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株式日記と経済展望
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「橋下首相」は日本の歴史教育と歴史教科書をどう変えるだろうか。戦前日本
の「正の側面」について記述することも目指す。橋下徹を批判する人は売国奴
2012年5月9日 水曜日
◆維新の会思想反映されれば教科書から「従軍慰安婦」消えるか 5月9日 NEWSポストセブン
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120509-00000007-pseven-soci
中央政界も無視できない存在となった橋下徹大阪市長。もしも将来、国政に進出し、「橋下首相」が誕生すれば、歴史教育、歴史教科書はどう変わるだろうか。高崎経済大学教授で、教育問題に取り組む日本教育再生機構理事長の八木秀次氏が論じる。
* * *
「橋下首相」は日本の歴史教育と歴史教科書をどう変えるだろうか。
もちろん、一朝一夕で教育委員会制度を廃止することはできないし、教科書は国定ではないので、政権の歴史観がそのまま教科書に反映されるわけではない(左翼政権の歴史観をそのまま反映させないためにも、国定であるべきではない)。だが、少なくとも目指す方向としては次のようなことが考えられる。
まず、教育の基本として、健全な愛国心を育む。安倍内閣時代の2006年に教育基本法が改正され、「我が国と郷土を愛する」という文言が入ったが、あらためてその方向性を確認する。
実は今年2月、私が理事長を務める日本教育再生機構が開いたシンポジウムに安倍晋三元総理と松井一郎大阪府知事に登壇していただいたのだが、その際、安倍氏は維新の会が目指す教育改革を評価し、松井氏は安倍内閣の教育基本法改正を現場に反映させるのが教育行政基本条例の目的だと語った。保守本流たる安倍氏と維新の会は思想的に気脈を通じている。
その思想が反映されれば、教科書の記述も変わる。例えば、「従軍慰安婦」に関する記述は、今年度から使用される中学教科書からは全て消えたが、来年度から使用される高校教科書ではいくつもの社で記載され、「かりだされた」「働かされた」といった強制性を想像させる言葉が使われている。橋下政権はこうした記述がなくなることを目指す。
「南京事件」「南京(大)虐殺」については、多くの中学と高校の教科書で記述され、高校教科書の中には「約20万人を殺害」「略奪・放火や女性への暴行」といった日本軍の残虐性を強調する記述もある。こうした記述もなくなることを目指す。
ちなみに今年2月、河村たかし名古屋市長が「南京事件」の存在を否定する発言をした時、橋下氏は、「歴史に関する知見や外交関係を踏まえて発言するべきだ」という趣旨のコメントをした。これを河村氏への批判と解釈するメディアもあるが、橋下氏は「南京事件」「南京(大)虐殺」の存在を認めたわけではない。一地方首長が発言することの損得を合理的に判断した、というのが私の解釈だ。
この他、「沖縄集団自決」「A級戦犯」など、戦前日本の「負の側面」を誇張、捏造した記述についても再考する。
その一方、彼の過去のツイッター発言に見るように、戦前日本の「正の側面」について記述することも目指す。(そのツイッター発言とは、大阪府知事時代の2011年6月にインドネシアを訪問した時、その独立に果たした日本の貢献を感謝されるなど、想像以上の親日感情を示された。
この体験を受けて当時のツイッターに次のように書いている。「僕の世代が受けてきた教育は、こういう事実を全て捨象した極めて一面的な歴史評価だ」「第二次世界大戦について過ちを反省すべきところは反省する。しかし、評価されるべきところはしっかりと評価する。次世代の日本の子どもたちには、しっかりとした教育がなされるべきだ」)
具体的に言えば、明治以降の日本が果たしたアジアの解放、発展への貢献である。例えば日本統治時代の朝鮮半島に鉄道を始めとする重要なインフラが敷かれ、「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国の経済成長を日本からの巨額の円借款が支えた事実などを正当に評価する記述に変える。
◆橋下市長:「原発ゼロ無策は国家危機」 5月3日 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20120503k0000e040163000c.html
市長は2日、北海道電力泊原発3号機が5日に停止し、全国で稼働する原発がゼロになることについて初めて言及し、「原発が再稼働できなかった場合の対策を国が講じていないのは重大な国家危機だ」と政府を批判した。4日に開かれる大阪府・市のエネルギー戦略会議などで、関西としての節電策を早急にまとめる意向も表明した。
橋下市長はこれまで、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について「専門家の意見が公表されないまま、政治家が安全宣言するのはおかしい」と政府批判を繰り返してきた。この日は再稼働の是非については「政治判断がありうる」と留保したが、「再稼働できる場合と、できなかった場合との二つのプランを持っておかないといけない。それが国家運営だ」と述べた。
