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つくられた嫌小沢ムード
2010年08月22日13:26
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/52667774.html
改革抵抗勢力=敵が嫌がるのは誰か?
クーデターの時、反乱軍はまず最初にメディアと裁判所を占拠する。民主党は政権奪取後それをしなかった。自分たちは反乱軍でもないし、クーデターでもないと思っているのだろうか。
民主党は反乱軍であり、政権交代はクーデターだ。すくなくともこれまで権力を握っていたものはそう思っているはずだ。権力を失ったかつての支配者は旧悪が暴露されはしないかと戦々恐々だ。民主党は自分たちが手中にした権力の大きさ、恐ろしさがわかってない。
民主党政権は検察とマスコミに叩かれボロボロだ。おろかな世論はそれに追従して支持率は急降下。政権交代は半分失敗したようなものだ。国会内政権交代ではあっても、社会的政権交代にまで至っていない。
「政治とカネ」がつまずきの元だが、あれのどこが問題なのだろうか。賄賂をもらって政治を変えるのは問題だが、小沢一郎氏にしろ鳩山由紀夫氏にしろそういうことはしていない。
小沢氏の問題は、土地の購入原資4億円の政治資金収支報告書への記載ミスだ。訂正すればすむ話で、従来そうしてきた政治家は多い。なぜ小沢氏だけが?という疑念はぬぐいようがない。
従来「政治とカネ」といえば賄賂を指した。民主党が政権をとったら定義が変わったかのようだ。
政治活動に関わる資金の問題を意図的に悪いように報道されたに過ぎない。同様の問題は多くの政治家が抱えることで、このように非難されたら無傷でいられる政治家は少ないだろう。
鳩山氏は資産家だったゆえに母親から浄財をもらったに過ぎない。羨まれることではあるが非難されることではない。資産のあるものがそれを社会に還元したわけで褒められてもいいぐらいだ。
非難するとすれば貴族政治ということだろうが、ノブレス・オブリージュのいい実践例でもある。貧乏人のヒガミがこれに反発しただけだ。同じように母親から献金を受けていた弟の鳩山邦夫氏への批判がほとんどないのはどういうわけだ。意図的狙い撃ち報道ではないか。
いいことでも悪いように報道されては世論は敵になる。だからクーデターの時、メディアは押さえなくてはならない要衝となる。民主党はメディアを信用しすぎた。自民党政権下では内閣官房機密費がメディアに流れていたことが野中元官房長官によって暴露された。自民党だってメディア対策はやっていたわけで、それが長期政権の礎となった。できたばかりの民主党政権がメディア対策をやらないのは無防備すぎる。買ったばかりのパソコンにウィルスソフトを入れないで使うようなものだ。
いまの新聞やテレビに独立性などあるわけがない。紙面を見ても検察リークが氾濫し、多様性などない。メディア本来の姿勢に問題がある。その見極めが民主党政治家についていないのが失敗の元だ。それまで(政権交代まで)相手は反則ワザを駆使してメディアコントロールを行ってきたのに、民主党政権はそれをしないのだから叩かれるに決まっている。
検察に対しても甘すぎる。検察は半世紀の長期にわたってひとつの政治勢力に支配されてきた。ヘドロのようなものはたくさん溜まっていることだろう。それを暴き出されてはたまらないので抵抗する。検察の独立だの正義だのを信じるのが間違いだ。政権を奪取した途端に、批判があろうとも検察をコントロール下におかなくてはうまくいくはずがない。こんなことは古今東西の革命で行われてきたことでありイロハだ。
反省は権力を完全に掌握してから行えばいい。戦っている最中に反省して勝てるはずがない。敵の嫌がることをする─のが戦いの常道だ。敵は小沢氏を一番嫌がっている。だが世論調査では小沢氏への支持は低い。世論まで敵にのせられている。そういう空気になってしまっている。
何ごとも最初が肝心。今になって劣勢を挽回できるだろうか?
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