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「デタラメ調書の問題が問われず、正統性に疑問がある裁判が続くのか:長谷川幸洋氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/7463.html
2012/5/11 晴耕雨読
https://twitter.com/#!/hasegawa24
検察の不起訴判断を素人集団の検察審査会が疑問に思って「白黒を裁判所に」と求めた裁判。
指定弁護士は検審の代理人。
で無罪となったら、代理人が控訴できるのか。
主役であるはず検審の役割が控訴の段階で消えてしまって、指定弁護士の判断が尊重される。
これは構造的におかしくないか。
指定弁護士は弁護士会が指定されただけ。
控訴するかどうかを決めるのは検審というなら、まだ分かる。
代理人が途中でご主人さまの役割を奪ってしまったかのようだ。
指定弁護士に検察その他の意図が紛れ込んでいたら、どうする。
そもそもの検審の意図から逸脱してしまわないか。
外から見ていると「指定弁護士による控訴」という仕組み自体に違和感を感じる。
正統性に大きな疑問がある。
主役は素人集団の検審ではなかったのか。
法律のプロはどう考えるのか。
いったん検審が起訴を決めて、指定弁護士が動き出すと、有罪を勝ち取るまで控訴するというような事態になりかねない。
そんな権限をそもそも指定弁護士に与えられているのか。
途中で「素人集団の意思」という肝心要の要素が「指定弁護士の意思」にすりかわっている。
あらためて「検審の意思」を問い直そうをすると「時間がかかる」とかいう議論もあるようだ。
そんな小手先の話ではない。
そもそも「素人集団に判断を委ねる」という制度の本質にかかわる話だ。
こういう訳の分からない制度が重要政治家について、ろくな説明もないまま運用されると、この国は「暗黒国家」という印象が広がりかねない。
指定弁護士など裁判関係者はもちろん司法関係者はしっかり国民に説明すべきだ。
少なくとも、私には訳が分からない。
おまけに、この裁判では検察のデタラメ調書もあきらかになった。
デタラメ調書の問題が問われず、正統性に疑問がある裁判が続くのか。
それでは裁判自体がデタラメと言われても、しょうがない。
念のために言えば、私は小沢支持でも不支持でもなんでもない。
控訴という事態に根本的な疑問があるだけ。
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