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まるで一般人、民間フェリーの予約をする自衛隊(お粗末なこの国の有事輸送体制)
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/817.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 5 月 08 日 10:57:56: EVQc6rJP..8E.
 

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35133?page=3

「やることが多すぎて仕事が進まない」と言ったら、能力がないからだと怒られそうだが、東日本大震災以降の日本はまさにそういう状況と言ってよさそうだ。

 本来ならば、震災の教訓を生かして、被災地および日本の復興・再生に向けたプロセスの大詰め段階に差しかかっていていい頃だろうが、あらゆるペースが遅いことは皆さんもご存じの通りである。

■「民間と米軍の輸送力活用」が中長期的課題
 しかし、防衛省・自衛隊だけを見ても、その後、南スーダンPKOや北朝鮮のミサイル事案など、ひっきりなしに大きな出来事があり、それらに対処するだけで目が回るような日々だった。
 とりわけ、どんな時も真正面の仕事として取り組むことになるのが「輸送」、つまり人員や装備の移動手段である。

 新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の実施に向けて、2011年に防衛省がまとめた「防衛力の実効性向上のための構造改革推進に向けたロードマップ」では、輸送力について「民間と米軍の輸送力活用」を中長期的課題としている。
 これは、「統合運用」と言われながらも、現状の予算縮小傾向では陸海空自衛隊の輸送力の大幅な増強は望めないことからの発想だ。

 事実、東日本大震災において陸上自衛隊の隊員は被災地まで九州から陸路で向かい、北海道からは民間フェリーや米軍艦艇などにより赴いた。
 こうした経験から、今後、いざという時にスムーズに連携がとれる体制の構築を急がなければならないのだが、取り組みはまだ手探りだ。

■厳しい経営状況に置かれている民間フェリー会社
 4月27日に、長距離フェリー協会主催の「大規模災害時の交通手段の役割分担を考える。東日本大震災救援輸送を経験して」と題するシンポジウムが行われ、私もパネラーとして出席した。
私は自衛隊を知る立場として出席し、海運や危機管理の専門家などの方々と討議させていただいたが、大変意義深い試みだったと思う。

 なぜならば、お互いにできること、できないことが、まだまだ多いからだ。
 俯瞰すると、陸自が民間フェリーの活用に乗り出そうとしているのは、予算縮小により自衛隊だけで自己完結できないためである。一方、フェリー業界が自衛隊への協力に大きな力を注ごうとしているのは、高速料金の値下げなどの影響で厳しい経営状況に置かれているということも1つの要因とも言える。

 そう考えると、フェリー会社に自助努力で設備投資を求めることも、フェリー活用にかかる経費を防衛省・自衛隊が捻出することも、そもそも困難だ。
 その大前提を念頭に、いくつかの問題点について考えていかねばならないだろう。

 第1に、「民間フェリーを活用」と言っても、その隻数は年々先細り傾向にある。業界自体の経営が安定することがまず必要だ。

 次に、そもそも地震などが発生した後は、津波の危険性があるために制限がかかり、フェリーを動かせなくなってしまう。平素から国土交通省との意思疎通を図り、災害時には柔軟に対応してもらわなくてはならない。

 そして、ランプ(岸壁に渡す通路)を備えていない船も多いなど、設備の不足もある。また、港にはどこでも入っていいわけではないので、有事に際しては許可申請などを包括的に行うことも求められる。

■国の主導で柔軟な輸送体制を
 今のところ、自衛隊が民間フェリーを利用する際は、防衛省・自衛隊とフェリー会社が個別に調整することになっている。だが、本来は政府によりなすべきことは多い。

先般の北朝鮮ミサイル事案において、陸上自衛隊員は沖縄の石垣・宮古・与那国島に民間フェリーで移動した。この時、「営業の邪魔をしない」ことが条件とされ、自衛隊は民間人と同じように必要な日に「予約」をした。強制力はないので、もし先に他のお客さんが入っていたら運航できなかったわけだ。

 ちなみに、北朝鮮がミサイルを打ち上げたのは4月13日だったが、陸自隊員がフェリーで帰路に就いたのは4日後の17日であった。これは発射予告が12〜15日の間であったことを踏まえ、それより後の17日にチャーターしてあったからである。
 いつでも帰れるようにフェリーを何日も押さえたりすれば、キャンセル料が発生してしまう。そんなお金はとても払えないというわけだ。

 現状では、フェリー各社の厚意により大きな問題もなく利用できているが、今後起こり得る様々な状況に鑑み、国が主導してもっと柔軟に自衛隊が使用できるようにしなければならないだろう。

 そのためには、「官と民の協力のもとで・・・」などという決まり切った文言だけにとどまらない踏み込んだ施策を期待したい。
 端的に言えば、国としてフェリー業界への補助を促進することではないだろうか。有事対応のためのコスト負担など、現在はフェリー会社がそれぞれの判断で行っている。
 政府は、フェリー政策も含めた全体的な輸送対策を構築すべきである。これは大規模災害のみならず、想定される有事に備えるための喫緊の課題ではないだろうか。
 

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コメント
 
01. 2012年5月08日 11:11:47 : dRBrjXVjEo

>>まるまる一般人が大迷惑、民間フェリーの予約をする自衛隊
(有りもしない軍事危機をでっちあげるお粗末なこの国の有事輸送体制)

「陸上幕僚長」「航空集団司令官」「西部航空方面隊司令官」「呉地方総監」「第一師団長」などそうそうたる幹部がPAC3のライセンス製造の軍事財閥三菱の「顧問」として天下りしていることが分かった。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html

