http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/880.html
Tweet |
(回答先: [産経抄] “「知らぬ存ぜぬ」を通した小沢氏はウソをついたことになる” - MSN産経ニュース 投稿者 虎丸花蜂 日時 2012 年 5 月 10 日 06:36:49)
2012.5.10 03:27 [産経抄]
東大法学部出身の三島由紀夫は、『法律と餅焼き』というエッセーで、法律を餅網にたとえた。餅は「人間」を、炭火は「人間のエネルギー源としての、超人間的なデモーニッシュな衝動」を象徴している。
▼その間にあって餅をほどよく焼き上げ、人間を社会的に有益な存在にする役目を負っているというのだ。小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の名前をとって「陸山会事件」と呼ばれる裁判では、政治家の罪を問うのが難しいという、政治資金規正法の欠陥が明らかになった。餅網には、大きな穴があいていたわけだ。
▼ただ検察官役を務めた指定弁護士3人は、やり方次第ではもっとよい焼き加減にできると判断したようだ。きのう、小沢氏を無罪とした東京地裁判決を不服として東京高裁に控訴した。記者会見で指定弁護士は、「看過しがたい事実誤認があり、十分に修正が可能だと考えた」と述べた。
▼さもありなん。地裁判決は、元秘書らが政治資金収支報告書に虚偽記載し、小沢氏がその報告を受けていたことを認めている。それでも小沢氏が、「事情を認識していなかった可能性がある」というのが、共謀を否定した理由だ。
▼仮にもかつて大学院で弁護士をめざしていた小沢氏の目が、節穴だと決めつけているのに等しい。民主党は、小沢氏の党員資格停止処分の期間を「判決確定まで」としていたはずだ。控訴期限を待たずにおととい解除を決めた姑息(こそく)なやり口にも、あきれてしまう。
▼三島によれば、すぐれた芸術家はしばしば餅網の網目をぬすんで、「怖ろしい火と火遊びをしたがる」。だからといって、政治家が自分たちの地位を守るために、炭火と火遊びする行為を許すわけにはいかない
【産経抄】5月10日 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120510/trl12051003300003-n1.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK129掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。