
悪いことしたんだからしょうがないとしても、あれはキツいんですよ・・・
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