「日米安保詐欺同盟の軍需経済だけのために存在する20万を越える防衛庁自衛隊など全く必要ではない、即時解体して10万人の緊急災害救援部隊を創設せよ!」
「イージス艦だとかスパイ衛星だとかミサイル網だとか全くの詐欺兵器のために数兆円を血税から略奪する軍事装備は直ぐ止めろ、対災害の最新鋭装備に転換しろ!」
それは日本国民の悲願だった。
国家予算乗っ取りの軍需経済のために「北朝鮮が上陸して来る」とか「抑止力」とか「中国が攻撃して来る」などと気が狂ったような寝言を言うのはもう止めろ!
「国民が求めているのは侵略強盗の軍事訓練部隊ではない、毎月、毎年国民を襲う災害だけに即時対応出来る災害緊急部隊ではないか!」
それは日本国民の悲願だった。
戦後、国民が災害の度に訴えて来た圧倒的な声であった。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tohokuzisin01.htm

今も毎月毎月5000億円もの血税が防衛費として「抑止力」などという寝言を撒き散らしながら盗み出されている。
毎月5000億円、
この巨額の血税強奪のために、教育、医療、年金、福祉などあらゆる国民生活が破壊されて来た。
日本国民は自国の軍需経済と防衛省のためにボロボロにされている。
まともな経済が育たなくなっている。
近来の日本経済の急落は、軍需経済の伸長によって引き起こされている、
軍需経済は経費極大化で成り立つ究極の詐欺経済である、
人心は荒み、モラルは崩壊し、
とうとう国民を強姦などと抜かす沖縄防衛局長田中聡や選挙介入の民主主義破壊の沖縄防衛局長真部朗のような度し難いチンピラまで現れる始末なのだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html
http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/29ccca663b23645d9044876e57310274
2月24日に閣議決定された答弁書によると、
「陸上幕僚長」「航空集団司令官」「西部航空方面隊司令官」「呉地方総監」「第一師団長」などそうそうたる幹部がPAC3のライセンス製造の軍事財閥三菱の「顧問」として天下りしていることが分かった。
「自衛隊装備本部会計課会計管理官」が、「嘱託」として三菱電機に天下り、
「官庁の契約制度に関する指導」にあたっていた。
国民をコケにした信じられないような血税泥棒振りである。
今回の自衛隊による沖縄侵攻・究極のインチキ兵器PAC3配備は、将来のMD軍拡20兆円に群がる自衛隊・財界・マスコミによる一大猿芝居であった。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tohokuzisin01.htm


02. 2012年5月08日 13:00:28 : uz4zqg3c5L
世間なんてそんなものだ。

貧乏して死ぬことに何の迷いもあるものか。

米シナ韓露の討伐のために国軍200万の健軍の実行。在日の追討令も必要。


03. 2012年5月08日 13:20:24 : zlaAB2aC52
海上自衛隊が建造を計画している19,500トン型護衛艦は、平成26年度に退役が見込まれているヘリコプター搭載護衛艦「しらね」 を代替する護衛艦である。平成22年度予算での整備が予定されているヘリコプター搭載護衛艦(DDH)のため、22DDHとも呼ばれる。

04. 2012年5月08日 13:29:26 : KbjUzFqPyw
私も見た。

息子に新車を無理して買わせない為、18年16万キロの我が愛車・広島のベンツ:ルーチェを届けるのに大洗=苫小牧を往復、北海道初滞在1日未満、温泉施設のリクライニングシートで親子睡眠。帰りフェリーで驚いた。

陸自が北海道演習の帰りに大量に乗り込んできた。私は呉出身で子供時代、真夏に伝令の腕章巻いた陸自隊員の自転車を親父の冷房入り配達用サニーバンで追い抜き恐縮し、同年代の必死の顔を見ていて親近感があった。

隊員さんに聞くと、夏に北海道の演習地で訓練する為、九州から来ていたらしい。私も海自の輸送船を何故使わないのかと、聞いたが、応えてくれなかった。

それで勝手に思った。7月末8月初だったから三井系フェリーの経営支援を国税でやり、涼しい北海道に隊員を行かせてやるのだろうと思った。超大口団体割引だし、雑魚寝の一般船室で誰も邪魔に思わなかった。私は車の帰りでベット割引だった。
福島原発放射能であの航路はどうなのか心配している。

息子と同世代の隊員さんを見ていて、これぐらいまあいいかと思っていた。
フェリーから見た沿岸が東日本大震災でやられ、感慨ひとしおだ。

その後も防衛施設庁が防衛省に合流して三菱電気が水増ししていた。産軍複合体は止めて欲しい。ドイツ、フランス、スウエーデン等の非覇権国家を参考にして欲しい。  


05. 2012年5月08日 18:38:38 : t9M2KfINao
自衛隊は1機で100億を超すステルス機を買う金はあるわけだ。

ステルス機などより高性能なレーダーが開発されただけでほぼ無価値となる。


06. 2012年5月08日 21:39:43 : EypVuclbbY
まだ懲りていないんだな自衛隊が民間まで手を出すとは…。
本来はその逆だろ自衛隊の装備は民間船以上の重装備で緊急時に対応が普通であり民間船など利用は本当にやむ得ないなど(以ての外)だ。

 自衛隊が民間利用を頻繁にすれば下手すれば護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件の様な事になり官尊民卑や最悪は現職で地方公共団体の首長で国民統制監視行為などは大論外だ。


07. 2012年6月21日 08:46:35 : YQX9xw9YPg
>自衛隊が民間利用を頻繁にすれば下手すれば護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件の様な事になり

なぜこんな発想になるのか分らないなあ・・・


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