また、夏の電力需給を検証する国の第三者委員会が関電管内の電力不足の見通しを15%と縮小したことについて「数字が変われば変わるほど信用性がなくなる。最初から政治が一定の方針を示さないと、15%と聞いても本当かよと思う」と批判した。【藤田剛】
(私のコメント)
政界では小沢一郎の無罪判決で政局はにわかに流動的になって来ましたが、野田総理は野党と小沢グループの板ばさみにあって立ち往生しています。消費税増税はシロアリ退治が終わらなければ国民の理解は得られないでしょう。しかし野田内閣ではシロアリ退治は行われそうもない。東日本大震災の復興もなかなか進みませんが、消費税増税以外は関心がないようだ。
シロアリ退治は政治の強力なリーダーシップが必要ですが、民主党政権では行政担当能力がなく結局は官僚任せになってしまった。小沢一郎も以前に民主党には政権担当能力がないと言っていましたが、自民党のような族議員もおらず官僚を使うことに不慣れだった。逆に、しがらみが無い事が改革を断行できると見ていましたが、官僚に説得されてしまうと何も出来なくなってしまう。
なかなか進まない公務員制度改革に国民の怒りが爆発して、大阪の「維新の会」に国民の期待が高まっていますが、小沢一郎が民主党代表選挙で勝利して小沢内閣で「国民の生活が第一」路線が復活するか注目されます。でなければ野田内閣は立ち往生して予算関連法案が成立せず、6月頃には辞任か解散総選挙になるだろう。
解散総選挙になれば「維新の会」が台風の目になりますが、民主党は大敗して自民が第一党になる可能性があります。もし自民が過半数が取れなければ公明や「維新の会」が加わった連立政権になるでしょう。6月ごろになれば「維新の会」も選挙体制が出来上がってきますが、野田総理は解散せずに辞任の道を選ぶのだろうか?
そうなると民主党政権で4人目の交代になりますが、総理が代われば選挙で信任を問うべきだといっていた民主党は裏切ったことになる。野田総理が辞任すれば後任の代表選挙には前原氏と小沢氏の一騎打ちになるのでしょうが、無罪判決の後だけに小沢氏が選ばれる可能性が高い。もし小沢内閣が出来れば検察やマスコミなどへの報復が予想されますが、検察の腐敗も追及されなければなりません。
あるいは野田総理が解散を道を選べば、「維新の会」が台風の目となり50〜200議席を獲得するだろうと言われています。それに対してマスコミによる橋下攻撃が行なわれると思いますが、ネット上でも橋下攻撃をしている人がいます。しかしそれらの多くはレッテル張り程度の内容であり、外資の手先とかパチンコ利権の手先とか、河村市長の南京事件発言を批判したといった根も葉もないものであり、為にする批判に過ぎない。
ニュースで小沢無罪裁判を不服として指定弁護団が控訴したそうですが、検察が二度起訴を断念したことに対して裁判して無罪だから控訴すると言うのは無理筋ではないだろうか? 最初から小沢一郎の足を引っ張るだけの目的で行なわれているものだろう。しかし控訴によってかえって検察の捏造文書問題が脚光を浴びることになって検察のほうが慌てているのではないだろうか?
これで当面は「維新の会」への期待が高まりますが、橋下徹大阪市長は記者会見やツイッターなどをフル稼働させてアピールしていますが、新しいタイプの政治家なのだろう。記者会見だと新聞やテレビで編集されてしまうから、本来の意思とはかけ離れた記事や報道をされることがありますが、ツィッターを自分で書いているのなら書きたい放題のことが出来る。
橋下氏は様々な人に論争を仕掛けていますが、これも注目を浴びる為の手段なのだろう。文章で論争をすることはなかなか難しく、私も何度か論争してみたこともありますが最後はグチャグチャになります。最終的には物量作戦になって書きまくったほうが勝ちになるようですが、疲れるだけだ。しかし私の言論活動を封じようとするものには徹底した反撃を行なって来た。
文章による論争は記録が残るから、言った言わないの水掛け論は防ぐことも出来るし、時間が経って私の主張が正しかった時には、ねちねちと締め上げるように反論してきた者に止めを刺すこともします。小泉構造改革を批判してきた時も、小泉信者から攻撃されましたが、最近では小泉信者もおとなしくなってきたようだ。ブログ自体も消えてしまったのもあります。
橋下氏の政治姿勢は柔軟であり、原発問題でも稼働派でも全面停止派でも無い。政府に対して再稼動できなかった時の対策を考えておくべきだと言う全うな意見であり、専門家の意見も反映されていないという批判だ。大阪市が大停電になれば大変なことだから当然考えなければなりませんが、関西電力は情報を公開せず再稼動させようとすることに批判しているのだ。
小沢裁判が控訴されたことで、政局の動きはまた違ってきましたが、橋下氏の手腕に期待するしかなくなりました。橋下大阪市長の下には多くのブレーンが集まっている事であり、従来の横山ノックとか青島幸男と言ったタレント議員とは一味違います。人望が無ければスタッフは集まらないし、柔軟性が無ければ勢力をまとめることが出来ません。だからこれから選挙に向かって「維新の会」どれだけの事が出来るか注目されます。
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