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とうとう最高検が乗り出さざるを得なくなった 「陸山会事件」の捏造報告書問題
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2012/5/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
本気かパフォーマンスか
最高検がついに重い腰を上げた。陸山会事件で捜査報告書を捏造し、市民団体から「虚偽公文書作成・同行使容疑」で告発されていた田代政弘検事(45)の捜査に乗り出したのだ。当初は告発状を東京地検に丸投げしてウヤムヤにしようとしていたが、ネットに流出した「捜査報告書」などで“組織ぐるみ”のインチキが発覚、頬かむり出来なくなったのである。
「今月初め、市民団体に最高検から受理の連絡が入ったのです。遅きに失した感は否めないが、本気になっているポーズを示さないと、収まらない。
それほど検察はダメージを受けています。田代検事は、地検の調べに対して『報告書が審査会に提出されるとは思わなかった』と弁明していますが、流出した反訳書には『今日の調書は検審も見るわけですよね』と尋ねる石川議員に、田代検事が『見るよ。だってそのために取るわけだから』と答える場面が出てくる。ウソは明らかで、ゴマカせなくなったのです」(司法ジャーナリスト)
田代検事は昨年12月の小沢裁判で、弁護側から捏造報告書について問われた際、「石川(知裕)議員の著書で言っていることが記憶にあり、混同して書いた」と証言した。これもウソだったことは明白だ。石川議員の本が出版されたのは、報告書作成日から3カ月以上も後。「記憶の混同」はあり得ないからだ。
「虚偽公文書作成・同行使罪」は決して軽くない。7日には、横浜地裁で自転車盗難事件をデッチ上げた元警官が「虚偽有印公文書作成・同行使罪」で懲役2年6月、執行猶予3年を言い渡されている。裁判長は判決理由で、「捜査全体の信頼が損なわれ、社会的影響は大きい」と指摘していた。田代の捏造報告書が与えた社会的、政治的影響もハンパじゃないのだ。もっとも、最高検が乗り出してきても、インチキの全容が明らかになる公算は小さい。元東京地検検事の落合洋司弁護士はこう言う。
「問題を解明するほど、自分たち(検察)が困る。決して良いことではありませんが、やはり、適当なところで打ち切って田代検事を『不起訴処分』にする。その上で『戒告』などで済ませるつもりでしょう。検察としては反省のポーズを取りつつ、玉虫色の決着を図る考えだとみています」
本当にそうなったら、検察なんて組織は、この国に不要だ。
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