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ニコニコ生放送において、ネットに公開された小沢氏捜査報告書の真実と真逆な内容が暴露された。
http://31634308.at.webry.info/201205/article_6.html
2012/05/06 23:25 かっちの言い分
ニコニコ生放送において、小沢氏虚偽捜査報告がネット上に公開されるきっかけを作った八木氏が登場し、小沢氏事件に詳しい郷原氏が登場した。
【出演者】(敬称略)
●八木啓代(作家)
●井上トシユキ(ITジャーナリスト)
●郷原信郎(元検察官・弁護士)
【司会】
●角谷浩一(コネクター)
この捜査報告書は、小沢裁判において、指定弁護士、弁護側、一部マスコミにも出たものらしい。民主党の有田参議院員は法務委員会で本物と同じものと確認し、また郷原氏もある筋から入手したものと同じものと確認した。つまり、本物ということだ。
この話の内容は至って簡単で、今回の田代検事が書いた石川氏との対話形式の報告書は、反訳書(ICレコーダーによる会話起こし)と全く異なるものである。また佐久間特捜部長に宛てた斎藤副部長の報告書は、悪意をもって意図的にアンダーラインを付けて小沢氏関与の証拠を印象付けている。木村検事の捜査報告書に至っては、執拗なまでに小沢氏関与を決めつけている。
八木氏は、素人の検察審査員が読めば200%信じてしまうと言い、郷原氏は100人の内、90何人は信じてしまうと述べた。これは昨日、私自身も捜査報告書を読んでいると、これは真実だと錯覚してしまうと書いたが、まさに同じことを言っていた。
郷原氏は、検察の内部でこれだけの捜査報告書が検察トップによって認めた内容なら、明らかに小沢氏は検察自身によって起訴されていると述べた。しかし、小沢氏は起訴されなかった。
検察のトップが認めていない内容であるにもかかわらず、それが検察審査会に出たということは、検察トップには内緒に所謂小沢起訴推進派によって提出されたと思われると述べた。つまり、暗に佐久間部長、大鶴検事あたりでクローズされて出された可能性が強いということだ。
先日TV放送で、捜査報告は2種類あると報道していた。一つは小沢氏を検察トップが不起訴とせざるを得ない内容の捜査報告書であり、もう一つは今回のように検察審査会用に作られたものである。個人的な想像を豊かにすれば、検察トップは検察審査会に出された報告書の内容を当初は知らなかったが、小沢強制起訴が決まった後で、別物であることがわかったと思われる。なぜそう考えるかというと、小沢氏強制起訴の後、現場検察官として、本来手柄を立てたはずの佐久間特捜部長は左遷され、大鶴検事に至ってはまだ退職まで年限が残っていたのに突如退職してしまったからだ。ここでは、明らかに上記の責任を問われたと考えている。
郷原氏はこの捜査報告書の現物が広く国民が知るところになったからには、田代検事を不起訴にすることは国民が納得しないし、検察自体がおかしくなると言った。これだけの現物を国民が広く見てしまった以上、検察自身、法務省も含めて、不起訴や単なる行政処分だけで済ませては、完全に検察への信頼は失墜すると述べた。
検察特捜部は検察の鏡であったが、今や地道に働いている検察官にとっては、検察の恥部になってしまった。この信頼を取り戻すには、身内にはより以上に厳しくしなければならない。江川詔子氏は以下のようにツイートしている。
Shoko Egawa@amneris84
東京地検特捜部の虚偽捜査報告書問題を、検察だけで調査を行い、検察だけで再発防止策をたて特捜部続行って、今回の原発事故を東電だけで調査して再発防止策も東電だけでやって誰もチェックしないまま再稼働、とゆうのに等しくはないかにゃ。しかも原発は事故だけど、検察の方は意図的な作為だからね
八木氏も述べたが、検察自身の捜査起訴、検察をチェックする検察審査会が検察に騙される構造は法的に不備である。今後、法的にも抜本改革が必要である。
これは一番問題意識のある小沢氏が総理にならないと改革は出来ないだろう。
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